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Yamareco

記録ID: 235185
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

権現∼赤岳∼白駒池縦走バテバテ八ヶ岳

2012年10月14日(日) 〜 2012年10月15日(月)
 - 拍手
sangakukai その他1人

コースタイム

1日目
5:10 天女山駐車場
6:00-6:20休憩
8:20-8:30 前三ツ頭
9:15-9:20 三ツ頭
10:20-10:50権現岳
12:00-12:30キレット手前ピーク
12:50キレット小屋
15:30赤岳
16:00赤岳展望荘

2日目
5:00 赤岳展望荘
6:00-6:25 三俣峰
6:54 横岳奥の院
7:35-7:45 硫黄岳山荘
8:16 硫黄岳
9:05 夏沢峠
9:58 箕冠山
10:13-10:30根石岳 
11:04 天狗岳
12:00 中山峠
13:00-13:15 にゅう手前
14:30 白駒
15:00 青苔荘
15:25 駐車場





天候 1日目 晴れ
2日目 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口 天女山駐車場 無料
下山口 白駒池駐車場 駐車料金1日500円 ショップ WC
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト 天女山駐車場暗いため解らなかった。
危険個所 権現からの下りに長い鉄梯子があり足置きが丸いので、濡れていたり霜が着いていると滑りやすいと思う。
赤岳、横岳のクサリ場は強風時、雨は慎重に。

温泉 小海町の八峰の湯 500円
   小海町リゾートシティ・リエックス 800円スパ&フェイスタオルセット付き
   
暗いけど出かけます
2012年10月14日 05:10撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 5:10
暗いけど出かけます
2012年10月14日 05:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 5:12
6:30 林の中はまだ薄暗い
2012年10月14日 06:21撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 6:21
6:30 林の中はまだ薄暗い
6:50 やっと明るくなってきました
2012年10月14日 06:52撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 6:52
6:50 やっと明るくなってきました
道票がところどころある
2012年10月14日 06:58撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 6:58
道票がところどころある
展望が開け南アルプスがくっきり 間近
2012年10月14日 07:49撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
1
10/14 7:49
展望が開け南アルプスがくっきり 間近
富士山がくっきり デカイ
2012年10月14日 07:49撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
1
10/14 7:49
富士山がくっきり デカイ
金峰山と奥秩父の山々も負けじと
2012年10月14日 07:49撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
1
10/14 7:49
金峰山と奥秩父の山々も負けじと
前三ツ頭から見た三ツ頭
2012年10月14日 08:20撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 8:20
前三ツ頭から見た三ツ頭
2012年10月14日 08:20撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 8:20
後ろを振り返ると富士
2012年10月14日 08:28撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 8:28
後ろを振り返ると富士
編笠岳と右奥西岳
2012年10月14日 09:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
1
10/14 9:12
編笠岳と右奥西岳
遠く北アルプス
2012年10月14日 09:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 9:12
遠く北アルプス
2012年10月14日 09:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 9:12
道票はしっかりしている
2012年10月14日 09:18撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 9:18
道票はしっかりしている
三ツ頭山頂
2012年10月14日 09:18撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 9:18
三ツ頭山頂
これから行く権現(左)と赤岳(右)
2012年10月16日 10:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
1
10/16 10:01
これから行く権現(左)と赤岳(右)
振り返ると富士
権現山頂付近
2012年10月14日 10:34撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 10:34
振り返ると富士
権現山頂付近
奥秩父の山々と南佐久の山々その裾野
2012年10月14日 10:34撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 10:34
奥秩父の山々と南佐久の山々その裾野
旭岳の長いハシゴ
2012年10月14日 10:53撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 10:53
旭岳の長いハシゴ
長いハシゴを振り返り見る
2012年10月14日 11:02撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 11:02
長いハシゴを振り返り見る
中央の白い逆三角形は人口的に砂防してあるのか自然なのか
他の白い部分は自然だ
2012年10月14日 11:32撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 11:32
中央の白い逆三角形は人口的に砂防してあるのか自然なのか
他の白い部分は自然だ
険しい赤岳
2012年10月14日 11:32撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 11:32
険しい赤岳
2012年10月14日 12:03撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 12:03
キレット小屋の手前のピーク
コースタイム権現から1:20
2012年10月14日 12:03撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 12:03
キレット小屋の手前のピーク
コースタイム権現から1:20
左阿弥陀と中岳
2012年10月14日 12:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 12:04
左阿弥陀と中岳
正面の斜面を登るらしい
2012年10月14日 13:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 13:04
正面の斜面を登るらしい
いよいよ赤にアタック
2012年10月14日 13:42撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 13:42
いよいよ赤にアタック
かなり高度感がある
2012年10月14日 13:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 13:43
かなり高度感がある
富士に励まされる
2012年10月14日 13:44撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 13:44
富士に励まされる
絶壁と言いたい
2012年10月14日 13:53撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 13:53
絶壁と言いたい
2012年10月14日 14:20撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 14:20
あまりに険しくて写真撮り忘れ
2012年10月14日 14:20撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 14:20
あまりに険しくて写真撮り忘れ
目の前に赤岳頂上小屋があった
コースタイムキレット小屋から2:00
2012年10月14日 15:25撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 15:25
目の前に赤岳頂上小屋があった
コースタイムキレット小屋から2:00
赤岳山頂
2012年10月14日 15:29撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 15:29
赤岳山頂
あまりの寒さにアングルも何も
2012年10月14日 15:29撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 15:29
あまりの寒さにアングルも何も
明日向かう山々 左端 蓼科山 山頂から
2012年10月14日 15:30撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 15:30
明日向かう山々 左端 蓼科山 山頂から
次回阿弥陀に行こうと思っていたが当分いいや
2012年10月14日 15:30撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 15:30
次回阿弥陀に行こうと思っていたが当分いいや
赤岳展望荘と横岳
2012年10月16日 10:03撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/16 10:03
赤岳展望荘と横岳
赤岳展望荘に一泊
2012年10月14日 16:03撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/14 16:03
赤岳展望荘に一泊
5:23 ご来光の始まり
2012年10月15日 05:23撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 5:23
5:23 ご来光の始まり
6:01 雲の層が厚くおしい日の出
朝日はイイ
2012年10月15日 06:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 6:01
6:01 雲の層が厚くおしい日の出
朝日はイイ
今日の富士は雲の間だ。
2012年10月15日 06:02撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 6:02
今日の富士は雲の間だ。
6:49 左赤岳 右阿弥陀
2012年10月15日 06:49撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
4
10/15 6:49
6:49 左赤岳 右阿弥陀
横岳奥の院
2012年10月15日 06:51撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 6:51
横岳奥の院
ここから滑落した知人の冥福を祈る
2012年10月15日 06:53撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 6:53
ここから滑落した知人の冥福を祈る
硫黄岳
2012年10月15日 06:53撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 6:53
硫黄岳
諏訪湖
2012年10月15日 06:54撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 6:54
諏訪湖
コマクサを保護するネット
2012年10月15日 07:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 7:12
コマクサを保護するネット
珊瑚のように色の抜けたコマクサ
2012年10月15日 07:13撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 7:13
珊瑚のように色の抜けたコマクサ
硫黄岳山荘と硫黄岳
2012年10月15日 07:20撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 7:20
硫黄岳山荘と硫黄岳
浅間山
2012年10月15日 07:21撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 7:21
浅間山
硫黄岳山荘
昨年泊まったがアットホームで食事も良かった
またお世話になりたい
2012年10月15日 07:35撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 7:35
硫黄岳山荘
昨年泊まったがアットホームで食事も良かった
またお世話になりたい
硫黄の欠けた火口跡
この下方に本沢温泉露天風呂有り
2012年10月15日 08:15撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 8:15
硫黄の欠けた火口跡
この下方に本沢温泉露天風呂有り
振りると赤岳、横岳
今日は振り返っても富士は見えない
2012年10月15日 08:16撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 8:16
振りると赤岳、横岳
今日は振り返っても富士は見えない
硫黄を少し下った辺りから見た夏沢峠の夏沢ヒュッテ、山びこ荘と根石岳に天狗岳
2012年10月15日 08:39撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 8:39
硫黄を少し下った辺りから見た夏沢峠の夏沢ヒュッテ、山びこ荘と根石岳に天狗岳
東側は紅葉がキレイ
2012年10月15日 08:51撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 8:51
東側は紅葉がキレイ
二つの小屋は閉まっていた
やま彦荘
2012年10月15日 09:05撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 9:05
二つの小屋は閉まっていた
やま彦荘
夏沢ヒュッテ
2012年10月15日 09:06撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 9:06
夏沢ヒュッテ
箕冠山から見た根石岳見た目よりかなり近い
右奥東天狗 左西天狗
2012年10月15日 09:53撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 9:53
箕冠山から見た根石岳見た目よりかなり近い
右奥東天狗 左西天狗
箕冠山手前の小道
大好き
2012年10月15日 09:54撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 9:54
箕冠山手前の小道
大好き
林の中の箕冠山山頂 夏はここで涼む
2012年10月15日 09:58撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 9:58
林の中の箕冠山山頂 夏はここで涼む
箕冠山案内板
2012年10月15日 09:58撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 9:58
箕冠山案内板
根石岳山頂
2012年10月15日 10:13撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 10:13
根石岳山頂
東天狗山頂
コースタイム硫黄岳から2:00
2012年10月15日 11:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 11:04
東天狗山頂
コースタイム硫黄岳から2:00
にゅうの入口 
にゅうはスルー
2012年10月15日 12:05撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 12:05
にゅうの入口 
にゅうはスルー
丸太がぬかるんでいて転びました
2012年10月15日 14:19撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 14:19
丸太がぬかるんでいて転びました
明るいところが白駒池
2012年10月15日 14:29撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 14:29
明るいところが白駒池
白駒池湖畔のモミジ
一周はやっぱりスルー
2012年10月15日 14:32撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 14:32
白駒池湖畔のモミジ
一周はやっぱりスルー
2012年10月15日 14:33撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
2
10/15 14:33
日に透けてキレイでした
2012年10月15日 14:34撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
4
10/15 14:34
日に透けてキレイでした
八峰の湯
2012年10月15日 15:47撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/15 15:47
八峰の湯

感想

8日の那須岳から中5日おいて車2台で八ヶ岳の編笠からから権現に登り、天女山に降りるコースを計画していたのですが、夫が登山口まで送ってくれるというので、急遽大胆にもまだ登ってない権現の頂きを踏んで縦走しようとなり、車のデポを白駒池に決定。
前日夜白駒池林道入口に車をデポし、入山口は天女山とし、佐久を4時発。
5時に天女山に着き出発。

歩いている内にあたりが明るくなり、前方に大小二つのピークが見えるけれど、編笠か西岳?形が違うけど・・・。3時間後たどりついたら前三ツ頭、ミツ頭でした。

疲れて、なんとか中止する方法は無いか密かに真剣に考えながら歩く。諦めて行くしかないか。権現ピストンにすればよかった。早くも後悔の嵐である。

更に2時間、権現まで三ツ頭を越え喘いでたどり着いてみればギボシの方が人が大勢。ギボシもナカナカ険しそうなので見なかった(笑)ことにし中休止。

向こうにそびえる赤岳と阿弥陀がなめてるな!と威嚇している。後悔に追い打ちがかかる。
寝不足も手伝い食欲もなく、どこで引き返そうか真剣に考えるが、車を白駒にデポしてあるから行くしかないのか。引き返すのも時間がかかるし・・・。縦走なんて考えなければよかった。つい、サコさん喜ばそうなんて自分の器量も考えずサービス精神を発揮したのが仇だ。自分を呪い乍ら歩く。足どりも重くなり当然ペースも遅くなる。
まだまだ距離のある赤岳を今日中に越えられるのか不安がよぎる。

当然ギボシはスル―し旭岳の大下りに取り掛かったのですが、これが険しい。

長い長い梯子を慎重に下るが途中で腕が疲れてくる。逆コースだったらと思うとゾッとする。下りながら見上げると気が遠くなる。降りたら写真をと思っていたが、緊張が解けた安堵で撮影も忘れるほどでした。

キレット小屋まで小さなアップダウンを繰り返し、キレット手前のピークから見る赤岳の偉容に圧倒され、あんな崖を登れるか不安が押し寄せて来る。
足がふらつきかなり疲労している事を内から感じ不安が倍増する。

ここまで来たらもう引き返せないし、キレット小屋で泊まったら明日明るいうちに白駒池に着けないし・・・。もんもんと自答しながら歩く。

躊躇していると「大丈夫ですよ。頑張って行きましょう」サコさんもひきつりながらも懸命に励ましてくる。
いつしか引っ張られている。逆転した。それが今日とは。

心を決め登り始めるもすぐに足がふらつき息が上がる。ここで挫けてもどうにもならないのでとにかくユックリ慎重に行こうと改めて思う。

15分を目安に四つん這いで岩をよじ登り3回繰り返したら上が無くなったのでピーク?結構いけるじゃん!単純である。
回りこんだらさっきよりもっと高い崖が現れ愕然とする。あの”安堵”返して。
必死に食らいつき寒さと闘いながら上まで来てみれば、さらなる崖が・・・。
そんなことを5〜6回も繰り返しようやくピークが見えた時は膝が抜けるかと思うほどの安堵感で一杯になる。

大変な思いで登った箇所を撮影をする気力、体力、注意力、全て欠如していて記録がない。

山頂から30分下った展望荘にお世話になったのですが、小屋の兄ちゃんの顔を見て思わず安堵のため息が。 
にいちゃん「どうしました?」
私「疲れちゃって・・・。4時になっちゃって・・・。予約してないけど泊めてくれる?」
にいちゃん「いいですよ」 ホットした瞬間でした。

あまりに疲れているので1人3000円計6000円プラスして個室にして貰う。朝食を弁当にして貰う。部屋はトンネル状の通路を渡り廊下の奥を指定される。3人部屋で廊下の突き当たりなのでトイレから離れているし静かそうである。

夕食後6時就寝。30分後部屋の前を往き来する人の大きな足音と話し声で目が覚める。延々消灯の9時までこれが続き悲しくなる。消灯後もトイレに行く人はいる訳で、あまりの騒々しさに怒りがこみ上がる。個室にしなければよかった。

2日目。
4時半起床。
身支度を整え5時小屋を出発。すでにご来光を待っている人が数人いる。
小屋の前の岩場を慎重に通過する。三俣峰の手前で黄金に輝く太陽と出会う。雲が上まであるので富士は雲の中だがハッキリ見える。

今日は長い工程だけれど高度は下がる一方なので昨日より幾分ましである。

5年前横岳の鎖場付近で知人が滑落死されているのでご冥福を祈る。
八ヶ岳によく登らていていました。お葬式で八ヶ岳で滑落さた事を知り驚愕したのでした。穏やかな笑顔が浮かび改めて何故?と疑問が湧きます。もはや知る術も無いのですが。

去年の盆休みに硫黄岳山荘に泊まり、美味しい食事と雰囲気が良かったので、懐かしくまた泊まりたくなりました。次回チャンスがあったらまたここでお世話になろうと話しながら通過。
夏沢峠の二つの小屋はもう閉まっていて、すれ違う人も無く閑散としてさみしい雰囲気である。
箕冠山から根石岳迄は目測より近く12∼13分で到着。小腹が空いてきたので15分休憩し、天狗へ向う。天狗の山頂には20人くらい居そうでだ。混んでるなと思いながら
11時04分、着いてみたら10人ぐらいが思い思いにくつろいでいる程度。

天狗は通過。先を急ぎ、にゅう経由か高見石経由で迷う。白駒池のビューポイントで紅葉の写真を撮るか迷ったものの、先週ピークと言っていたのを思い出し、疲れもピーク、欲張らないでにゅう経由で帰ることにした。
ゆっくりと1時間歩いたところで珍しくサコさんがお腹すいて疲れたというので、にゅうの1歩手前で20分ほど休み、にゅうには寄らず白駒池に向かう。
今朝歩き始めてすぐから全身が筋肉痛でぎくしゃくギクシャクしていたのが、今コース最後の1時間余りの下りで、いよいよマックスとなりその辛いことと言ったら!

途中、ぬかるみに丸太が伏せてあるが、乗ると滑り危ないにで、極力避けていたのに、ある瞬間うっかり乗り思いっきりこける。腕に軽く擦過傷ができた程度で済みホットする。転び方によっては脱臼か骨折もしかねない。ここまで来て大怪我は笑えませんね。

14時30分白駒池湖畔に着き裏から紅葉のドウダンやモミジの写真が撮れ満足しました。
14時45分青苔荘に着き「冷たい牛乳をいっぱいクダサイ」
おやっさん「いっぱい?一杯?」
私「いっぱい」 
3人で大笑い。生き返りました。思い出に残る一杯です。

整備された林を抜け15時25分無事車に戻り、15時47分小海町の八ッ峰の湯500円で2日分の疲れと汗を流し家路に着きました。

健脚ならいざ知らず、スポーツとは縁のない肉体と登山8年のブランクと2回りも若い人に合わせた八ヶ岳縦走を計画したこと自体間違っていました。
二進も三進も行かなくなるような危険なプランを立て、追い込まれるなんて最低です。無事帰れたから良かったものの、一歩間違えば大騒ぎになっていたかもしれません。深く反省した山行でした。




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コメント

タフですね。
sangakukaiさん、こん**は。
私はsuezouと申す者です。

いやぁ、タフなレポート楽しく読ませて頂きました。
このコースの一泊はかなりタフなコースですね。
2日間フルに動いているので大変そうです。
私ではちょっと無理です。

小屋は日曜日でも混んでいましたか。
消灯が9時とは山小屋としては遅いですね。
それでも寝ている人が多いはずですので
騒がしいのは問題外ですがひとがおおいところでは
必ずそういう輩がいるので耳栓を持つなり自衛策が
必要です。

天気はよかったですし何事もなく帰ってこられました
ので八ヶ岳を堪能できたことと思います。
私もこれからはまた八ヶ岳を歩こうと思います。
2012/10/18 22:18
タフだったらよかったのに
suezouさん こんにちは

自分の器量も考えず恥ずかしいです。

日曜の小屋ですがさほど混んではいませんでしたよ。
食事は2回目でしたが。

消灯時間ですが、部屋のドアに黒いビニールが貼ってあり、明りは漏れてこなかったので室内は暗く消灯の時間は正確には解りません。でも9時までかなりうるさく、過ぎたら急に静かになったのでで9時だったと思います。

あの小屋の騒々しさは特別かと思います。
半地下、トンネル状で音響効果が有るので2階のドアの開け閉めや会話が筒抜けなのと、廊下が土足なので宿泊客も歩くのにあまり気を使わないのでは?と思います。
ちなみに個室利用者は私たちだけでした。皆さん知っていたんですかね。

堪能といえば堪能ですが達成感はあまり無いです。
八ヶ岳、当分いいやと現在は思っていますが、来年になったら何処かに登っているかも(笑)
赤岳もコースが違えばずっと楽ですもんね。

八ヶ岳暫く歩かれてないのでしょうか。
再開し楽しんでて下さい。レポ楽しみにしています。
2012/10/19 13:18
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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