2年越しのリベンジをかけて金時山から明神ヶ岳へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,049m
- 下り
- 1,245m
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
金時山は積雪はほとんどなく問題なし。 矢倉沢峠から明神ヶ岳方面は一部で凍結した積雪あり。 |
その他周辺情報 | 登山口近辺に飲食店や温泉施設が複数あり |
写真
感想
急な休みにどこに行くか迷い、気軽に行けて温泉も楽しめる場所を考えた時すぐに浮かんだのは箱根でした。
もちろん去年の10月以降硫黄系の温泉に浸かっていなかった禁断症状も出始めていたのも理由ですが。
以前のログにも残っていますが、2年ちょっと前に金時山に登った時、快晴の中富士山だけ雲がかかり麓しか見えなかった私にとってリベンジしたい山でした。
今年は暖冬だから雪もほとんど無さそうだしこの時期ならとすぐに決めて夜明け直前に登山を開始しました。
麓では−5℃くらいでしたが風もなく登り始めたらすぐに暑くなりました。
矢倉沢峠に到着するとすでに夜が明け初めましたが、何だか上からパラパラと白いものが落ちてきます。
天気予報では晴れと出ていましたが、心の何処かでもしかしたらと言う不安が現実のものとなり、早くもテンションが下がり気味になります。
しかし、僅かな可能性を信じて黙々と登っていきます。
登りは前回と同じルートなので頭に入っており、山頂に登るまで富士山は見えないので最後の登りから空が見える瞬間は思わず、「頼むー、富士山!」と心の中で叫びながら山頂に立ちました。
中腹には雲が出ているものの白く輝く山頂が見えた瞬間、「キターー!!!」と思わず○十年前のCMのフレーズが出てしまいます。
若い人は元ネタよりモノマネで知っている方が多いと思いますが、誰もいない早朝の山頂で決めていたら、カラスが、「アホーッ!」と言って飛び去りました。
無風状態だった山麓とは違い、風が吹き付ける山頂では−7℃くらいでも薄着だとすぐに冷えてしまい、体はともかく手と足がキンキンに冷えてしまいます。
ポツポツと人もやってきますが皆すぐに下山してしまい、雲も少しずつ広がりそうな気配だったので30分ほどの滞在で山頂を後にして明神ヶ岳方面に向かいます。
矢倉沢峠までは同じ道を戻りそのまま直進して尾根沿いに進んでいきます。
金時山では雪の箇所はほぼなかったのですが、こちらは人が少ないせいか降った雪が所々残っていてほとんど凍っていました。
この日は一番気温が下がったのでこのような状態でしたが、気温が高めの日はべちゃべちゃになる可能性もあります。
暫くは背の低い箱根竹の中を登り降りするのですが、雪の重みで倒れ込んだ竹が通路を塞ぎ通りにくい箇所が何ヶ所かありました。
雪はガチガチに凍っていたので人の通った部分はツルツルで一応チェーンスパイクは持ってきてはいましたが結局そのまま登ってしまいました。
時折振り返ると金時山越しに富士山がチラチラと見えますが、雲も広がってきて隠れるのも時間の問題といつもよりはペースを上げて明神ヶ岳に向かいます。
風の強い山頂での食事は避けて少し手前から栄養補給しながら昼前には山頂広場に到着し、隠れ気味になってしまった富士山を見てすぐに下山しました。
もちろん下山後は足の疲労回復も含めて温泉でしっかりとほぐしてきました。久しぶりの硫黄泉の香りと温かさに、「うーん、極楽極楽♪」と2時間以上も入ってたら自分でもわかるほど体に匂いが染みつきました。
もちろんわざとですが、帰りの電車で怪訝そうな顔でこの人なんか匂うと避けていく人達に教えてあげたい。
これが私の元気の源ですよと!
「そんなの知るか!臭いんじゃボケ!!」と99%の人が言うかも知れません。
はい、その通りでございます。ご迷惑おかけしております。でも私にはタバコの匂いよりはるかにいいと思うんだけどなー。
ちなみに硫黄系の温泉に特有のこの匂い、硫黄の匂いだと勘違いしてる自称温泉好きの方もいますが、正しくは硫化水素の匂いです。
下水の硫化水素は臭いですが、温泉の硫化水素は大好物な私でした。
帰ってから画像を取り込んで見たらまた青空に黒い点々が・・・。フィルター清掃のメンテに出してすぐだったのに!
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