幌尻岳(日高) 2052m
コースタイム
昨年、章夫と一緒に再チャレンジした。幌尻山荘まで無事行った。ほかには誰もいない。備え付けのストーブを焚いて、食事を済ませた頃、若者が1人やって来た。暗くなっていたのに、よく来れたものだ。清水沢中学の高橋という養護の先生の息子だという。彼は2階に上がって、食事の支度を始めた。次の朝、早く1人で出て行った。
僕らも、腹拵えをして出発した。間もなく、章夫が体調が良くなくて引き返すことになった。僕1人登ることにして、戸蔦別の見える稜線まで来た。道には雪が積もっていて、非常に歩き辛い。どんより曇って、上のほうは濃いガスで何も見えない。この条件で、単独で強行するのは危険、と判断して引き返した。
それにしてもあの若者は無事登ったのだろうか。
天候 | 晴れ |
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コース状況/ 危険箇所等 |
7/13(土) 鴫原先生の車で、麻生先生と3人で出発。高速で夕張へ、そして穂別へ。此処で高橋先生のグループと落ち合う。高橋先生は鴫原先生の元同僚で、元穂別高校の生物の先生である。「幌尻岳の植物」という写真集を出版しておられる。 額平川に沿って遡って行く。ジープタイプの四駆、悠々と登って行く。一般には取水ダムの手前5kmのところまでだが、特別の計らいで、取水ダムまで車で行く。 ズックの靴に履き替えて、愈々渡渉が始まる。10回くらいの渡渉の後、幌尻山荘に着く。 さすがハイシーズンである、小屋は2階まで満員である。 何とか寝る場所を確保。寝袋に入って、仰向けになり、やっと足を伸ばせる。 |
写真
感想
一昨年、章夫と2人でチャレンジした。出発がおそかったので、幌尻山荘へ行く途中、何回目かの渡渉の後、日が暮れてしまった。渡渉点が全く見えなくなってしまったので、川岸の木陰で夜を明かした。枯れ枝を集めて火を焚いたが、濡れていてよく燃えず、寒くて震えていた。10月体育の日だったが、星が綺麗な夜だった。雨だったら危ないところだった。
昨年、章夫と一緒に再チャレンジした。幌尻山荘まで無事行った。ほかには誰もいない。備え付けのストーブを焚いて、食事を済ませた頃、若者が1人やって来た。暗くなっていたのに、よく来れたものだ。清水沢中学の高橋という養護の先生の息子だという。彼は2階に上がって、食事の支度を始めた。次の朝、早く1人で出て行った。
僕らも、腹拵えをして出発した。間もなく、章夫が体調が良くなくて引き返すことになった。僕1人登ることにして、戸蔦別の見える稜線まで来た。道には雪が積もっていて、非常に歩き辛い。どんより曇って、上のほうは濃いガスで何も見えない。この条件で、単独で強行するのは危険、と判断して引き返した。
それにしてもあの若者は無事登ったのだろうか。
7/13(土) 鴫原先生の車で、麻生先生と3人で出発。高速で夕張へ、そして穂別へ。此処で高橋先生のグループと落ち合う。高橋先生は鴫原先生の元同僚で、元穂別高校の生物の先生である。「幌尻岳の植物」という写真集を出版しておられる。
額平川に沿って遡って行く。ジープタイプの四駆、悠々と登って行く。一般には取水ダムの手前5kmのところまでだが、特別の計らいで、取水ダムまで車で行く。
ズックの靴に履き替えて、愈々渡渉が始まる。10回くらいの渡渉の後、幌尻山荘に着く。
さすがハイシーズンである、小屋は2階まで満員である。
何とか寝る場所を確保。寝袋に入って、仰向けになり、やっと足を伸ばせる。
鴫原先生は酒が入っていい機嫌である。
7/14(日) 昨夜は、何とか身体を休めることが出来た。今日は山頂往復だから、必要な物だけ持って出発。小屋を出ると、いきなりジグザグの急登だ。鴫原先生、麻生先生の後について登る。なんと速い、速い。それでも何となく付いて登った。結果的にはこれがいけなかった。最初の30分は、ウオーミングアップを兼ね、当日の体調を確かめながら、ゆっくり登る、という原則を破ったのだ。
1本道だから迷うことはない。今日は登山者も多い。マイペースを守ることにした。まもなく高橋先生のグループに合流。
大きなカールの縁の、長い長い登りが続く。天気は良く、陽射しが強い。バテ気味である。今朝の最初の30分がいけなかったのだ。
道端の一面のお花畑に疲れを癒され、かろうじて、ついて登った。
頂上に着くと、麻生先生が待っていて、1時間も前に着いたようだ。天気は良く360度の大展望を満喫した。3人で、僕が持って来た缶ビールで乾杯した。鴫原先生はコーヒーを淹れてご馳走してくれた。
尾根を、七つ沼が見える所まで行った。此処にもう1つのカールがある。
戸蔦別がすぐ目の前に颯爽と聳えている。
下りはそれほど苦にはならなかった。
小屋で一休みして荷物をまとめて出発。渡渉をくりかえし、取水ダムに着いた。
後は車に乗っているだけだ。運転しなくてもいい、これは楽チンだ。
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