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記録ID: 23686
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ハイキング
四国剣山

剣山 (四国) 1955m

2004年05月16日(日) 〜 2004年05月17日(月)
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コースタイム

民宿まつうら-西島―剣山―西島―見ノ越
過去天気図(気象庁) 2004年05月の天気図
コース状況/
危険箇所等
天気 16日;曇り、雨。17日;曇り。
5/16(日) 札幌-千歳-伊丹-大阪-徳島―貞光―見ノ越・民宿まつうら(泊)


5/17(月)民宿まつうら-西島―剣山―西島―見ノ越ー大阪-貞光―大阪(泊)

これも貞光から見ノ越へ行く途中、このような渕があった。名前は忘れてしまった。タクシーの運ちゃんが態々停めてくれた。
これも貞光から見ノ越へ行く途中、このような渕があった。名前は忘れてしまった。タクシーの運ちゃんが態々停めてくれた。
見ノ越からリフトで西島まで上がる。
見ノ越からリフトで西島まで上がる。
剣神社。
剣神社のご神体。
剣神社のご神体。
剣山山頂。広い台地だった。濃いガスだった。
剣山山頂。広い台地だった。濃いガスだった。
山の上は風が強いようだ。
見ノ越の旅館街(?)の所。
JR貞光駅のプラットホームに。
JR貞光駅のプラットホームに。
貞光から見ノ越へ行く途中、ウダツがある家並があった。
貞光から見ノ越へ行く途中、ウダツがある家並があった。
撮影機器:

感想

5/16(日) 飛行機が着陸態勢にはいり、大阪の街の上を緩やかに旋回すると、大阪城が綺麗に見えた。写真を、と思ったが間に合わなかった。
伊丹からバスで大阪(梅田)へ。ここから徳島行きの長距離バスに乗るのだが、同じ大阪といってもそのバス停がわからない。聞いて、探して、30分もかかってやっと着く。
今後もう乗ることもないだろうが、この距離では、10分もあれば、などと思って予定を立てたのでは、急いでも間に合わない。
バスはすぐ高速に入り、瀬戸内海と六甲連山の間を西進。暫らく行くと、左、海の方へ別れる。間もなく明石海峡大橋が見え隠れしてくる。
去年、石鎚山に登った時は、しまなみ街道を通ったが、今回はここを渡ってみたかったのだ。淡路島は凸凹の丘陵地帯という感じである。やがて鳴門大橋を渡って四国に上陸。
徳島からはJR徳島線で貞光へ。ここからはバスがあるが、時間、体力、天気など考えてタクシーにする。汽車に乗っている時から、降りだしそうだった雨が、遂に降ってきた。
車は狭くて急カーブの多い道をすいすい登って行く。
運ちゃんは親切で、途中態々   で止まって見て来いという。
やがて見ノ越・民宿まつうらに着く。雨は強くなり、風も強い。

5/17(月) 雨風が強い。リフトが動くか心配だ。予報では、午前曇り、午後は時々晴れ。
8時過ぎ、宿の主人が問い合わせてくれ、リフトは大丈夫だ、と。こんなに風が強いのに大丈夫?と思いつつ支度をする。
広い駐車場があり、その奥に乗り場がある。雨は小降りになり、やみそうな雲行きである。
車で来た人たちが、靴の紐を締めたりしている。
リフトは、初め急角度で登りやがて緩やかになって終点西島に着く。
山頂への道は沢山あるが、1番西側の道を行く。やがて大剣神社の庭に出る。
暫らく登ると大きな岩があり、これがご神体で、剣山本宮である。隣に山小屋があり、ここの主はNHKのラジオに時々出演する新居綱男さんである。1段上ると広い草原である。
木道が架かっているが、ガスが濃くて先がよく見えない。木道を行くと、ガスを透かして標識が見える。頂上のようだ。だだっ広い草原で、おまけに濃いガスで辺りは何も見えない。全く頂上らしくない。標識をバックに写真だけ撮って早々に下山。
途中、雲の塊が流れて、向かいの山が姿を現すが、またすぐ隠れてしまう。
11時に民宿に着くと、昨日のタクシーが待っている。
荷物をまとめ車に乗る。晴れてきた。予報通りだ。車の中から剣山の山頂が見える。
何でもう少し早く晴れてくれないのよ、と愚痴が出る。
貞光に近づいた所で車を止めてくれる。「うだつ」のある、同じ様な家が並んでいる。文化財に指定されており、ここにしかないそうだ。「うだつ」とは、江戸時代火事の時、延焼を防ぐための土壁で、表面が白く塗られている。
往路を逆行して大阪へ着き、環状線で天王寺へ向かう。ここで行程表と地図をバスのポケットに忘れた事に気付く。
なくても後の日程をこなせるか? 取りに引き返したとして、果たしてあるか。もう6時を過ぎ、疲れてもいたが、取りに行くことにする。
バス停で事情を話すと、ある、ただしここへ来るのに2時間かかる、と。
歯間ブラシを忘れたので、薬局を探す。シンプルで、10本入り200円也。
天王寺に着く。今夜はカプセルホテルだ。さすがに窮屈だし、蒸し暑い。おまけに換気扇がうるさい。

5/18(火) 近鉄の1番で下市口へ。途中大勢の高校生、中学生、小学生、そして幼稚園の児童が乗り降りした。これは通勤・通学列車でもあるのだ。
下市口からバスで洞川温泉へ。そして温泉街を上って、宿泊予定の「にしぎ」へ。
玄関は広々としていて、誰もいない。向かいの店で聞くと、3軒先で、幼児を抱いて立ち話をしている若いお母さんを呼んでくれる。ここの女将なのだ。長閑なものだ。
空身同然で出発。主が、まだ若いが、親切にも清浄大橋まで送ってくれる。感謝。
緩いとはいえ登り坂、歩けば1時間はかかるところだ。
ここから愈々登山道だ。大きな石柱と門があり「女人結界」とある。道は歩き馴らされたという感じで歩き易い。白装束の人が、1人降りてきた。さすが修験の山だ。
洞辻茶屋は古びた粗末な休憩所だが閉まっている。
台風が九州に近づいているが、天気は大丈夫のようだ。
ヘリコプターがぶんぶん飛んで、大きな声でがなっている。行方不明の人とその目撃者への呼びかけである。
道にはキラキラ光る石がある。道は岩場がちになり、鐘掛岩、西の覗岩などがあり、左下方には大峰山寺・山上宿坊・裏行場がある。大きな立派な建物で驚く。
間もなく山上が岳頂上に着く。薄暗いお堂に、仏様が安置されている。
小休止して、レンゲ辻を目指し、潅木の中の急な坂を下っていく。
レンゲ辻は三叉路で、ここにも立派な門が建っていて、「女人結界」である。
右に分かれて、樹林の中の急斜面をジグザグに降りていく。やがて道はレンゲ坂谷に沿って緩やかになる。
ロープウエーの始点がある。他方は遥か山の上にある。木材運搬用のようだ。
この辺り、道の両側、杉、檜の真直ぐな幹がぎっしり林立している。
歩き飽きた頃、清浄大橋に出る。更に車道を約1時間歩いて洞川温泉「にしぎ」に着く。
途中、天然水の壜詰めをするらしい工場があった。
部屋は8畳、床の間があり立派な掛け軸がかかっていた。

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