鳥海山 逆鉾の吹浦(大平)から日帰りピストン登山 第2次東北遠征 第3座目


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,253m
- 下り
- 1,253m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鳥海ブルーラインは高原道で走りやすいですが、カーブはそれなりにあります。 大平登山口の少し下に、登山者用の広い砂利の駐車場がありますが、登山口横にも少しだけ駐車スペースがあり、便利です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大平登山口〜河原宿 最初はコンクリートで固められた歩きにくい階段を登ります。 湿原に出ると、小さな沢沿いに丘を登っていきます。 ここまでは高原散策路といった感じです。 河原宿〜御浜小屋 まだまだよく整備された道が続きますが、少し勾配が上がります。 御浜小屋〜七五三掛 石畳のとてもよく整備された幅の道になり、一旦50mほど下らされ、また登らされます。 七五三掛〜大物忌神社 ここからが本格的な登山道になります。 まず千蛇谷に出るために、狭い岩をのハシゴを登り下りします。 その後、千蛇谷では火山岩だらけの谷を岩歩きで越えていきます。 谷を過ぎると今度は通常の石の登山道ですが勾配がきつくなります。 大物忌神社〜鳥海山(新山) 神社を出ると、大きな岩の表面をいくつも登って超えて行きますが、雨で濡れていると滑って危ないです。 その後大きな岩の裂け目の間を通ると、山頂である新山ですが、これもまた岩を登っていく感じで滑ります。 |
写真
感想
朝目が覚めた時、少し風はあるものの雨が降っておらずかなり喜びましたが、朝食を済ませて大平の登山口まで移動するうちに細かい小雨が降ってきてしまいました。
4時15分頃に登山口を出発し、小雨が降り続ける中登山道を登っていきます。ただここの登山道は砂利混じりのコンクリートで固めてあるところが多く、雨の下りはかなり転倒しやすいように思います。5時15分頃に河原宿を通過し、御浜神社へ向かう愛宕坂んへ向かいます。
5時45分頃に御浜神社に到着して裏手に出ると、濃かったガスが少し薄れ、なんとか鳥海湖を見ることだけは出来ました。その後は八丁坂の緩やかな下りと登りを超えて、七五三掛けへの急な登りを進みます。この頃は雨はほんの少しになっていました。
七五三掛からは番号の付いた看板を楽しみに、一旦急な下りを進み、その後千蛇谷のごろごろした岩場を超え、急な岩の多い登山道をどんどん登っていきます。登山道を登りきると大物忌神社に出ます。天候が悪いので神社には立ち寄らずさっさと頂上を目指して登り始めます。
神社から少し登るとかなり本格的な岩場が始まります。傾斜も厳しく岩の大きさも大きいため、登山というよりは岩登りと言った方がいいかもしれません。ペンキマークを頼りにルートを外れないように、足を踏み外さないように気をつけながら登っていきます。険しい岩を登りきると岩が左右に割れたような豪快なところが現れ、そこを過ぎるといよいよ山頂への最後の岩登りです。距離はありませんが足を滑らせないように岩を登り、7時半過ぎに狭い山頂に到着しました。山頂には小さな壊れかけの祠がありましたが、気になったのは岩が折り重なった山頂の岩の割れ目にゴミが落ちていることでした。名山の山頂でゴミを残していくのはやめて欲しいものです。
また雨が降り出した状況なので出来るだけ早く下山するため、すぐに山頂をあとにし、雨で危険な岩場を丁寧に下りてまずは神社まで戻ります。普通なら行者岳方面へ向かうところですが、安全のため来た道を戻りました。千蛇谷の終わりの登りが始まるまで一気に下り、さらに八丁坂の下りと登りを超えて御浜神社、愛宕坂、河原宿を通り抜け、10時過ぎには登山口に戻りました。
鳥海山は庄内・にかほの平地と、日本海を眺められる名山のためとても楽しみにしていましたが、雨でほとんど何も見えず本当に残念でした。
第2次東北百名山遠征日程表
第1日 9月16日 飯豊山
第2日 9月17日 飯豊山
第3日 9月18日 朝日岳
第5日 9月20日 白神山
第6日 9月21日 八幡平
第7日 9月22日 栗駒山
第8日 9月23日 浅間山(大阪へ帰還)
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