薬師岳(予想通りキツかった飛越新道往復)
コースタイム
2日目 薬師峠キャンプ場4:30-薬師岳-8:20薬師峠キャンプ場9:00-12:30北ノ俣岳-16:30飛越トンネル 行動時間:11時間20分(含む休憩時間)
天候 | 1日目 晴れのち霧のち雨 2日目 晴れのち霧 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日まで
日本アルプスの百名山で唯一の未踏の薬師岳。
今年7月に立山〜薬師の縦走を計画したが、天候不順でキャンセルに。
9月は一泊二日しか予定組めないため、薬師の往復を計画。
折立からの往復では人も多く少し物足りないので、ロングコースとなるが前から気になっていた飛越新道からの往復にトライすることに決定。
1日目
2時に自宅出発、高山IC〜41号〜76号〜山吹峠、飛越トンネルに6時半前に着。
すでに15台ほど停車していたが、この後出発まで車は増えることはなかった。
最初は急坂が続くが、その後はアップダウンの繰り返し。
なおクマ対策として、いつもの鈴に加え、今回は避難小屋分岐までラジオをかけながら登る。
神岡新道との分岐から徐々にうわさ通りに泥んこ路が増えてくる。
但し泥んこ路は残雪期の山のふもとと同じなので、ハイカットシューズにロングスパッツがあれば問題無し。
さらにアップダウンと平坦を繰り返し、展望の無い寺地山へ到着。
北ノ俣避難小屋で給水をし、森林限界の中稜線への登りが続く。
天気の良い三連休初日だったが、やはり飛越新道は人が少なく、稜線に出るまでに出会ったのは10人以下。
稜線に出るも雲の中のため、北ノ俣岳へは登らず、薬師峠を目指す。
少し下ると雨が降り出したため、レインスーツを着用。
たまに晴れ間もあり、虹がたびたび発生。
太郎平小屋到着後はいつもの山バッチを購入。
テント場にビールは売ってないとのことなので、ビールも購入し、薬師峠のテント場へ。
テント場にはすでに30張りほどのテントがあり。
小雨の中、テントを設営し、いつものアルファ米とフリーズドライカレーで夕食をすます。
この日は日没まで雲が取れることは無く、疲れもあり7時頃には就寝。
但しのど風邪のため、咳で数回起きることに。(周りの人には咳がうるさく迷惑かけました)
1時頃にトイレで起きた時には、満点の星空が広がっていた。
2日目
薬師岳の稜線上で日の出を見るために、まだ暗い4時半にテント場を出発。
前日のヤマテンの予報では天気はあまり良くなかったが、上空に雲は無し。
徐々に明るが東側は薬師岳の稜線が邪魔をして日の出を見ることができず。
薬師岳山荘に着いたころには完全に日は出た模様。(なお山荘からも日の出は拝めない)
快晴の中歩き、ほどなくして薬師岳山頂に到着。
これでようやく日本アルプスの百名山すべてに登頂。(百名山全体では43座目)
20分ほど展望を楽しんだ後、下山開始。
日が照って暑くなり、テント場手前で早くもTシャツに。
テント場から北ノ俣岳までは基本登りだが、緩やかな木道歩きと昨日とは違い大展望が広がり、快適な稜線歩きを堪能。
但し徐々に雲が出始め、北ノ俣岳到着時には雲が出たり切れたりする状態に。
北ノ俣岳での小休止後に下山を開始。
多少疲れがあるものの、避難小屋分岐までは何とか問題無く到着。
但しここから駐車場までの道のりは下っては登っての繰り返しが続き、体力以上に精神的につらい3時間であった。
5分おきに時計を見ながらの下山だったが、休憩まめに取り無事駐車場に到着。
なお下山時は、北ノ俣岳分岐直下で二人組に会った後は、連休中日ということもあってか、約4時間誰にも会わなかった。
帰りは東海北陸道の渋滞をある程度覚悟していたが、事故通行止めで荘川ICで下ろされてしまい、荘川ICから高鷲IC間は下道を走ることに。(時間的には渋滞と変わらなかったかも)
全般
・薬師岳往復するだけなら、折立からのほうが断然良い。飛越新道は体力的&精神的にきつい。(M系の人にはお勧めですが)
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