黄金山 740.00m
コースタイム
天候 | 曇り、霙 |
---|
写真
感想
山頂は既に初冬だった。
天気 曇り、霙
どんより曇って、今にも降り出しそうな空模様だ。275号線を北上する。
神居尻の道民の森を過ぎ、暫らく走ると、行く手に、高くはないが、こんな所にこんな山が、と目を見張るほどピラミダルな山が現れる。近づくに従って、なだらかな山しかないこの地方では、一際目を引く。
原っぱを挟んで真横を少し過ぎた所で右に入る。林に入り、狭い砂利道を、川に沿って、只管遡って行くと、車道の終点となり、駐車スペースがある。トイレ、休憩所もある。
準備して出発。樹林の中を緩やかに登って行く。やがて原っぱに出る。目の前に、登れるものなら登ってみろ、と言わんばかりに黄金山が鋭く聳え立っている。
間もなく斜面に取り付く。覚悟はしていたが急だ。然も直登だ。このところの雨で斜面は濡れていて滑り易い。木や岩角に掴まりながら必死で攀じ登る。登るに従って風が強くなり、軍手1枚の手がかじかんでくる。
7,8人のパーテイが降りて来る。すれ違うのも緩くない。
山頂に着く。山頂は狭く、足元から切れ落ちていて、素晴らしい高度感だ。足がすくむ。独立峰だから風が強く、吹き飛ばされそうだ。最高点はもう少し行った所のようだ。
岩の痩尾根を、木に掴まり、這いつくばって、風を避けながら最高点に辿り着く。
標高が低いから、遠くは余り見えないが、周囲の山や道路がよく見える。
山は、紅葉の盛りを過ぎ、ややくすんだ感じだ。
下山だ。途中から、別なコースがあり、通ってみたい気もするが今日は冒険はしないことにする。
登山口に着くと、すれ違ったパーテイが、おやつを食べたり、ジュースを飲んだり、わいわいやっている。リーダーと思しき高年男性が「コーヒーが入っているからどうぞ」と。
有難く頂く。体が冷えていたので感謝感激。
準備をして、彼らより一足先に登山口を後にした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する