至仏山 2228.10m

コースタイム
6:10 7:20 8:10 8:45 9:15 11:25 12:05 13:05
―小至仏―オヤマ沢田代―鳩待峠
過去天気図(気象庁) | 2005年10月の天気図 |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
おやど松葉屋―?ダム―戸倉スキー場駐車場―鳩待峠―オヤマ沢田代―小至仏―至仏山― 6:10 7:20 8:10 8:45 9:15 11:25 12:05 13:05 ―小至仏―オヤマ沢田代―鳩待峠―戸倉スキー場駐車場―老神温泉楽善荘(泊) 15:00 |
写真
感想
上から見た尾瀬はそれほどではなかった。尾瀬は実際に歩いてみるもののようだ。
天気 晴れ
最初の予定では、今日は武尊山だが、色々考えて、アプローチの遠い至仏山を先に登ることにした。
宿を出る時、道を訊いたのだが、ここでは僕の方向感覚が根本的にずれていて、役場の所から沼田の方に向かってしまった。すぐ気が付いたので車を停めてじっくり地図を見る。
女将の云ったことを考え合せ、納得。引き返して、湯桧曽で右折、藤原、湯の小屋温泉を目指す。
藤原ダムを過ぎると右に、武尊山への道がある。行ってみたい気もしたが、地図を見るとかなりの距離なので止める。
暫らく行くと左手に奈良俣ダムがある。このダムは、堰堤の最下部が道路と同じ高さだから、巨大な堰堤を、下から丸々見上げることになる。壮観である。
湯の小屋温泉を過ぎて暫らく行くと、三脚を担いだ人がいたので道を訊く。自分が至仏山に登る時は、この辺に車を置く。鳩待峠まで歩いて1時間半だと言う。
それが嫌なら、今交通規制で、マイカーは鳩待峠には入れないから、戸倉の駐車場からシャトルバスに乗るしかない、と。
鳩待峠入り口を通り越してかなり行った所に戸倉スキー場があり、ここの駐車場に車を停める。
バスは定時に出るが、乗合タクシーが何台も待機していて、満員になると次々出発する。
約15分で鳩待峠に着く。今朝水上を6:10に出たのに、9:00を過ぎた。ここまで3時間かかってしまった。
鳩待峠の駐車場はあまり広くない。これではマイカー規制も仕方ない。レストハウスの前にはバスと乗合タクシーが待機しており、脇の方に小学生の団体がかたまっている。
多くの人が行き来している。奥の右手に尾瀬へ行く道があり、大部分の人は尾瀬の方へ行く。至仏山へは左手の道だ。
落ち葉が積もった明るい、緩やかな道を登って行く。鳩待峠の賑わいが嘘のように静かだ。
やがて木道となり、木の階段となり、段々急になっていく。
階段の端に腰掛けて休んでいると、高年のカップルと若い3人の男性が登って行った。
踊り場のような所に来て振り返ると、木立の間に燧ケ岳と尾瀬ヶ原が見える。
緩やかな登りが続く。道は大きく迂回している。
やがてオヤマ沢。ここは水場だ。少し林の中に入った所に、パイプから水が流れ落ちている。
急な階段を登って少し行くと視界が開け、湿原である。オヤマ田代だ。草は枯れて茶色だ。
小至仏が見える。全体としてはなだらかだが、ゴツゴツした感じだ。
平らな道を少し行くと、急な階段となる。休みながら登って行く。かなり険しい岩場を越える。燧ケ岳と尾瀬ヶ原が見える。尾瀬沼は手前の山に隠されて見えない。
小至仏の山頂に着く。至仏山がゆったりした姿で横たわっている。
至仏山へは一旦下って、登り返す。相当な距離で、ガイドブックでは30分とあるが、それは健脚でも無理と思われる。
傾斜は緩やかだが、岩礫で、しかもそれが昨日の谷川岳同様、硬くすべすべしていて濡れた所は滑り易い。やっと至仏山に着く。小至仏から1時間かかってしまった。
燧ケ岳と尾瀬ヶ原が見えるが、期待していたほどの眺めではない。尾瀬沼まで行かないとダメかも知れない。
普通はここから山の鼻へ下り、くるっと回って鳩待峠へ帰るようだが、山の鼻からがかなりの登り返しになるので、往路を引き返すことにする。
鳩待峠に着いて乗合タクシーに乗る。すぐ出発し、戸倉スキー場駐車場に着く。
今夜の宿は老神温泉楽善荘だ。先ずは鎌田を目指し、鎌田からは沼田を目指せばいい。
鎌田を過ぎると日が暮れてきた。もうそろそろと思われる所で、コンビに寄って食料を買う。序でに、老神温泉への入り口を聞く。200m先だった。
看板を頼りに、暗い田舎道を行く。やっと温泉街に着く。曲がった坂道を登って行くと右側に楽善荘の駐車場がある。車を停めて楽善荘を探す。楽善荘は道路に沿って3軒目だった。
チェックインする。至仏山に登って来た、というと、主人「家内も今日尾瀬に行って、まだ帰って来ない」と。
あてがわれた部屋は3階の1番前。和室でコタツが置いてある。
寒い、というほどではないが折角だからスイッチを入れる。電気コタツ、という違いはあるが子供の頃を思い出す。
2日間の疲れが出て来た。明日の武尊山は諦めることにする。
早速風呂に入って寝るとしよう。ここで失態を演じた。
風呂場に行くと、正面に女湯がある。昨日のことが頭に残っていて、女湯に入る。湯に浸かって、膝の手当てをしていると、脱衣所で人の気配がする。女の人のようだ。一瞬焦る。「間違えて入ってしまいました」と告げる。
上ってよく見ると、男湯はローカを挟んで反対側にあった。
女将さんに事情を話し、善処をお願いした。
女将たちは、鳩待峠に知り合いが居るので、鳩待峠まで車で行ったそうだ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する