土佐中街道、四つ足峠


- GPS
- --:--
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 433m
- 下り
- 433m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートは、あとから手書きしたものであてになりません。途中から古道は崩壊している模様で、有志の方が新しい道をつけてくれています。ですがザレザレ地形のために、大雨が降れば無くなると思われます。 |
写真
感想
旅の途中で気になる名前の峠名を見た。
(四つ足峠ってどう言う由来だろう?)
そこは、国道195号線、土佐中街道と呼ばれ東徳島から高知を最短距離で結ぶ道だ。那珂川沿いにある街道は、険しい峡谷を幾度も超えて東西に180kmにも及ぶ長くて深い道なのだ。
ネットで調べてみた。
ーー峠名の由来は、お堂の四本の柱のうち2本が土佐国側、残る2本が阿波国側に立っていることによるーー
という訳が解らぬ内容だった。
とにかく、どんな所か見に行った。土佐街道沿いの山間の集落を見ていると、村に暮らす人々の生活道や昔の人々が辿った古道を歩きたい気持ちで一杯だったのだ。
すると、思いがけなくミツマタの群生が迎えてくれた。哀愁ある古道はすぐに無くなったが、登山道を整備してくれている方々と会った。そして峠には、今も四つ足堂がかろうじて建って迎えてくれた。
降りてから峠の事を色々調べたが、ネットにはあまり情報がない。そしてトンネルの真ん中に地蔵さんが奉られているからだろう、心霊スポット呼ばわりまでされている。この地蔵さんは四つ足堂に奉られていたものらしい。
珍しい話だ。トンネルを建設するのに当たって、何故それ程までこの地蔵さんに拘ったのだろう?
すると、この地蔵は行基の作だという話があった。それならば頷ける。何しろ奈良の盧舎那仏(大仏)や数々の人々の為に無償の奉仕で物を作ったあの行基なのだ。
行基の活動した跡は、四国には無いと思うがその名前は無視できない。
峠は昔の国境だ。土佐阿波両藩がお堂を再建したという話がある。それで、お堂の四本の柱のうち2本が土佐国側、残る2本が阿波国側に立っていると言う話が残ったのだろう。両国の協力した証だったのだろう。
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