≪過去レコ・里レコ≫信玄の里塩山、ころ柿の里を歩く。

2009年11月28日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.3km
• 登り: 91m
• 下り: 82m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:50
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:00

10:00 塩山駅
11:20 11:40 恵林寺
14:30 15:20 塩山温泉宏池荘
16:00 塩山駅

天候

☀

アクセス

利用交通機関：

電車

＊中央本線塩山駅で下車して周回しました。

コース状況／危険箇所等

＊ほぼ舗装路歩きです。

その他周辺情報

*塩山温泉郷の「宏池荘」
大人/400円、朝7時からやってます。
http://kouchisou.com/spa.html

写真

本日は塩山駅からフラットハイク。
ころ柿作りが最盛期を迎えた信玄の里を歩きます。

塩山駅の北口にどんと構える甘草屋敷。
江戸末期の旧高野家住宅。
徳川幕府に甘味料として甘草を納めていたそうでそう呼ばれるとの事。帰りに寄ることにします。

塩ノ山。
遠くから見るとぽっかり浮かんだ島のように見えるので
その名がついたようです。塩山の地名のもと。

その裾を歩きます。

塩山向嶽寺。

笛吹川に近づくと家がまばらになり、いくつかの土蔵が見られます。竹の下地に藁と土を混ぜて塗り込んだ壁。
昔はわが地方でも見られた。

秩父往還標識。

甲州と武州を結ぶ古道。あの雁坂峠を越えて行き来した訳ですが、物流以外にも冨士山参拝、身延山参拝、秩父巡礼と信仰の道でもありました。

古民家ではころ柿作りが盛んです。

という事らしいです。

笛吹川沿いを北上します。

恵林寺近くの岩波農園に寄りました。
古民家に隙間なく吊るされてる光景はこの時期の風物詩。

庭にも単管を組み干してあります。

渋が抜けた甘〜〜い枯露柿。
まだ水分が抜けきっていないレア状態。
2つほど購入。
食べながら歩きます。

いつまでも残ってほしい晩秋の風景であります。

恵林寺の参道を歩きます。

「恵林寺」
武田信玄の菩提寺であります。

残りの紅葉。

放光寺に寄りました。

「放光寺」
花の寺として有名です。
梅、桃、牡丹、菖蒲、紫陽花と季節ごとに楽しめます。

放光寺を抜け疎水沿いに歩きます。
水の豊かな里です。

この辺もころ柿作りが盛ん。

家主に一番手前の小さいのをいただきました。

すでに多くを収穫したので柿は僅かです。

江戸末期の古民家。
酒蔵のようで重要文化財。

ふれあいの森総合公園で少し休憩。

ここで右折。
標識は充実してます。

正面の塩ノ山を目指してぶどう畑を進みます。

古びた祠が随所にありました。

塩山駅に向かう道。
この辺は塩山温泉郷です。

そんな塩山温泉郷の中にある宏池荘。
大菩薩や奥秩父登山の帰りは必ず寄ります。
ぬるっとした単純泉。
冷泉と交互に入るとあったまります。
もちろん今日もひとっ風呂頂きました！

市街地でもころ柿作り盛んです。

風呂上がり、甘草屋敷に寄りました。

縁側も枯露柿いっぱい。

内部見学。

2階からは塩山駅が見えます。
この後駅近の小さなお店で串揚げ、馬刺と🍺で一人宴会(#^^#)
車窓を眺めながら鈍行でのんびり帰宅。
まあ半分は熟睡でしたが（笑）

感想

てるさん

2009年に本屋で手にした「日帰り散歩」なる雑誌。
関東近県の街や里山、海沿いのウオーキングが紹介された雑誌でした。
そんな普段通り過ぎてしまうような駅周辺やそこを起点にする里山歩きもいいなぁ〜と思い始めたのがこの頃。
🚙は使わず、🚃・🚌で紹介コースを歩き始めました。
帰りの♨＆🍺を楽しむのも目的。
そのための公共交通機関利用でありました。
今回のレコはその本に紹介されたコースとなります。

古い農家の建物全体を覆う「ころ柿」、その光景が随所に紹介されたいたのを見て11月下旬に歩いてます。
中央本線塩山駅を降り、コース紹介通りに進みます。
笛吹川へ向かう市街地を抜け秩父往還を歩きます。
この辺の農家の建物全体を覆うころ柿、圧巻でした。
まだ充分に干し柿状態ではないころ柿も庭先で売っていたので即購入。
甘い柿はあっという間にとろけて喉の奥に。
なかなか味わうことが出来ない柿に満足。
その後、恵林寺、放光寺とまわり更にころ柿の里を周遊。
ブドウ畑を下り、温泉に入り、駅に戻って、軽〜く一杯。
のつもりがついつい二杯、三杯と😊

晩秋の晴れた一日でありました。

【2020年5月1日記】