東海自然歩道12 JR石山〜石山寺〜岩間寺〜東笠取〜西笠取〜炭山〜志津川〜仏徳山〜京阪宇治、東海自然車道?
- GPS
- 05:45
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 857m
- 下り
- 915m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
・京阪石山寺や石山寺山門前までバスあり。それらを利用すれば距離を少なくできる。また本数は少ないが、中千町までバスがある。 【復路】京阪 宇治 ・もう2kほど行けばJR宇治駅もある |
コース状況/ 危険箇所等 |
・石山寺から岩間寺の林道入口までは道が意外とややこしいので、地元の人に聞きながら進む方がいいです。東海自然歩道の道標も道路標識に隠れたり、小さかったり見落としやすいです。 ・岩間寺の拝観料は300円、通過するだけでも必要です。お寺の中に無料休憩所があり、お茶もいただけます。 ・西笠取〜炭山の間の林道は崖や道路の崩壊があり、平日は工事のため通行禁止になっている可能性があります。また道標も少ないので注意する必要があります。 ・炭山〜採石場にはダンプカーの往来が激しいです。 ・トイレは駅、街中のコンビニ(少ないです。)、岩間寺、炭山(陶器会館)、仏徳山、宇治周辺くらいです。コース上にはあまりありません。 ・登山ポストはありません。 ・飲食店も石山寺周辺と林道入口のコンビニ、以降は志津川〜宇治間までありません。 ・トレイルランのコースとしては不向きかも…。前半の岩間寺までの往復を傾斜走、後半の仏徳山(宇治〜志津川)の周辺なら気持ちの良いトレイルランが楽しめます。いずれも初心者〜初級者向き |
写真
感想
今回もヤマレコに登録しようか少し悩んだ。ルートの9割くらいが舗装路。しかも展望もほとんどなし。でも、こんな東海自然歩道もあるんだということで…。
スタートは本来なら京阪石山寺が便利であるが、今回はトレイルランということでJR石山からスタート。これで1.2kほどプラスされる。この間京阪に乗り換えればすぐだが、アップ走のつもりならちょうどい距離だろう。
京阪石山寺駅。その横に大きな東海自然歩道の看板がありその横の瀬田川に沿った道から再び走り始める。やがて西国13番札所の石山寺に到着。そのすぐ前にあるお土産屋が並ぶすぐ横にある細い道に入り、次の12番札所岩間寺へと進むことになるが、約5kの緩い登りの舗装路、今回のようにランニングでなければバスかタクシーを使いたくなるところ。ただ、バス便も非常に少ないのでほとんど利用はできないかもしれない。途中街中は道標も少なく、きちんと整備されてもいないので迷いやすい。交番で道を聞き、なんとか岩間寺への登山口に辿り着く。
登山口といってもここから岩間寺まで4k。コンビニがあるのでそこで買い物をし、トイレをすました方がいいだろう。ここから岩間寺までは本当に何もないところだ。徐々に高度をあげて行くが、道は単調でかなり上に行かないと展望すらない。「岩間寺まであと〇k」と言う表示板を見つけることができるあたりから、ぼちぼちと左側に展望がある場所に出る。石山寺から1時間近く走っただろうか、やっと岩間寺に到着する。
拝観料300円。東海自然歩道を歩く人からも徴収しているという。今回は比叡山のように「無料」と言う立札もなかったので、素直に払うことにする。ただ、何人かのハイカーが「これだけの境内に入るだけで300円も取られるって、ほとんどぼったくりや。」とぼやいておられたので、「比叡山よりはましじゃないですか。」と話しておく。境内の中にある休憩所でお茶の接待をしてもらえるので、そこで少し早い昼食を摂ることにする。時間があれば、奥の宮や琵琶湖の展望台にも寄りたいところだが、今回は20k超えのロングトレイル、先を急ぐことにする。奥の宮との分岐から東笠取へ下るが、ここは枯れ葉だらけで滑りやすく、散乱した折れた小枝に足をひっかけそうになる。お世辞にも整備されているとはいえない。おまけにクモの巣だらけだった。
一旦山里にでて、そこでアスファルトの車道と合流、また登り始める。まもなく「ヤマモモ」の木が現れるが標識ばかり目立ち、どれが「ヤマモモ」なのかわからなかった。ここから長い登りが東笠取の峠まで続く。何度か集落の方に下る道があり、そこに東海自然歩道の道標が微妙な方向で立っているので勘違いしやすい。そのまま車道を進むのが正解で、やがて林に中にひっそりとたたずむ清滝宮に出る。そこから峠のピークまではすぐだ。
そこから一気に西笠取の集落へ下ることになる。下りになると元気になるのが今日のパートナーtuyuponn、猛然とスピードを上げ走りだした。西笠取まで下るとまた炭山まで道路を登り返すことになるが、いきなり入口に「立ち入り禁止」の表示。ただ、この近くにバス停はなく、そのまま来た道に戻るなんて無理である。ただ工事中のコーンがよけられている感じであるので、歩行者はいいんだろうとそのまま直進する。やはり道は崖崩れや道路が崩壊している場所があり、休日以外は通行できないんだろうと思った。途中射撃場があり、山中に乾いた銃声が響き渡る。余計に緊張感が増し、恐る恐る通過する。
やがて炭山につながる国道に出てやっとほっとできる。炭山は『陶芸の里』として知られ、多くの観光客が訪れていた。陶芸会館のようなものもあり、そこでは焼きものの展示即売も行われていた。
ただここを越えるとやがてダンプカーは行き交う道路になり、採石場のある場所までかなり砂っぽい感じ。口の中が砂だらけになった感じだ。志津川まで出てやっとほっとできる。
この志津川から仏徳山の登りになる。仏徳山は標高132m程度の小さな山だが、ここから登ると結構歩きがいがある。今までずっと道路の連続だったのでやっとトレイル気分が味わえる場所だ。ほとんど宇治に近づいてきたところに仏徳山の山頂に向かう階段があり、今回唯一の山頂を踏む。ただ山頂からの展望は皆無。いったん階段を降り、少し歩いたところに展望台があり、そこから宇治市が一望できる。
残りは2k足らず。つづら折りの遊歩道を快適にダウンヒル。やがて宇治川沿いを歩き宇治上神社のそばを通ると京阪宇治駅まではすぐだ。一日走りまわり心地良い疲れを感じながら、帰阪の途についた。
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