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Yamareco

記録ID: 23714
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無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

皇海山 2143.60m

2005年10月15日(土) [日帰り]
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コースタイム

皇海橋―7:45登山道入口−8:45中間地点(皇海山頂2km)−10:55皇海山頂11:05−中間地点―13:40皇海橋
過去天気図(気象庁) 2005年10月の天気図
コース状況/
危険箇所等
老神温泉楽善荘―皇海橋―7:45登山道入口−8:45中間地点(皇海山頂2km)−10:55皇海山頂11:05−中間地点―13:40皇海橋―15:20吹割の滝―沼田―前橋・ホテル ルカ(泊)
長く険しい悪路だったが、終点には広い駐車場があり、トイレもあった。
長く険しい悪路だったが、終点には広い駐車場があり、トイレもあった。
皇海橋を渡って栗原川左岸のここから登山道(分岐点までずっと林道だったが)に入る。逆の方向から団体の大勢の人たちがやって来た。ここへは僕が来たのとは反対の方からも入ることができ、そちらの方が道はいいらしい。ただ、道がちょっと複雑なのと、吹割の滝を見たかったので、帰りは往路を引き返すことにした。

皇海橋を渡って栗原川左岸のここから登山道(分岐点までずっと林道だったが)に入る。逆の方向から団体の大勢の人たちがやって来た。ここへは僕が来たのとは反対の方からも入ることができ、そちらの方が道はいいらしい。ただ、道がちょっと複雑なのと、吹割の滝を見たかったので、帰りは往路を引き返すことにした。

林道から分かれて登山道に入る。
2005年10月15日 07:49撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
10/15 7:49
林道から分かれて登山道に入る。
暫くこんな林が続いた。
2005年10月15日 07:51撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
10/15 7:51
暫くこんな林が続いた。
立派な標識があり、距離も書いてあって好かった。
2005年10月15日 08:47撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
10/15 8:47
立派な標識があり、距離も書いてあって好かった。
急な斜面を登り終え峠に出た。
2005年10月15日 09:48撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
10/15 9:48
急な斜面を登り終え峠に出た。
山頂には2組のカップルがいた。
標柱に「渡良瀬水源碑」とある。ここに降った雨は渡良瀬川を流れ、利根川に流れ込んで行くのだ。
2005年10月15日 10:56撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
10/15 10:56
山頂には2組のカップルがいた。
標柱に「渡良瀬水源碑」とある。ここに降った雨は渡良瀬川を流れ、利根川に流れ込んで行くのだ。
日光の奥白根山だと思う(山頂から)。
2005年10月15日 10:57撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
10/15 10:57
日光の奥白根山だと思う(山頂から)。
これも自信はないが、尾瀬の燧ケ岳だと思う。
2005年10月15日 10:57撮影 by  PENTAX Optio 550, PENTAX Corporation
10/15 10:57
これも自信はないが、尾瀬の燧ケ岳だと思う。
庚申山北西斜面の紅葉。赤、黄、緑のコントラストが鮮やかだった。
庚申山北西斜面の紅葉。赤、黄、緑のコントラストが鮮やかだった。
庚申山の紅葉。
庚申山の紅葉。
2005年10月20日 07:39撮影
10/20 7:39
庚申山の紅葉。
皇海橋と駐車場が見えた。
皇海橋と駐車場が見えた。
吹割の滝。川底が掘れて出来た滝だ。この原理で出来た滝は、海外には沢山あるようだが、日本では珍しい。
沼田市から北東に、片品川沿いの道を30kmぐらい遡った所にある。
吹割の滝。川底が掘れて出来た滝だ。この原理で出来た滝は、海外には沢山あるようだが、日本では珍しい。
沼田市から北東に、片品川沿いの道を30kmぐらい遡った所にある。

感想

山そのものよりも登山口までのアプローチが大変だった。カーブが多く、路面はガタガタだった。
天気 曇り、雨

楽善荘を5:30出発。主人が起きてきて見送ってくれる。夜はまだ明けきっていない。
栗原川林道に入る。初めは民家の中の狭い道を曲がりながら登って行く。やがて高原台地に出て、畑が広がっている。暫らく行くと、林の中に入り、舗装も切れて砂利道となる。ここからが大変だった。左側は崖で落石注意、右側も崖で路肩軟弱注意。自己責任で通れ、という看板も出ている。こんな場所の連続だ。そしてこんな道が20kmも、延々と続くのだ。国道から登山口である皇海橋まで23km、30分。かかったとしても40分と見ていたがどうしてどうして、2時間以上かかってしまった。坂、カーブ、それに腹がつかえるような凸凹。時速10〜15kmぐらいしか出せないのだ。前橋NOの車に追いつく。ペースを合わせてついて行く。かなり慎重に運転している。
皇海橋に着く。駐車場というほどではないが、駐車するスペースは十分ある。車を並べて停める。高年のカップルが2組降りて来る。準備をして先に出発する。
皇海橋を渡って行くと前方から小型バスが2台来て停まる。そちらからも来れるようだ。登山姿の人が続々と降りて来る。
橋を渡ると左にゲートがありここが登山口だ。車道を緩やかに登って行く。
間もなく左側に看板があり、ここから本格的な登山道だ。
川に沿って、落葉松の明るい林の中を緩やかに登って行く。
雨が降ってきたので、それに草に付いた露で濡れるので、雨具を出して着る。
4人が追いついて来た。先頭を歩いていた男性が「北海道から来たんですか」という。
車のNOプレートを見たのだ。
標識が立っていて「皇海山山頂1,8km、1,8km皇海山入口」とある。半分来たのだ。この標識は自分の居場所がわかり、見通しを立てることが出来、元気が出る。登る者にとっては非常に有難い。
右の支沢に入る。水は石の間を、ちょろちょろ沁みている、という程度だが、傾斜がきつい。やがて笹薮となり、尚も急な坂が続く。
やがて尾根に出る。ここは鋸岳への分岐点だ。左の尾根道を行く。
暫らく登って行くと、背の高い笹藪となる。笹を掻き分けて進んで行く。
標識が立っている。「皇海山山頂0,7km、2,9km皇海山入口」
山頂直下に来たようだ。傾斜が急になる。あと700mだ。
「皇海山山頂0,4km、3,2km皇海山入口」の標識が立っている。ここまで来ればもう安心だ。
傾斜が緩み、山頂部に来たようだ。樹林の中に大きな鉾が立っている。
間もなく人の声がする。山頂だ。先ほどの4人が弁当を拡げている。
山頂は木立に囲まれていて、見晴しはいいとはいえないが、その間から燧ケ岳の双耳峰が見える。日光白根だろう、ゴツイ感じで、遠く霞んでいる。
シャッターを押してもらう。皇海橋へは反対側からも来れる、その道は少し遠いが道はいい、という。帰りにどっちを通るか、迷うところだ。吹割の滝をまだ見ていないので、これを見るとすれば、往路ということになる。
写真を撮って、少し休んで、先に下山。300mも下ったろうか、向かいの山の紅葉が綺麗だ。
その紅葉は一風変わっている。赤、黄、緑の斑で、1つ1つが粒粒になっている。3種類の木が入り混じって、然も、1本1本が疎らで、独立しているのだ。いいスポットを探していると、団体が登って来た。今朝バス2台で、反対側からやって来た人達だ。
山頂の4人も降りて来た。細君が綺麗だ、こっちが綺麗だよ、と旦那に注文をつけたりしている。その間に、団体が続々と登って行った。50人はいたろう。4人は先に降りて行った。
途中4,5人登る人に出会ったが、1人淋しく下山して行く。
登山口が近くなると、落葉松の林が、風情があって、いい気分だ。
車道に出て暫らく行くと、下の方に皇海橋、そして僕の車も見える。
橋を渡って、車の所に着く。前橋NOの車は朝のまま停まっている。あの4人は鋸岳まで行ったものと思われる。
下山中、考えていたが、少し遅くなっても吹割の滝を見たい。それに初めての道を行くより少々悪路でも、1回通った道の方が確実だ。往路を引き返すことにした。
確かに悪路で、然も遠い。しかし来る時ほどには感じなかった。2度目だったからか。それとも腹を決めていたからだろうか。
雨が降ってきた。吹割の滝に着く。土産物店の横の駐車場に車を停める。土産物店で傘を貸せてくれる。滝の方に下りて行く。その道端にも土産物店が並んでいる。
大勢の観光客がぞろぞろ歩いている。
ここの滝は変わっている。河床がえぐられて、そこに水が落ち込んで、滝になっている。
こんな滝は初めてだ。
この土地の特産のこんにゃくを買って、今夜の宿・前橋を目指す。沼田から高速に入る。前橋に着く頃には日が暮れた。
さてホテル・ルカだが。INから印刷した付近の地図はあるがよくわからない。先ず駅を目指す。大きな通りで、車もひっきりなしに走っている。気軽に立ち寄れるような店もない。
角に、持ち帰りのすし屋があったので、そこの駐車場に車を停める。客が並んでいて、店員は走り回っている。ゆっくり道を訊く雰囲気ではない。大通りを挟んで向かいの眼鏡屋に行く。若い女の店員が親切に教えてくれた。地図から、駅のすぐ近く、と思っていたが、かなり遠いようだ。15分ぐらい走って、東武線をオーバーパスで越える。標識に天川大島町とある。同じ町内まで来たのだ。それらしいホテルは見当たらない。車はビュンビュン走っているから、うろうろ走り回るのは事故の元だ。
ニッサンの店があったので、入って訊く。中年の男の店員が、迷惑顔だったが、腹を決めて尋ねる。意外に近かったが、小さな通りに入るので、訊かなかったら、ちょっとわからなかったろう。駐車場は広いが略満車だ。奥の方に空きを見つけて停める。雨は降り続いている。明日が心配だ。
チェックインし、序でに赤城山への道を確認する。
部屋に落ち着いて、風呂に入り、さて明日のことだ。赤城山に登っている暇があるかどうかだ。計画を立てた時は、軽く考えて、18:30のフェリーにしたが、1つおそい23:59にしておけば良かったのだ。
車に、忘れ物を取りに行った序でにカウンターで、大洗までの所要時間を訊く。走ったことがないのでわからないが、5時間ぐらいはかかるだろう、と。
部屋に帰って再検討。登山口まで1,30、登り2:00、下り1,30、渋川ICまで1,30、伊勢崎まで30、伊勢崎から大洗まで約150km、3時間。合計10時間、朝6:00に出たとすれば大洗に16:00だ。途中多少のことがあっても17:00までには着くだろう。
最後でもあるし、明日は赤城山に登ることにした。


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