富士山主杖流し&噴火口内で硫黄臭?

コースタイム
天候 | 晴れ(数日前の天気予報では雨マーク) |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
登山シーズンは終わっていますが、あえてシーズンを外す方など、まだ登山者は多いです。 山小屋は大方閉まりましたので、食料や飲料は各自で準備することが求められます。 また、秋に向けて日が短くなり始めましたので、必ずヘッドライトを持ってきて欲しい。 |
写真
感想
数日前まで雨予報が出ていましたが、ふたを開けてみればベストコンディションな晴天具合。
日曜日なので、当然帰路の東名高速や、富士宮登山道までの渋滞を考慮してバイクで目指すことにした。
いつものように、足柄SAのネットカフェで仮眠を取ろうと思っていたら、まさかの閉店でさて、今夜の寝床は何処にしよう。
展望台入り口横ならこの時間、誰もこないだろうということで、雑魚寝することに。
しかし、厳冬期のベースキャンプ地がなくなったのは痛い。連休を取れる仕事ではないので、かなりの痛手だ。
朝起きるとやっぱり体の節々が痛い。慣れないことはするんじゃないなと勉強になった。前日の就寝前に吉野家で夜食を食べて、また朝食で利用するのもいやだったので、うどんを食べる。柑橘風味のつゆは苦手だな。
ファミリーマートで買出しをして、一路登山道へ向かう。富士スカイラインの入り口の看板には渋滞0kmの文字があったが、上の方へ行ってみたら渋滞は1km以上ある。係員がいないから更新されないんだろうね。知らずに行った人は可哀想だ。
駐車場で知り合いがいたので挨拶。富士山スペシャリストのやまちゃんだ。元々晴れていたら一緒に主杖流しをやろうということでしたが、天気予報でそれは中止になり、「では山頂で!」という流れになっていたけれど、天気もいいし、脚力を考えても十分狙える範囲だったため、予定よりも3時間遅いスタートとなりました。
のんびりと6合目まで準備運動宜しく歩く。「6合までが辛いよね」というのは向こうも同じ意見のようだ。
6合上からお中道に入る。先日の大沢崩れでの滑落事故で、関係者の中ではシビアになっているようで、マーキングが隠されていたりした。
マーキングを頼りに、いくつかの沢を越え主杖流しの取り付きに到着するまでおよそ1時間。そんなに標高差もないので疲れはなかった。
登りの斜度はそこそこあるものの、しっかりとステップも踏めて恐怖感はなかった。おまけに急登は個人的には好きな部類に入るのでかなり楽しめた。
高度計を補正していなかったため、実際に自分が標高何メートルくらいにいるのかが定かではなかった。でも綺麗に見えた南アルプスと比較するとなんとなくわかった。南アルプスがしっかりと確認できたから良かったが、これが曇り空だったらテンションだだ下がりだっただろうな。
途中、数回の休憩を入れ、ついに測候所が目に入った。ここまでくればもう一踏ん張り!多少の砂礫に足を取られつつも測候所の裏手にたどり着けた。取り付きから2時間40分。なかなかの及第点ではないでしょうか?
最高峰での写真は渋滞していたので、「いまさら、いいでしょ?」みたいな雰囲気で景色だけ撮ってコノシロ池前まで戻る。
しばらく休憩した後に、噴火口に下りることにする。今回は全部で4名。噴火口は大体200m下がることになるけれど、楽しみが上回って気にならない。
噴火口にたどり着く直前、風に乗って硫黄の独特の匂いが鼻に入った。昨年もこんな匂いはなかったし、やまちゃんは過去何十回と降りているのに、今回の硫黄の匂いは初めてだそうだ。
世間では大震災の後、数年に噴火が起きているなんてニュースもやっていたし、果たしてどうなのでしょう。地下のマグマに大きな圧力がかかっていることは事実だそうだ。今後の行方を見守りたいと思います。
噴火口の中には残雪が多くあり、水の流れる音が響いていた。その雪解け水を探してみると10m登ったようなところにあるではないか。みんな宝物を発見したかのように向かう。綺麗な水は飲んでみると確かに雪が解けた時の味わい。キンキンに冷えて美味しかった。ペットボトルとかコップ持ってくればよかったかな。
長居するのもちょっと危険なので、15分くらいで撤収。帰りは古銭探しをする。江戸時代に噴火口に投げ入れた古銭が未だに残っているのだ。長い年月で地中に埋まったものや、逆に地中に埋まったものがなんらかの拍子で出てくることもある。誰かが踏んだ後に砂礫が掘り起こされて出てくるなんて偶然もある。
「あっちのほうにあるんじゃない?」「全然みつからない!」と、わいわいやって、結果として4人で10数枚ゲットです。
山頂に戻ったときには14時くらい。一休みしてブル道経由で帰ろうという話に。他の山仲間も加わり、下山時には6名に。ブル道はゴツゴツしていないから膝に負担がかからないし、意外に早く下りられます。シーズン中はその名の通り、ブルドーザーが走るので通行禁止なんですけど、9月になるとマウンテンバイク(MTB)が走るほど。
ちなみにMTBが富士山を走っていいのかという話は、ちょっと前の雑誌にはルートとして表記されていたそうだし、県警の判断としても取り締まれないそうだ。
個人的には見ていて楽しいが、正直止まらなくて道を外れそうな気がしてならない。
帰りの東名は流石日曜日なことで、大井松田から30km渋滞。これは第二東名がつながっても関係ないような気がするな。走行スピードに応じて、車間をつめられなくする機械とか作ってくれないかな。
はじめまして、xiao-liと申します。
あの日、主杖流しを登りました。
自分の上に2名、下に2名いたのですが、さらに下に
2名いたんですね。
しかも2時間40分はめっちゃ速いですね
自分も火口底に一回降りたくネットで調べたのですが、
こっちはなかなか勇気がありません
新しい踏み跡があったので、何人か登っていたんだろうなっていう話をしていたのですが、結構登っている人が多かったんですね。
リーダーが風邪気味で本調子ではなかったのですが、予想以上にペースが早かったと思います。
噴火口はそれ程危険ではないと思いますよ。
sprinterさん 月曜はどうもでした
しかし噴火口に降りるなんて全く考えたことが無かったです
それに古銭探しなんてイベントも出来るんだ!
未経験の事は非常に興味が湧きますねぇ
また今度連れてって貰おうかな
月曜日はどうもですo(^▽^)o
古銭探しは童心に返った気持ちになり、楽しいですよ。
是非是非行きましょう!
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