シャクナゲ岳〜チセヌプリ

2020年03月19日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.3km
• 登り: 840m
• 下り: 844m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:35
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:35

8:45 チセヌプリスキー場駐車場
9:30 チセヌプリ分岐
9:30 シャクナゲ岳分岐
10:25 シャクナゲ岳
10:40 シャクナゲ岳分岐
11:25 チセヌプリ
12:20 チセヌプリスキー場駐車場

北海道新聞社『冬山ガイド』による参考コースタイム：シャクナゲ岳〜登り2時間40分。下り1時間、合計3時間40分。チセヌプリ〜登り2時間10分、下り50分、合計3時間。

天候

晴れ・曇り・晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ニセコ町からパノラマライン（道道66号）を岩内方面へ。冬期通行止め手前のチセヌプリスキー場の駐車場に駐車。

コース状況／危険箇所等

雪が緩んでいる部分の滑落注意。風の強い日の突風に注意。

その他周辺情報

山の麓に名湯の湯本温泉郷があり。蘭越町交流促進センター「雪秩父」は素晴らしい硫黄泉で多くの温泉ファンに愛されている。

写真

3/19 8:46

今はJRTトレーディングが運営するリフトの動いていないチセヌプリスキー場からスタート。シャクナゲ岳の頭が少し見える。

3/19 8:46

スキー場隣りの雪秩父温泉。奥のニトヌプリがとても綺麗。

3/19 12:17

チセヌプリスキー場の注意書き。登山等で山に登るときはコースの左脇を通るように、とのこと。町が売却したスキー場らしい。

3/19 8:49

スキー場コースの左脇をトレースに従い登って行く。

3/19 9:02

しらかばの林を抜け、ひたすら登っていく。今のところ天気には恵まれている。

3/19 9:28

スキー場の旧リフト降り場を遠くに見る位置まで登って来た。これからが本番。

3/19 9:30

870m台地に到着。本日2つ目のターゲット、チセヌプリが目の前に現れる。

3/19 9:33

左側にはシャクナゲ岳。白く浮かび上がる山容がとても美しい。夏に登れなかったリベンジ。

3/19 9:41

チセヌプリへのスキートレースはあるが、シャクナゲ岳へのトレースが見当たらないため、シャクナゲ岳に向かってひたすらラッセル。

3/19 9:44

雪庇がせり出している部分を避け、下から巻いて先へ進む。雲行きが怪しく、風も強くなってきた。

3/19 9:49

蘭越町方向。遠くの山並みが綺麗。雲の流れが速く、風が強い。

3/19 9:53

避難場所だろうか。雪庇の下に穴を発見。明らかに誰かがスコップで作った砦。吹雪を避けるにはちょうど良い場所。

3/19 9:57

遠くに積丹半島に連なる山並み。とても美しい眺めにうっとり。遠くは晴れていて羨ましい。

3/19 10:14

振り返ってチセヌプリの左側のワイスホルン方向。少し離れている山には陽が当たっているのに、こちらは雲が厚くなってくる。

3/19 10:16

少し左を向くと、シャクナゲ岳麓の通称：ヴィーナスの丘。1時間半でやっとここまでやってきた。

3/19 10:16

山頂目前の急斜面。雪面はしっかり固まっている。急過ぎてスノーシューが滑る。スキーのシュプールがあちこちに。左からの強風で飛ばされそう。

3/19 10:27

シャクナゲ岳の山頂到着。遠くには岩内の港町。山の下から風が突き上げてくる。体が持っていかれそうな強風。立っているのがツライ。

3/19 10:27

岩内町、日本海方向。強風のため、やっと撮影。

3/19 10:27

蘭越町方向。雲が一気にグレーになって降りてきた。

3/19 10:28

次に目指すチセヌプリ。あまりの強風のため気持ちが萎えてしまう。

3/19 10:31

シャクナゲ下山。本日の秘密兵器。パックカントリースキーには負けてられない。ソリが飛ばされないように紐を体に固定。

3/19 10:33

チセヌプリに向かって急斜面を突進。あれだけツライ登りの時間がウソのように、あっという間に下山。

3/19 10:52

次は、チセヌプリ。急斜面と強風が極度に体力を奪っていく。とりあえず直登。自分の道は、自分で開拓する。

3/19 11:25

先ほど登ったシャクナゲ岳。みるみる小さく見える。強風で体がもたない。

3/19 11:27

チセヌプリ山頂に到着。残念ながら巨大なエビのしっぽに対面できず。これまで経験したことのない強風。すぐに下りたい。

3/19 11:27

ニセコアンヌプリも雲に隠れて何も見えない。今日は晴れの予報だっただけに素晴らしい景色を拝めず悔しい。

3/19 11:30

下山途中、シャクナゲの白い姿がとても美しく、惚れ惚れしてしまう。

3/19 11:40

チセヌプリ下山も、もちろんソリ。急斜面過ぎてブレーキが効かず、何度も転倒。最高に楽しいひととき。

3/19 11:43

バックカントリーの5名ほどがシャクナゲに向かっていた。きっと楽しめると思う。

3/19 11:49

お隣のニトヌプリ。今度は必ず晴天の日に登りたい。次回のニセコが楽しみ。

3/19 13:35

帰り道・ルート66での後方羊蹄山。下山後、雪秩父温泉で温まっていたら、いきなり快晴に。数時間でこんなに天気が変わるとは。

撮影機器：

Canon PowerShot SX620 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター 靴 ザック スノーシュー 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

kazu_VLX

連休の天気が荒れる予報のため、その前に健康増進休暇でニセコへ。冬のニセコ連峰は初めてなので期待に胸を膨らませて登るも、天候が良くなく、素晴らしい眺めは次回への持越しとなった。シャクナゲ岳の白く輝いて浮かび上がる山容は、パノラマラインから観ても美しく、今回その美しい山に登れてとても良かった。また、山麓の湯本温泉郷の素晴らしい硫黄泉は、登山中でもその匂いがはっきりと分かるぐらい強烈で素晴らしい。