【過去レコ】京都北山/芦生由良川源流・中のツボ谷
- GPS
- 80:00
- 距離
- 58.0km
- 登り
- 2,244m
- 下り
- 2,238m
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
(2020年記)
気のあった仲間達と結成した登山会のGW合宿。
これが初合宿、芦生も初めて。
佐々里峠の車道はできたばかり、まだまだ尾花谷登山道は明瞭で多くの登山者が歩いていた。峠から背丈の高いクマザサの道を灰野に向かって歩く。荷物は25キロを超えていたと記憶している。テントも寝袋もまだまだ軽量のいいものがなかった頃、ザックのショルダーが肩に食い込む。なで肩のわたしには結構つらい。
灰野からは軌道を由良川沿いに遡る。カツラ谷あたりまではまだトロッコが運用されていたのではなかっただろうか。七瀬までも歩きやすかった。
七瀬で徒渉して出合でテン泊。山小屋利用の宿泊はあったが、これが初めてのテン泊。何もが初体験だった。
翌日は由良川沿いの道を行くが、予想よりもアップダウンが多く、キツかったように思う。当時この由良川沿いは、昭文社の山と高原地図では、実線で登山道が記されていて、七瀬から大谷間、大谷から岩谷間がそれぞれ2時間半。岩谷から中山までが1時間と記されていた。荷物が重かったせいもあるがこのコースタイム以上に時間を費やしたように思う。
この道は2003年版の山と高原地図では七瀬岩谷間が1時間という、いくら超人でも絶対に不可能なコースタイム設定をしてある。その後は5時間に訂正されているが。
結構疲れて長治谷にたどり着いた。
翌日は3人で中のツボ谷へと向かう。いったん須後集落近くまで林道経由で下って櫃倉谷林道を行く。中のツボ谷F1で昼食。ホエーブスの給油口を開けたまま火を付けてホエーブスが火だるま。ガソリンが少なかったので大事には至らなかった。
右岸よりF1とF2をまとめて一緒に巻く。その上は快適に遡行。右岸に大岩壁を伴ったF4は左岸巻き。そのままF5も巻く。その後は直登できる滝もあり楽しいが、ここまではシャクナゲの藪の中の巻きなど結構骨が折れた。
源流部分には日本最南限となるニッコウキスゲが生息しているらしいが、見つける事はできなかった。
モンドリ谷から上谷を歩き、長治谷に戻る前に枕谷から三国峠に往復する。
最終日は林道歩きで須後まで下る。再び軌道を廃村灰野まで行き、佐々里峠から広河原へと戻る。
※写真はメンバーの誰が撮ったものなのかはわからず、掲載の許可も得ていないが問題ないでしょう。
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