北八甲田 東西縦走 田代平〜酸ヶ湯

2012年09月21日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,431m
• 下り: 1,155m

コースタイム

5:00箒場平登山口−8:30高田大岳−10:00小岳−10:20仙人岱−11:20大岳−毛無岱−13;00酸ヶ湯・・・自転車で回送箒場平登山口15:00

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

箒場平の登山口から雛岳分岐までは刈払いが行き届いており快適です。
【雛岳分岐〜小岳高田大岳分岐】
刈払いなし、道迷いの危険あり、相当の藪こぎを覚悟してください。
時折、目印テープあり、ルートファインディングをしながらの行程となります。
安易に入山は控えたほうが良いと思います。
【高田大岳−小岳】
ハイマツが登山道を塞ぎかけています。ある程度の体力の消耗を覚悟してください。登山道はほとんど整備されていません。悪路を覚悟の上、入山してください。
【仙人岱】
水場が枯れていました。注意してください。（めったにないことだと思います。今年の猛暑の影響かもしれません）
【大岳−酸ヶ湯】
新しい木道の整備が進んでいました。快適です。

写真

9/21 5:10

箒場帯登山口
又兵衛茶屋の裏に車を止めさせてもらいました。

9/21 5:56

雛岳分岐
この先、高田大岳方面は相当の悪路、藪こぎを覚悟してください。

9/21 7:31

時ありある、目印テープが頼りです。これがないと道迷い間違いなし。気をつけて。。

9/21 7:50

やっと小岳、高田大岳の分岐到着。地図の表示より相当オーバーしました。20分位遅れ

9/21 8:35

高田大岳山頂。平日早い時間に付き、一人で頂上を満喫。

9/21 9:25

綺麗な山容の高田大岳

9/21 10:21

仙人岱。水場が枯れていました。気をつけて。

9/21 11:20

大岳山頂。少し晴れて岩木山も見えました。

9/21 12:13

例年なら紅葉が始まってもおかしくないとは思いますが、まだ青々しています。

9/21 13:19

酸ヶ湯下山。これからマイチャリで田代平の登山口まで20km走ります。

9/21 14:48

田代平到着。お疲れ様でした。

撮影機器：

COOLPIX S640 ニコン

感想

ebiebi

今回の目標は、北八甲田の東から西への縦走と北八甲田の盟主、高田大岳と八甲田大岳の2つのピークを登ること。酸ヶ湯から田代平（箒場平）までを自転車で20kmを周回することを目標に登りました。
酸ヶ湯に自転車をデポして5時日の出とともに箒場平登山口を出発。
1時間ほどで雛岳との分岐に到着。ここからは、初めてのコース。
2007年の登山地図には、悪路との報告はなかったことから、登山者に使われているコースと思い入山。ほどなく踏み跡がほとんどなくなり、ヤブに覆われた道かどうか見紛う状態になりました。時折、赤テープがあり、それを頼りに進むことに。
地図上のコースタイム1時間40分のところ2時間近く要しました。途中数カ所では、ほとんど道が無くなっており、相当の藪こぎが強いられます。安易な入山は遭難の危険もあろうかと思いますから気をつけて欲しいとおもいます。
高田大岳〜小岳間も少なからず登山道の荒廃が進んでいました。整備が望まれます。
メインルートの八甲田大岳〜毛無岱は整備が良くなっています。

酸ヶ湯から田代平に自転車で周回しました。1時間半強かかりました。結構なアップダウンです。余裕を見て2時間ほど見たほうが良いかもしれません。

雲が出て、展望が期待できないかと思いましたが、まずまず景色も楽しめ、残暑も和らいぎ気温も快適な良い山行でした。当初の目標が果たせました。感謝。
自転車で周回中、八甲田周遊バスなるものとすれ違いました。後ほど登山口の又兵衛茶屋の主人に伺ったところ、最近JRバスが始めたとのこと。
バスを利用すると楽に縦走が可能となります。

コメント

Happi

お疲れ様でした
八甲田はいろいろなルートがあるんですね それにしても藪漕ぎがすごそう

下山後の自転車も距離が長くて大変でした

登山＆自転車の２種目で八甲田を満喫ですね

ebiebi

ありがとうございます。
東から西への八甲田縦走は、余りやってる方いないと思いますが、定着すれば楽しい登山になり、登山道整備もされるようになるとは思いますが・・・
帰りに、登山口の又兵衛茶屋の主人と談義しましたら、途中の雛岳までは、自分らが管理しているそうです。
その先はといううと、青森県やら環境省やら営林署等の団体の許可だ、賃借料だとかの話でだれも手を付けない状態なのだそうです。役所同士のなすりあいのような気がします。
奥入瀬渓流で倒木事故が過去にあり、それ以来地元の方々も管理者として表に出なくなってきたようです。八甲田や青森の山々は、荒廃スパイラルになりやしないか心配です。
自転車も楽しいながら、結構しんどいものです。