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Yamareco

記録ID: 2351255
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ハイキング
東海

黒平山(過去レコです)。

2001年01月07日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.0km
登り
295m
下り
298m
天候 曇り。
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 中央道を小牧東インターでおり尾張パークウェイ、入鹿池にかかる赤い橋の手前で右に分かれる道に入ってゲートまで。
コース状況/
危険箇所等
 危険個所はありません。
山伏の滝。
2001年01月07日 10:01撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3
1/7 10:01
山伏の滝。
山頂にて。
2001年01月07日 10:31撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
4
1/7 10:31
山頂にて。

感想

 正月休みぼけがまだ覚めやらぬ平成13年1月7日の日曜日、本で手近な山を探し犬山の黒平山(八曾山とも云う)に登ることにした。中央道を小牧東インターでおり、尾張パークウェイに向かう。入鹿池にかかる赤い橋の手前で右に分かれる道があり、これに入って進むとゲートで林道は閉ざされていた。右手に広い駐車場があり、車が数台とまっているのみで売店は閉じていた。雨ではないが曇天で、ゴルフ用のレインウェアーを着、首にタオルを巻いて仕度を整えた。ゲートの横をすり抜けて林道に入り、川沿いのなだらかな道を歩いて行くと名古屋大学の地震観測所があった。そこからしばらくするとバンガローが立ち並ぶ立派なキャンプ場に到着。そこから登山道に向かう道はわかりにくいが、キャンプ場の中に案内板があるので道を間違える事はない。左手の道へ入りキャンプ場を出ると丸太のかかった小さな川があり、これを渡ると登山道となった。やがて白いきれいな滝が現われる。細い滝であるが、豊富な水量が滝壷に落ち込んでいる。「山伏の滝」というらしい。滝をバックに急な山道を登ると尾根に出るが、林の中なので展望はない。道が緩やかとなり分岐を左の道に入ると広場に出た。間もなく山頂に到着、「黒平山標327m」と記された立て札と並んで写真を撮った。ここも木に囲まれて展望はなく、早々に下り始めた。分岐を、登ってきた道と反対の左側の方へ向かい、林の中を下ったり登ったりしながら歩き、方向感覚が無くなった頃に広い林道に出た。案内はなく、道端のベンチに腰をかけ、さてどちらに行ったものかと思案、ままよと左の方向へ歩いて行った。バスでも通りそうな広い林道を大分歩くと右手に下りる細い山道があり、適当にこの中に入って行った。この頃は東西南北が全く判らなくなっており、曇天のもと太陽の位置もつかめず、幾つか分岐している細い道を感も無くなった頭で適当に選んで林の中を進んだ。急な溝状の岩だらけの道を、木を掴みながら下りると広い林道に飛び出た。これまた適当に右手を選び歩いていると、どこかで見たような景色ではないか。そうだ、今朝キャンプ場まで歩いて来た道である事に気付き、やっと安心。帰宅してからよくよく地図を見たが、どこをどう下りて来たのか判らなかった。年をとったのだからそれなりの知恵と分別を発揮し、準備おこたりなく事をすすめねばならないのだろうが、こんなちょっとした冒険も愉しいものである。中高年者の山での遭難が新聞記事になることが多く、中高年者=年寄りの山登りはとかく批判のまとにされる。これはもっと高等な山登りのことであって、小生の登るような山では大丈夫で、年寄りはどんどん山歩きをしたほうが良い。年令によって適した運動がある。スプリントなどのスピードを要するものは20歳代、フットボールなどのスタミナを要するものは25歳から30歳代、野球などの技能を要するものは30歳代にピークがある。40歳代からは登山などの持久力を要するスポーツが最適でありまだまだ身体的能力を増すことが可能である。60歳を過ぎるとどうしても身体的能力は落ちてくるが、運動していなかった人に比べると老化の程度は全く違って元気さを維持する事ができる。はたして小生の55歳からの山歩きは、これからの老化退行に好影響を与えてくれるのか、それは分からないが精神的にすこぶるよろしいことは間違いない。

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