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ハイキング
奥武蔵
埼玉県越生町
2007年05月23日(水) [日帰り]
PineTree
コースタイム
東武線越生駅8:20→麦原入口バス停→あじさい山→梅本林道→飯盛峠（グリーンライン）→関八州見晴台→西武秩父線西吾野駅16時頃。
| 天候 | 快晴、暑い。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2007年05月の天気図 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
昨日（5/23）は初夏の暑さでしたね。私は、この暑さの中、まだ５月だとの思いで、越生のあじさい街道・公園→関八州→西吾野と歩いてきました。実は、同年パートナーの友人が「あじさい山」『２時間登頂ハイキング』（山と渓谷社刊）を山行コースに選んで来たのですが、ベテラン（へてらん）二人があじさい山では物足りないと、渋っていたところに、『新ハイキング』６月号に「あじさい山 高山不動から西吾野へ下る」という特集記事が出たので、東上線越生から西武秩父線西吾野まで歩くなら面白そうだと、このコースに決定しました。実際は、当日パートナーの友人は都合が悪くなり、私の単独行になりました。（以下、報告調） 当日は五月晴なのに、越生駅前から黒山行きのバス（８時20分発）は私一人だけ。（前回3/20の黒山→関八州→西吾野もバスは貸切）黒山までのバス路の半分ほどの麦原入口（添付画像１の右側）で下車。ここから、１時間（緩い上り）の麦原地区までを「あじさい街道」と名付け、最後に住吉神社→「あじさい山公園」があり、公園全体があじさい山と呼ばれている。国土地理院の地図には山名記入はなく、山頂らしいところもない。麦原川に掛かるあじさい橋（最盛期には入園料を払う）を渡る。数人の村人が下草刈をしていて草刈り機のエンジンが公園中に響いている。入口に公園案内図の大きな公園案内板が出ていて、山の尾根の最高部らしいところに展望地が描かれているので、先ずはそこまで上ることにする。目標は、山を越えて、グリーンラインに入り、飯盛峠→関八州見晴台まで歩くことで、あじさい山を越えなければならない。公園案内板に描かれていた尾根上の最高部らしいところには、東屋もあり、麦原地区の景観もよい。階段状の遊歩道は、更に上に伸びているので、上っていく。階段や鉄平石の遊歩道歩きに飽きる頃に、左手に登山道風の土道が遊歩道に平行して見えたので、そちらに乗り換えてた。（遊歩道はどこまで続いているのだろうか）こちらの道は、林の中で涼しいのですが、「道の中央が水路になっていたり、石がゴロゴロしていたりして歩きにくい.40分ほどで丁字路にでる。」（『新ハイキング』の「あじさい山」から引用。）私は、歩きながら、どこかで読んだ内容に似ていると思いつつも、そのことに気づかず、どこまで行っても山頂らしいところはないし､山の西側が見えないので、ほぼ1時間不安の中に歩き続け、持参した数枚の資料を拡げることもなく歩き続けた。（似たような事態は昨12月にも高尾山の4号路であった。下山は稲荷山コースを使う積もりが、コース整備中とかで、４号コースに入り込み、１時間近くほぼ水平のコースを走るように夢中で歩いたことがある。）今回はあじさい山の中のどこに自分がいるのかが分からないまま、この山道が登山道でないことがはっきりしたら、戻ればよいと考えていたので、危機感は無かったが、この道は一体どこに通じるのだろうという不安だった。 結局、上記『新ハイキング』の記事のように丁字路に出て、道標もあった（添付画像２）。その道標は可成り古びたもので、今来た方向の「あじさい山公園」指しているので、先が分からなければ、戻ればなんとかなると、一安心。ところが、もう一方の方向には、「小寺」と言う聞いたことのない地名が出ている。上記のガイドには小寺の記載はない。持参した、国土地理院の2.5万図も見ると、今朝バスを降りたバス停近くに出ているので、その方向に行けば、バス停には戻れるが、現在いるらしいあじさい山とはコースが繋がっていない。念のため、更に『山と高原地図 奥武蔵 秩父』も見ると、今度は、地名だけでなく、小寺は「ふるさと歩道」上にあることが分かり、この方向に歩けば､なんとか小寺に着き、最後は「あじさい街道」に戻ると言うことが分かった。仕方がない本日の予定コースはここまで、と覚悟して、昼食とした。予定では、関八州見晴台で大展望を眺めながら昼食という積もりが、無展望の林の中にいた。 食事をとりながらも、小寺方向に歩いてみたり、反対方向にも歩いてみた｡小寺方向の道も、反対方向の道も、どちらもよく踏まれている。目標は小寺方向でないけれど、安心したので、反対（西）方向にもちょっと行ってみたくなり､昼食後、西に歩き出してみた。５分も行かないで、前方が開け、舗装路がみえた。グリーンラインだ！と直感した。小さいながらも道標もあり（添付画像３）、舗装路を上っていけば、野末張見晴台に至ると書いてある。これで、コースもはっきりしたが、後で『山と高原地図』を調べると、先程の丁字路の位置もはっきりした。形勢は逆転して、このままグリーンラインを西に上がっていけば、飯盛峠→関八州に行けるので、予定通りに西吾野に下りられることになった。 （長くなったので、Part 1 とし、Part 2は明日続けることにします。そこでは、大パノラマの発見があり、今までのマイナスがプラスに転じることになります。） |
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