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Yamareco

記録ID: 2345442
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ハイキング
関東

過去レコ 根本山・熊鷹山(新緑や紅葉の頃に歩きたい山でした…)

2008年04月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:00
距離
14.0km
登り
1,210m
下り
1,201m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
0:30
合計
6:00
8:35
15
8:50
8:50
50
石鴨林道分岐点
9:40
9:40
70
2.5km道標
10:50
10:50
50
奥ノ院
11:40
11:40
10
11:50
12:10
10
12:20
12:20
15
根本山神社
12:35
12:35
25
13:00
13:10
20
13:30
13:30
50
石鴨林道出合
14:20
14:20
15
石鴨林道分岐点
14:35
駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
1、桐生市の梅田から県道66〜337号線を走って登山口に向かいます。
2、県道337号線の終点、林道三境船の起点に駐車場がありました。
3、カーナビのマップコード:489 397 621
4、駐車場にトイレはありません。
コース状況/
危険箇所等
1、当時の群馬の山歩き130線などを参考に歩きました。
2、根本山の沢コースは荒れており、所どころルーファイが必要なため、初心者向けのコースではありません。
3、中尾根コースと合わさると一般的な登山道になりますが、見かける標識のほとんどは手作りしたもので、踏み跡も薄くコースが分かり難い個所がありました。
4、桐生市のHPでハイキングガイドが入手できますが、現在は中尾根コースピストンのガイドに載っています。
http://www.city.kiryu.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/002/124/nemotosan.pdf
5、根本山の山頂は周囲が樹林帯で展望がなく、景色を眺めるなら熊鷹山がお薦めと思います。
その他周辺情報 帰宅途中の前橋やすらぎの湯で汗を流しました。
http://maebashi-yasuragi.com/
県道337号線の終点、林道三境船の起点に駐車場がありました。
県道337号線の終点、林道三境船の起点に駐車場がありました。
駐車場から5分程歩くと不死熊橋がありますが、橋の手前に桐生市の案内図が立っており、山頂までは沢コースで3時間10分となっていました。
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駐車場から5分程歩くと不死熊橋がありますが、橋の手前に桐生市の案内図が立っており、山頂までは沢コースで3時間10分となっていました。
不死熊橋を渡った先に林道ゲートがあり、以前はゲートの左側から沢コースに進みましたが、現在は登山道が崩落して通行不能となっており、根本沢林道から沢コースに進みます。
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不死熊橋を渡った先に林道ゲートがあり、以前はゲートの左側から沢コースに進みましたが、現在は登山道が崩落して通行不能となっており、根本沢林道から沢コースに進みます。
ゲートを抜けて少し進むと林道分岐点があり、ここを左側に曲がって根本沢林道に進みます。(帰りは右側の石鴨林道から戻ってきます…)
ゲートを抜けて少し進むと林道分岐点があり、ここを左側に曲がって根本沢林道に進みます。(帰りは右側の石鴨林道から戻ってきます…)
林道分岐点から5分程歩くと中尾根コースの分岐点がありました。
林道分岐点から5分程歩くと中尾根コースの分岐点がありました。
さらに進むと林道の崩落個所があり、その先に根本沢に下る分岐点がありました。
さらに進むと林道の崩落個所があり、その先に根本沢に下る分岐点がありました。
分岐点から下っていくと根本沢の渡渉点が見えました。
分岐点から下っていくと根本沢の渡渉点が見えました。
幅4〜5mの沢を渡ると右岸中腹に登山道が続いており、落ち葉の積もった陽だまりの登山道を進んで行きます。
幅4〜5mの沢を渡ると右岸中腹に登山道が続いており、落ち葉の積もった陽だまりの登山道を進んで行きます。
根本沢には所どころに小さな流れ込みがあり、この枝沢に架かっていた橋は今にも壊れそうで、体重制限が必要と思う程老朽化していました。
根本沢には所どころに小さな流れ込みがあり、この枝沢に架かっていた橋は今にも壊れそうで、体重制限が必要と思う程老朽化していました。
やがて根本沢沿いに歩く登山道となり、左右に渡渉しながら進んで行きます。
やがて根本沢沿いに歩く登山道となり、左右に渡渉しながら進んで行きます。
登山道の所どころに古い丁目石が立っており、根本山神社の往古の隆盛を物語っていました。
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登山道の所どころに古い丁目石が立っており、根本山神社の往古の隆盛を物語っていました。
不死熊橋から1時間程歩くと根本山まで2.5kmの案内道標がありました。
不死熊橋から1時間程歩くと根本山まで2.5kmの案内道標がありました。
やがて落差3m程の小さな滝がありましたが、ここは滝の右岸側を高巻いて先に進みました。
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やがて落差3m程の小さな滝がありましたが、ここは滝の右岸側を高巻いて先に進みました。
2.5km道標から25分程進むと小さな石宮が並んでいました。(ここが地図上の籠堂跡辺りでしょうか?…)
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2.5km道標から25分程進むと小さな石宮が並んでいました。(ここが地図上の籠堂跡辺りでしょうか?…)
二つの石宮を過ぎると地図に載っていた古い石の階段があり、ここを登ると奉献根本山神宮と刻まれた石塔が立っていました。
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二つの石宮を過ぎると地図に載っていた古い石の階段があり、ここを登ると奉献根本山神宮と刻まれた石塔が立っていました。
石塔を通過すると直ぐに根本山の案内道標が立っており、左側に進むと黒坂石と書かれた手製の案内標識がかかっていました。
石塔を通過すると直ぐに根本山の案内道標が立っており、左側に進むと黒坂石と書かれた手製の案内標識がかかっていました。
この分岐点で一休みしていると、登山道横に小さい綺麗な花が咲いており、写真だけは撮っておくことにしました。(その後、ネコノメソウと分かりました…)
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この分岐点で一休みしていると、登山道横に小さい綺麗な花が咲いており、写真だけは撮っておくことにしました。(その後、ネコノメソウと分かりました…)
黒坂石の分岐点から右側の沢に進んで行くと、ネットでみた高さ7m程のハシゴがありました。(ずい分年季の経った鉄バシゴでした…)
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黒坂石の分岐点から右側の沢に進んで行くと、ネットでみた高さ7m程のハシゴがありました。(ずい分年季の経った鉄バシゴでした…)
ハシゴを登りさらに沢を登っていくと、大天狗と刻まれた石塔が立っており、 右側の岩場に10m程のクサリ場がありました。
ハシゴを登りさらに沢を登っていくと、大天狗と刻まれた石塔が立っており、 右側の岩場に10m程のクサリ場がありました。
尾根の上にお堂のような建物が見えており、岩場を登ってみると根本山神社奥の院の鐘楼でした。
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尾根の上にお堂のような建物が見えており、岩場を登ってみると根本山神社奥の院の鐘楼でした。
鐘楼の先に見えた奥の院は老朽化が進んでいるようで、床板が腐っているため歩くと踏み抜きそうな感じでした。
しかしせっかく来たのだからと恐る恐る奥の院に上がり、中を覗くと見事な彫刻のある御宮が納まっていました。
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鐘楼の先に見えた奥の院は老朽化が進んでいるようで、床板が腐っているため歩くと踏み抜きそうな感じでした。
しかしせっかく来たのだからと恐る恐る奥の院に上がり、中を覗くと見事な彫刻のある御宮が納まっていました。
奥の院で一休みしてから山頂に向かうことにしましたが、奥の院からはクサリ場が連続する岩稜ルートとなり、ガイドブックには連続10本のクサリと書いてありました。
奥の院で一休みしてから山頂に向かうことにしましたが、奥の院からはクサリ場が連続する岩稜ルートとなり、ガイドブックには連続10本のクサリと書いてありました。
クサリ場の難度はそれ程ではありませんが、ガイドブックで紹介されていたように、修験道の修行の場に相応しいクサリ場でした。
クサリ場の難度はそれ程ではありませんが、ガイドブックで紹介されていたように、修験道の修行の場に相応しいクサリ場でした。
クサリの岩場を登って行くと展望が広がり、北北西方向に日光白根山が見えました。
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クサリの岩場を登って行くと展望が広がり、北北西方向に日光白根山が見えました。
少し右側には残雪の男体山が見えました。
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少し右側には残雪の男体山が見えました。
コース案内図によると岩稜を上り詰めると行者山で、緩やかな登山道をさらに進むと峰の平となりますが、古い看板に根本山信仰の説明書きがありました。(関東一円や信越・奥州の信仰を集めたようです…)
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コース案内図によると岩稜を上り詰めると行者山で、緩やかな登山道をさらに進むと峰の平となりますが、古い看板に根本山信仰の説明書きがありました。(関東一円や信越・奥州の信仰を集めたようです…)
踏み跡をたどって峰の平から少し下り、登り返すと三境山・黒崎石の分岐点でした。
踏み跡をたどって峰の平から少し下り、登り返すと三境山・黒崎石の分岐点でした。
三境山の分岐点から案内標識に従って先に進み、中尾根十字路から左に登り上げると根本山でした。
山頂の写真を撮って20分程の昼食タイムを終えると、北東側の稜線を下って十二山根本山神社に向かいます。
三境山の分岐点から案内標識に従って先に進み、中尾根十字路から左に登り上げると根本山でした。
山頂の写真を撮って20分程の昼食タイムを終えると、北東側の稜線を下って十二山根本山神社に向かいます。
10分程で十二山根本山神社(跡)に到着すると、今にも倒れそうな鳥居が立っており、十二山根本山神社の由来が刻まれた石碑がありました。(ここに薬師如来を守る十二神将が祀られたため、十二山と呼ばれるようになったとか…)
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10分程で十二山根本山神社(跡)に到着すると、今にも倒れそうな鳥居が立っており、十二山根本山神社の由来が刻まれた石碑がありました。(ここに薬師如来を守る十二神将が祀られたため、十二山と呼ばれるようになったとか…)
神社跡で写真を撮ると先に進みましたが、登山道は緩やかな稜線歩きが続いており、新緑や紅葉の頃に楽しめそうな登山道でした。
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神社跡で写真を撮ると先に進みましたが、登山道は緩やかな稜線歩きが続いており、新緑や紅葉の頃に楽しめそうな登山道でした。
気持ちの良い緩やかな稜線を十二山に向かって歩き、黒坂石の分岐点を直進すると十二山の山頂に到着しました。(この辺りの標識はほとんど手書きでした…)
気持ちの良い緩やかな稜線を十二山に向かって歩き、黒坂石の分岐点を直進すると十二山の山頂に到着しました。(この辺りの標識はほとんど手書きでした…)
十二山の山頂を通過すると熊鷹山に向かいますが、石鴨林道分岐点を通過すると熊鷹山が見えてきます。
十二山の山頂を通過すると熊鷹山に向かいますが、石鴨林道分岐点を通過すると熊鷹山が見えてきます。
十二山から30分程で熊鷹山に到着すると、山頂標識の写真を撮って展望台に登ります。
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十二山から30分程で熊鷹山に到着すると、山頂標識の写真を撮って展望台に登ります。
山頂西側には白く霞んだ赤城山の黒檜山と地蔵岳などが見えました。
山頂西側には白く霞んだ赤城山の黒檜山と地蔵岳などが見えました。
午前中に登った根本山の右奥に袈裟丸山と皇海山が見えました。
午前中に登った根本山の右奥に袈裟丸山と皇海山が見えました。
皇海山の少し右側は日光白根山で残雪の山頂が良く見えました。
皇海山の少し右側は日光白根山で残雪の山頂が良く見えました。
さらに右側が雲のかかった男体山で、左手前に見えるのが十二山のようでした。
さらに右側が雲のかかった男体山で、左手前に見えるのが十二山のようでした。
熊鷹山で一通り景色を眺めると下山を始めましたが、熊鷹山から石鴨林道出合まで20分程で下りました。
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熊鷹山で一通り景色を眺めると下山を始めましたが、熊鷹山から石鴨林道出合まで20分程で下りました。
林道歩きの途中から根本山が見えましたが、沢あり岩場あり稜線歩きありのコースで、山歩きのバリエーションが楽しめる山と思いました。
2008年04月13日 13:35撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
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4/13 13:35
林道歩きの途中から根本山が見えましたが、沢あり岩場あり稜線歩きありのコースで、山歩きのバリエーションが楽しめる山と思いました。

感想

1、根本山は関東100名山の一つですが、入山者はそれ程多くないと思いました。
2、一般的には中尾根コースから登るのでしょうが、この時歩いた沢コースは変化があって面白く、山慣れしたハイカーさんにお薦めコースと思いました。
3、新・分県登山ガイドでは山頂周辺でアカヤシオが楽しめると紹介しており、次回はアカヤシオの時期に歩きたいと思いました。

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