鳥海山

2012年10月07日(日) [日帰り]

• GPS: 08:55
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,370m
• 下り: 1,355m

コースタイム

07:20　鉾立口
08:40　御浜小屋　08:45
09:50　文殊岳（外輪山コース）
11:10　鳥海山（新山）11:20
12:20　文殊岳　　13:35（大休止兼昼食）
14:30　鳥の海　　14:35（鳥海湖経由コース）
14:50　御浜小屋　14:55
16:10　鉾立口

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鉾立口の駐車場を利用。
観光地の大駐車場なので、早朝なら十分空いています。

コース状況／危険箇所等

　外輪山、千蛇谷分岐までは、特に危険なところはありません。
今回進んだ、外輪山コースは文殊岳を過ぎると梯子も出てきますが、落ち着いて
歩けば問題ありません。また、新山の分岐まで滑りやすい岩場も多いので注意し
歩きたいところ。
　最高点・新山までは、大きな岩が積み重なるゴーロ帯を歩くことになるが、浮
石も多く、少しの躓きが重大な事故を招く恐れがある。十分慎重に歩きたい。特
にすれ違いは注意が必要で、「登り優先」などと身勝手な論理を言うのではなく
、安全に歩くにはどちらが譲るべきかを考えて行動して欲しい。
いつでも、どこでも登りが優先などと愚かなことは考えないように。

また、少なくとも10年前、鉾立駐車場にあったレストハウスが撤去され、駐車場
になっていた。代わりに、稲倉山荘と称する土産物、レストランが別の場所に建
っており、時の流れを感じた次第。少々、小さくなっていたが、清潔で快適な建
物だった。

※鳥海山に向かう国道7号線、宮海地区にある和食レストラン「まるまつ」は安く
て美味しい希少価値のあるレストランだ。華やかさこそ無いが、また利　用した
いお薦めのレストランです。

写真

鉾立口から登ると
直ぐ日本海が見える。

草紅葉、真っ盛り。

絨毯です。

絨毯と岩のコラボ

御浜小屋から鳥の
海（鳥海湖）

中腹の紅葉。

山頂です。ガスで
眺めはありません。

こんな奇岩が。

外輪山から新山。
登っている人が
見えます。

ガスの合間から
新山と千蛇谷

千蛇谷全景。

紅葉の絨毯です。

鳥の海コースから
新山を振り返る。
やっと晴れてきた。

鳥の海と鳥海山。

感想

yamano-kami

　10年振りの鳥海山登山だ。この三連休、穂高、霞沢、槍、笠あたりを計画
していたが、昨年の混雑状況から考えて、自殺行為であると判断。ここは、静
かな東北の山、しかも最近計画倒れが続いている鳥海山に的を絞った。前日の
車中泊で、満を持して登山開始。生憎の曇りだが、大崩はするまい、登山者も
少なく、ゆっくり紅葉を愛でながら歩くことができた。笹が多いせいか、派手
な紅葉ではなく、草紅葉がこの山の主役なのだろう、紅葉の絨毯に覆われてい
る姿には、息を呑むものがある。また、適度に配置された岩が、この紅葉の絨
毯と見事なコラボレーションを展開し、まさに日本庭園の如く素晴らしい景観
を醸し出している。雲の平に行かなくても、十分、自然の庭園を見ることがで
きるのだ。
　私が住まう新潟からは、完全ではないが日本海東北道がつながっている。今
回この道を利用してみた。これを利用すれば、麓の酒田まで数時間で到着する。
近くて良い山がまた一つ増えたという印象だ。