記録ID: 2325817
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ハイキング
東海
今年三度目の猿投山
2020年05月02日(土) [日帰り]
愛知県
fujisky
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 658m
- 下り
- 658m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:40
10:30
10:50
20分
西尾根南ア展望所
11:10
0:00
70分
西尾根林道交差部
13:50
0:00
40分
猿投山最高点
14:30
14:40
100分
東尾根林道交叉部
16:20
駐車地点
| 天候 | 晴れ・初の真夏日 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所は無し。 |
| その他周辺情報 |
写真
今日は自然観察を目的に、写真を撮りながらのゆっくり歩きである。おや・・・？と思うものはすべて撮影したので、写真は150枚ほどの数になった。
5/2 8:56
今日は自然観察を目的に、写真を撮りながらのゆっくり歩きである。おや・・・？と思うものはすべて撮影したので、写真は150枚ほどの数になった。
尾根は岩盤が浅いので大木は太い根っこを大きく広げている。風に倒されないよう、断面二次モーメントを大きくする板根を発達させている。
異種の木が擦れ合って傷ついている。このような状態で強風にあおられると、摩擦熱で自然発火して山火事の原因となるのかも知れない。
地面から浮き上がった木の根。地面が登山靴で掘り下げられた分浮き上がったようである。登山者も、少ないながら、自然破壊に加担していることになる。
5/2 9:18
地面から浮き上がった木の根。地面が登山靴で掘り下げられた分浮き上がったようである。登山者も、少ないながら、自然破壊に加担していることになる。
駐車場を8:40分に出て城ケ峰到着が10:00、1時間20分もかかっている。
枯れた竹藪。竹は60年に一度花をつけると枯れてしまうらしいが？・・・定かでない。120年に一度花をつける種類もあるらしいが、これも定かでない。
5/2 10:12
枯れた竹藪。竹は60年に一度花をつけると枯れてしまうらしいが？・・・定かでない。120年に一度花をつける種類もあるらしいが、これも定かでない。
西尾根の南アルプス展望地？であるが、今日は遠くの山は何処も見えない。明日は天皇賞レース、大休止して競馬予想をする。
X字型に交差して一体となった木の根。同じDNAを持つ、同じ幹から出た根っこかも知れない。
よく見ると、木の根っこは一体となったり交差したりして、複雑に絡み合っている。
イノシシの体擦り木。同じ木を何度も使っているので、彼らにも好みの木があるようだ。
登山道の浮いた木の根に附けられた赤符。道しるべとは別の目的がある？
西尾根の林道交差部。階段を降りないで、左の斜面を降りる。ここからはkmorさんのレポで教えていただいた西宮に向かう初めての道を歩くことにする。
1
5/2 11:12
西尾根の林道交差部。階段を降りないで、左の斜面を降りる。ここからはkmorさんのレポで教えていただいた西宮に向かう初めての道を歩くことにする。
西尾根のところから5,60mほど続く山側のガードレールがなくなる所に上り口があった。
立ち枯れさせるために皮をはぎ取られたヒノキ。間伐の切り倒す手間を省くための対策かも知れないが、水を絶たれて枯らされる木はかわいそうである。
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5/2 11:35
立ち枯れさせるために皮をはぎ取られたヒノキ。間伐の切り倒す手間を省くための対策かも知れないが、水を絶たれて枯らされる木はかわいそうである。
踏み跡の濃いこの道を進んだが、バイクの音が大きくなるので、戻って尾根に上がる道へ進む。
内部が空洞化した切り株。年輪を見ると複雑な形をしているので、若い時に何らかのダメージを受けたようである。
東海自然歩道と書いた案内の三差路に出たので右へ歩いたら、東の宮入り口のトイレ手前の三差路に出た。戻って西の宮に向かう道を降る。
西の宮に到着。林道から長い階段を200mほど登ったところにある立派な社である。
境内に立つ、宗教家五井昌久（1916~1980）が唱えた世界平和運動の記。ピースポールと言うとのこと。宗教、宗派を問わず、世界中に置かれているらしい。
5/2 12:18
境内に立つ、宗教家五井昌久（1916~1980）が唱えた世界平和運動の記。ピースポールと言うとのこと。宗教、宗派を問わず、世界中に置かれているらしい。
西宮のさらに上にある景行天皇の皇子、大唯命（おおうすのみこと）、別名「日本武尊」の墓所である。天皇家の墓所として宮内庁が管理しているようである。
5/2 12:22
西宮のさらに上にある景行天皇の皇子、大唯命（おおうすのみこと）、別名「日本武尊」の墓所である。天皇家の墓所として宮内庁が管理しているようである。
倒木に見る年輪。中心の若い頃の年輪は密であるが、外側は幅が広く良く成長している。しかし、そのぶん虫に食われてスカスカであるが中心はしっかりしている。
5/2 12:31
倒木に見る年輪。中心の若い頃の年輪は密であるが、外側は幅が広く良く成長している。しかし、そのぶん虫に食われてスカスカであるが中心はしっかりしている。
大きな花崗岩が二つ並んだ「御船石」。この20mほど手前（西）で、左の薄い踏み跡へ入る。500mほど歩くとカエル石のところに出た。
5/2 12:36
大きな花崗岩が二つ並んだ「御船石」。この20mほど手前（西）で、左の薄い踏み跡へ入る。500mほど歩くとカエル石のところに出た。
傷ついて皮のはがれた幹は、周囲に防御壁のような特殊なリングを作って、腐食が広がらないよう保護しているように見える。自然の治癒力、防御力だ！
5/2 12:44
傷ついて皮のはがれた幹は、周囲に防御壁のような特殊なリングを作って、腐食が広がらないよう保護しているように見える。自然の治癒力、防御力だ！
山頂手前の中央アルプス？展望所に着いたのはちょうど13:00。4:20分もかかっているので、他の人の倍ほどの時間がかかっている。
5/2 13:02
山頂手前の中央アルプス？展望所に着いたのはちょうど13:00。4:20分もかかっているので、他の人の倍ほどの時間がかかっている。
東北方面はガスがかかって展望は無し。30分ほどいたが来る人は無く、ゆっくり食事をとって静かな時間を過ごした。
直径が80�僂發△蠅修Δ糞霏腓平�の倒木。途中でポッキリ折れている。老いて細胞が固くなったか？しかし、屋久杉などと比べるとまだ若造なので不思議である。
5/2 14:00
直径が80�僂發△蠅修Δ糞霏腓平�の倒木。途中でポッキリ折れている。老いて細胞が固くなったか？しかし、屋久杉などと比べるとまだ若造なので不思議である。
ごく極小さなリンドウのような可愛い花。綺麗な紫の花を三輪付けている。木の葉と比べるとその大きさがわかる。
巻きついたフジ蔓を断ち切るために幹を大きく太らせたヒノキの若木。蔓は朽ちて枯れ落ちたようである。
枯れ木なので、根元から繊維をねじらせて成長したのが判る。なぜこのようになったのか不思議だ？
若木に巻き付いたフジ蔓。木は蔓を断ち切ろうと幹を太らせることになる。これから何年もの長い沈黙の戦いが続くことになると思うと悲壮である。
5/2 15:38
若木に巻き付いたフジ蔓。木は蔓を断ち切ろうと幹を太らせることになる。これから何年もの長い沈黙の戦いが続くことになると思うと悲壮である。
枯れ木の状態も注意してみるといろいろと特徴があって面白い。この木は枝を出した部分の幹だけを板状に残して腐食している。
どこでコースを間違ったか？見慣れないところを薄い踏み跡をたどって降っていたら、水車小屋のところに出てきた。ショートカットして歩いたようである。
5/2 16:04
どこでコースを間違ったか？見慣れないところを薄い踏み跡をたどって降っていたら、水車小屋のところに出てきた。ショートカットして歩いたようである。
撮影機器：
感想
岐阜の山に行きたいが、コロナの足止めで今年三回目の猿投山である。電車・バスを避けて車利用なので、同じところに戻ることになり、大きな変化は望めない。
今日は西尾根から登って東尾根を降ることにするが、先日Kmorさんのレコで教わった林道交差部から西の宮を通り、カエル石へ至る初めてのコースを歩いてみた。
ひざ痛のリハビリも兼ねているので、何でもないような周りの自然に目を向けて写真を撮りながら、往復7時間40分もかけてゆっくり歩いた。普段は目にもくれない何でもないことであっても、細かく見るといろいろと変化があって、それなりに面白い山歩きではあった。ピークハント一辺倒ではなく、これからも自然観察登山を続けてみたいと思う。
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