奥飛騨 高原川支流沢上谷(沢を異性に例えて言うと)
- GPS
- 03:30
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 500m
- 下り
- 259m
コースタイム
10:00五郎七郎滝-10:15本流-10:30枝沢出合-
10:45岩洞滝-11:00本流-(休憩10分)-
12:35蓑谷大滝-(巻き道を探して10分ロス)-12:15大滝上の落ち口-(休憩10分)-12:45二俣-
12:50遡行終了-13:00県道89号合流、終了
※終了地点の県道89号合流ポイントに、車や自転車などデポしておくと、帰りの林道歩きを省略できてよい。
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は広く、たくさんの車が車中泊していた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
高原川支流沢上谷(そうれだに)は一般ルートではありません。 ◆荒れている箇所、大高巻き、急傾斜のスラブ歩きがあるので、メットやガチャ類の基本装備は必要。 ◆沢登りの訓練経験のある人にとっては大変やさしい、初級ルート。 アプローチがない分、例えば赤木沢と同グレード設定がしてあったとしても、 明らかに沢上谷のほうがやさしい。 沢登り初めての人の訓練コースといった感じです。 |
写真
感想
週末は雨予報だったので、
すき間の晴れ間を見込んで涼みに沢登りへ。
記録を調べていて「観光コースみたいだな」と思ったけれど、
そこは沢ですから、基本装備は携行していく。
自分で沢へ行くことが増えそうだったし、冬もあるしと思い、
今回8.3ミリ×30mロープを購入した。
ギル(gilmonte)というメーカーで、ダブルの基準を満たしている。
これまでは50mのダブルを持って行っていたので、
おかげで、2.6kg→1.5kgに重量ダウンできた。
登ってみた感想は…、
腹八分目というか、まあ、そんな感じ。
何しろ終始ナメで、小滝もほとんどなく、
出てくる大滝もナメだから直登できない。
泳ぐには浅すぎるし。
これでも私、ナメ大好きサワノボラーだけど、
今回初めて「ああ、ナメだけじゃ駄目なのね…」と、
まるで異性の好みがわかったような気持ちを味わった。
3mでも5mでもいいから、やっぱり滝登りあっての沢登りなんだわ。
険しく厳しい登攀があるから、ナメに癒されて感動するんだわ。
ナメだけを求めちゃいけないと思った。笑
(異性に例えれば、優しいだけの男はモテない、ってことデス。笑)
夫は前回赤木沢に連れて行かれた後だったので、
「あっけなかったな」と拍子抜けしていた。
行く前は「帰ったら焼肉!」と宣言していたけど、結局食べなかったし。
入渓〜終了ポイントまで、すべて林道と並走している安心感も、
この沢がやさしく思える理由だと思う。
そんなわけだけど、短いルートの中で、
枝沢を詰めながら特徴ある大滝を3つも見られるのは、一度訪れる価値があるし、めずらしい沢だ。
シーズン始めの足慣らしか、
紅葉時期(10月)に歩くのがいちばん楽しめるかもしれない。
ま、天気の良い日に沢で涼むという目的は達成できたので、
気持ちの良い1日でした♪
沢の好みも分かったしね♪
コメント
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>3mでも5mでもいいから、やっぱり滝登りあっての沢登りなんだわ。
>険しく厳しい登攀があるから、ナメに癒されて感動するんだわ。
感動しました
メリハリというか、バランスというか…。
最近、「いい沢」ってなんだろうと思います!
沢上谷は「おもしろい沢」ですけど。
ガイドブックとか山行記録で「いい!」と言われているものには、それなりの理由がありますね
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