鳥海山大物忌神社参拝

2025年08月31日(日) [日帰り]

• GPS: 08:49
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,314m
• 下り: 1,257m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:41
• 休憩: 1:19
• 合計: 9:00

距離 15.0km 登り 1,314m 下り 1,257m

6:32 鉾立
6:39 鉾立展望台
7:42 7:44 賽の河原
8:21 8:28 御浜小屋
8:44 御田ヶ原
8:54 御田ヶ原分岐
9:01 八丁坂
9:18 七五三掛
9:26 9:33 外輪山・千蛇谷分岐
11:07 11:43 鳥海山山頂御室参籠所
12:42 12:56 外輪山・千蛇谷分岐
13:01 七五三掛
13:15 八丁坂
13:22 御田ヶ原分岐
13:36 御田ヶ原
13:49 14:01 御浜小屋
14:26 14:28 賽の河原
15:25 15:26 鉾立展望台
15:31 鉾立
15:32 ゴール地点

天候

曇り〜小雨〜本降り、ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

最寄駅はJR羽越本線象潟駅。象潟駅から鉾立まで乗合登山バス｢鳥海ブルーライナー｣も運行されています。鉾立には約300台駐車できる広い駐車場があります。それでもハイシーズンには駐車に困るほど混みますが。

コース状況／危険箇所等

登山ポストあります。docomoの電波も良好で、コンパスなどでの登山届もOK。登山道はよく整備されています。特別に危険な箇所はありませんが、登山道の大半は岩場を歩くので、スリップ転倒に要注意です。

その他周辺情報

道の駅象潟。道の駅4Fの温泉は日本海に沈む夕陽を眺めながら浸かることができます。道の駅に隣接してmont-bellにかほ店があります。

写真

8/31 6:30

ここから歩き始めます。

8/31 6:32

登山口です。右の小さな小屋に登山計画書の用紙とポストがあります。

8/31 6:32

鳥海山のメインコースは9つありますが、中でも象潟口コースが圧倒的に一番人気です。

8/31 6:40

奈曽溪谷。ガスが広がっていて山の景色はあまり楽しめません。

8/31 6:42

8/31 6:58

登山道はこんな感じ。

8/31 7:03

県境に来ました。ここから山形県です。

8/31 7:32

トウウチソウ

8/31 7:35

賽の河原

8/31 7:40

ハチさんが蜜を吸ってました。

8/31 7:41

本降りになってきました。

8/31 7:42

オヤマリンドウ

8/31 7:44

賽の河原

8/31 8:16

御浜に到着。

8/31 8:18

ハクサンフウロ

8/31 8:23

御朱印を頂きました。書置きで、日付だけここで書き入れてくれます。

8/31 8:25

御浜は良い休憩地ですが、小雨とガスに包まれています。

8/31 8:26

ツリガネニンジン

8/31 8:27

ここから鳥海湖が見えるはずですが、ご覧の通りです。

8/31 8:33

先に進みます。

8/31 8:34

ツリガネニンジン

8/31 8:44

御田ヶ原

8/31 8:46

ハクサンフウロ

8/31 8:49

オヤマリンドウ

8/31 8:54

御田ヶ原分岐

8/31 8:56

石畳の道

8/31 9:05

降ったり止んだり

8/31 9:17

この木道は雨に濡れると滑ります。要注意。

8/31 9:28

千蛇谷コースと外輪山コースの分岐点

8/31 9:39

千蛇谷を下ります。だいぶ小さくなってます、万年雪です。

8/31 9:40

8/31 9:44

雪はやはり冷たいです。

8/31 10:11

チョウカイアザミ。鳥海山の固有種です。

8/31 10:23

8/31 11:01

8/31 11:04

チョウカイアザミの群生

8/31 11:06

ガレ場歩きは楽しいです。

8/31 11:18

鳥海山大物忌神社を参拝。

9/1 10:24

ここでは御朱印帳に直接書いて頂けます。

8/31 11:38

新山はガスで見えません。足元は見えるので問題なく頂上まで行けそうですが、景色を楽しむことは無理なので、ここで撤退することとしました。

8/31 16:50

道の駅象潟

8/31 17:37

道の駅象潟の敷地内に併設されたmont-bellにかほ店。

撮影機器：

SC-51C samsung

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ブルースハープ

感想

降魔成道

　鳥海山大物忌神社は百回近く参拝している神社ですが、御朱印を頂いたことがありませんでした。御朱印集めを始めたのは50歳を過ぎてからであることと、真夏に参拝することが少なくなったからです。神社に人がいて御朱印を頂けるのは8月31日までと知っていたのでこの日参拝することとしました。
　鳥海山大物忌神社は出羽国一宮。主祭神は大物忌神ですが、記紀に登場しないので謎に満ちています。鳥海山は有史以来20回以上噴火していますが、それは大物忌神の神威として畏れられ、噴火のたびに朝廷より神階の陞叙が行われて、最終的には正一位勲三等まで昇進しました。
　また中世には神仏習合と山岳信仰によって修験道の山となり、出羽三山と異なる山岳信仰が行われました。修験者から伝えられたとされる民俗芸能が鳥海山周辺には残っており、由利本荘市の｢本海獅子舞番楽｣、にかほ市の｢小滝のチョウクライロ舞｣、遊佐町の｢杉沢比山｣がその代表です。
　今回はそんな鳥海山大物忌神社の御朱印を頂いてついでに新山2236mを登って外輪山を歩いて帰る予定でしたが、あいにくの天気で景色が楽しめず、思ったより寒かったので千蛇谷コースをそのまま引き返しました。帰路に千蛇谷コースを歩くのは10年ぶりでちょっと新鮮な感じがしました。
　今年は｢秋田県の山｣と｢新・岩手の20名山｣のコンプリートを優先したので鳥海山は今年初となりましたが、年内にもう１〜2回歩いてみたいです。