六郷田無道（六郷土手→上清戸村）

2020年05月31日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 40.2km
• 登り: 76m
• 下り: 29m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 12:10

7:20 六郷の渡し
19:30 上清戸村

天候

曇り（25/19）

アクセス

利用交通機関：

電車

★行き
京浜急行六郷土手駅

★帰り
西武池袋線清瀬駅

写真

5/31 7:18

六郷の渡し跡から出発。まずは東海道を歩きます。

5/31 7:32

六郷神社にお詣り。六郷界隈の総鎮守。源氏や徳川家とも縁がある古社です。

5/31 8:01

JRの蒲田操車場で鉄分補給！

5/31 8:26

東急多摩川線（かつての目蒲線）、ついで池上線を渡り、池上線沿いを歩きます。

5/31 8:58

本門寺の参道。名物のくず餅屋（以前の相模屋さん、今は藤乃屋さん）の前に享保年間の道標。

5/31 9:05

呑川を渡り、此経難持（しきょうなんじ）坂の石段を上って本門寺にお詣り。

5/31 9:26

本門寺の先の道。お土地柄、日蓮宗のお寺が多いです。

5/31 9:47

この庚申塔の先から大岡山駅辺りまで、道は二手に分かれます。今回は右の花抜坂を上って、尾根道（荏原病院通り）を歩くことにしました。

5/31 10:16

洗足池の近くで中原街道を越えます。

5/31 10:22

中原街道を越えると出穂山の子育て地蔵堂があり細い道に。その先の道標からはさらに細い道に。いずれもわずかな区間ですが。

5/31 11:07

柿の木坂の上で二子道（目黒通り）を越えます。この辺りはしばらく環七を歩きます。なんとなく右側を。

5/31 11:47

上馬で青山通り大山道（新町ルート）を越えます。越えると環七と別れ、細い道が続いていい雰囲気。

5/31 12:12

世田谷中央病院の辻で青山通り大山道の上町ルートに合流。彦根藩世田谷領を治めていた代官大場家の屋敷があるボロ市通りを行きます。代官屋敷はこの日まで閉館中。

5/31 13:09

大山道と別れ、世田谷の住宅街を歩きます。行く手の空模様が怪しくなってきた、と間もなく雨が降ってきました。今日は雨具が無いのでそのまま進みます。

5/31 13:23

千歳船橋駅手前の稲荷森稲荷の角にある地蔵堂。この辺りが荏原郡と多摩郡の境じゃないかな。

5/31 14:34

給田町で甲州道中を越えます。これで東海道と甲州道中がリンクしました。

5/31 15:34

三鷹一小前から少しだけ人見街道と重なります。すぐに右折して吉祥寺通りに入るのですが、かつての道は斜に入っていたようなので、新川八幡の境内を抜けてみました。

5/31 15:54

狐久保の辻で左折して連雀通りへ。この辺りは明暦の大火後に神田連雀町から移住してきた人々が開拓したところ。下連雀村、上連雀村が続いていました。

5/31 16:27

塚の辻で深大寺から来る道と交差するところで右折。つまり深大寺道（大師道）を北上し、田無宿を目指します。

5/31 16:40

玉川上水を大橋で渡ります。渡ると浄水場が道を分断しているので迂回します。

5/31 17:18

千川上水を越えると、通りの名前は深大寺街道となります。途中にあった馬頭観音道標に、「左 柳沢 所澤道」とありました。

5/31 17:39

六郷田無道の終点、田無宿に着きました。青梅街道の宿場ですが、この六郷田無道や所沢道などがリンクする多摩地域の交通の要衝です。

5/31 17:59

疲れましたが、もう少し歩きます。六角地蔵の追分けで左に行く所沢道と別れ、右の六角地蔵通り、南沢通りに入ります。

5/31 18:35

南澤村。毘沙門橋で落合川を渡り、多門寺にお詣り。

5/31 18:50

曲橋で黒目川を渡ります。急に暗くなってきました。

5/31 18:57

小山村の暗い坂を上り、先を急ぎます。

5/31 19:05

野火止用水を越えます。

5/31 19:24

上清戸村で清戸道に合流！ ここを今回のゴールとします。ひさびさに40キロ歩きました。疲れた〜。

撮影機器：

SHV47 SHARP

感想

musashinokoyu

　東京も緊急事態宣言が解除されましたので、ひさしぶりに公共の交通機関（電車）を使って歩きに出ることにしました。といっても、他県への移動は自粛を求められている状況なので都内を。
　歩きたい道はいろいろありますが、いずれ所沢を経由して秩父に行きたいと考えているので、その前段階として「六郷田無道」を歩くことに。

　六郷田無道は、その名の通り東海道が六郷川（多摩川）を渡る六郷土手と、多摩地域の交通の要衝である青梅街道の田無宿を結ぶ道です。
　こういう名称が江戸時代からあったわけではないそうですが、道自体は、東海道、中原街道、青山通り大山道、甲州道中、青梅街道などなど、江戸から放射状に延びる道をつなぐ環状線として機能していたようです。

　旅の様子は写真をご覧ください（サボり）。

　田無宿までで35キロくらいあったのですが、せっかくなのでさらに5キロほど歩き、以前歩いた清戸道と合流する上清戸村（西武池袋線清瀬駅近く）まで歩きました。

　かつて歩いた多くの道を越えたり、部分的に重なったりする、とても面白い道でした。