白山東面台地 爆風でコル敗退


- GPS
- --:--
- 距離
- 37.4km
- 登り
- 1,914m
- 下り
- 1,907m
コースタイム
天候 | 晴れ 上部はガスと爆風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
毎年恒例となりつつある白山東面台地。前週も現地までは来たのだが未明に起きると季節外れの雪が積もっており自転車が使えない状態。情けなくスタートせず帰ってしまい、そのリベンジで次週来ました。メンバーも前週と同じ。
今回は天候は持ちそうだが上部は強風の予報。道の駅に2:00前に到着し、仮眠。4時前に起きて自転車を組み立て4:30出発。今回も26インチハードテールMTBフレームをベースに700Cホイールを取り付けたなんちゃってクロスで出動。白水湖まで2時間。貧脚だが今回も何とか押さずに登れた。
ヤブを登って取付く。ヤブ尾根を越えるとすぐにスキーを履けた。ヤブは濃い。帰りも苦労しそうだが今年はこんなもんですよね。
順調に登る。コブラツリーのあたりで早くも先行者が降りてきた。何時発ならこの時間になるんだろう?まだ9:30、雪面は固く滑走は楽しくはなさそうだ。スタートの遅い我々が帰るころにはナイスザラメになっていてほしい。
コブラ上の尾根をまたいで転法輪谷へ降り立つ。あとはひたすら詰めていくだけ。上部に単独の先行者が見えるが辛そうだ。谷が左に向きを変えるところで追いつく。山頂付近は雲の流れが速くまた、ガスで視界は悪そうなのでここまでにするとのこと。我々も山頂まで行けるか分からないが行けるとこまでは行こう。
コルに向けて傾斜がきつくなるのでクトー装着。斜面は一部カリってくるので気を抜くとずり落ちそう。そして予想通り強風。ここで単独の方が降りてきた。コルから上は爆風かつ視界不良、カッチカチのところもあったよ、なんて聞いて戦意喪失。
なんとかコルまで上がったがやはり爆風でガスだった。全員意見一致でここで撤退。情けない気もするが安全第一。這いつくばってシールをはがして準備する。
滑走一番乗りはM島さん。滑走のモチベーションが高くて勢いあっていい滑りでした。今年初めて一緒に滑りましたが年々上手になってます。上部はカチカチかややモナカ気味だが悪くはなかったです。私は無難にこなそうとしてヘンテコな滑りになってしまいました。残念。
少し下ると風も視界も雪質もザラメになってきて実にいい感じ。簡単なとこは張り切って滑ります。転法輪谷より下はナイスザラメで最高でした。
そんなこんなで2週続けてきましたが山頂は到達できず。これで登頂確率40%まで落ちてしまいました。まだこの時期はモチベーションを高く持って山頂行くことを前提に出発しないと条件最高でない限りこうなってしまう。諸先輩方々の記録に比べると残念だが我々の実力を考えると無理するところではないだろう。
ということで白山東面台地はまた来年チャレンジしよう。みなさんありがとうございました。
世界中、新型肺炎で大変ですが頑張っていきましょう。過ごし難いですがソーシャルディスタンスを念頭において気張らず、しかし徹底的にやるべきことをやって、しばらくの時間をすごしやり過ごしたいと思います。
神戸山スキークラブでは一緒に楽しめる仲間を募集しています。雪が無い期間には登山や沢登り、サイクリングなどオールラウンドな活動を行っています。「まず安全、仲間と楽しく」興味のある方は →
http://kobeyamaski.sakura.ne.jp/kainosyoukai.html
毎年恒例となった白山東面台地。今年は暖冬なので除雪がいつになるのかなぁと思っていたら、3月中旬に「今が旬」と生けるレジェンドの記録が自分のgoogle discoveryに届いた。いつもよりも1カ月早い。チャンスは少ないので、空いていた3月末に現地まで行くも夜半の降雪で自転車が使えずにDNS。これでは終われないので翌週にリベンジしたのが今回の記録。早めにスタートしたいがやっぱり数時間の仮眠ではつらい。なんとか4時半にはスタート。
自分にとっての関門は最初のヒルクライム。自分の壊れかけのMTBはやめて今回は闘将に借りたMTBを使ったが、タイヤの設置面積が大きく漕ぐのがなんともつらい。結局は去年の反省を活かせず、今回も途中でかなりの距離を押してみんなに遅れて到着。(クロスバイクを買います)
ここからはいつもの崖地点を登ったが、今年はテープの印もあり、また相当テーマパーク化したためか、踏み跡がしっかりしてきている。この藪漕ぎでヘルメットカメラの接着部が破壊されてしまい動画撮影はあえなく断念。雪は少ないが下から繋がっておりコツコツと登る。コブラを越え、いつの転法輪谷を登るが、氷化したところもありクトーを付ける。コルで爆風になり頂上への視界が利かないのであえなくここで撤退。ヤマレコを見ると同日に山頂へ行った記録が2つ。すれ違った人らの記録でしょう。
下りは適度なクラスト、もっと降りるとザラメで快適滑降。手にカメラを持って動画とりながらも滑れる余裕があった。下りでは先頭を降りたがルートどりがいまいちだった。最後の楽しいダウンヒルではヘルメットにバンドエードで無理やりカメラを付けて撮影。youtubeにupできるかな?
今回の課題は自転車と出発時間を早めること。うまくいったのは動画撮影と滑り。2月の湯ノ丸山にて同行者の滑りを見たら外足が流れており、これの改善が自分も必要と感じ、内足にも荷重をかけて両足に均等に荷重がかかるように意識したらターンが良くなった。ここまでの技術レベルになるのにはや10年以上。いまだにコブ斜面はうまく滑れない。
白山山頂も1/2の成功確率なので、来年はぜひとも山頂へ。
コメント
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2週連続ご苦労さまです。素晴らしい斜面登って滑って、羨ましいです。登頂しなくても…来シーズンは一緒に登頂お願いします!
MTB+山スキーって楽しいキツイコースそうで、この土曜日単独で決行予定でしたが、自分が行動して、大阪ナンバーを見て気分を害する方がいると思い中止しました。
長期戦になると思います、ステイホームでイメージ山スキーに徹します。
コメントありがとうございます。医療関係者の頑張りやたちまち生活が厳しくなる方たちのことを思えば出来るだけリスクオフにした方がいいのかもしれません。なるべく道中での人との接触を避けるよう配慮しながらお山に行かせて頂いてます。来年もやりますのでお願いします。
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