高尾山(琵琶滝だけ立ち寄り)


- GPS
- 01:33
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 303m
- 下り
- 322m
コースタイム
天候 | 晴れ/くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所等なし。琵琶滝コース(6号路)は11月より登り専用になるそうです。 |
写真
感想
高尾スタンプラリーの最後の一つ、押しそこなっていた琵琶滝のスタンプをゲットするため、高尾山へ。
と言っても午前中は娘の保護者会に出席したため午後からのスピード山歩きとなった。
ともかく琵琶滝のスタンプが押せればそれでよいので、高尾山口から真っ直ぐ琵琶滝を目指し、その後はリフトでさっさと降りてくるという、山行とも呼べない山行だった。
琵琶滝を通る高尾山の6号登山道は、沢沿いのほぼ平坦な道。琵琶滝を経て、高尾山山頂の直下から一気に登るというコースである。
今回は琵琶滝から6号路を外れて十一丁目茶屋方面へ登ってしまったので、琵琶滝までの道程しか様子はわからない。地図で見る限りは勾配の少ない道が続くと思われる。
琵琶滝までの道は、ケーブルカーの山麓駅の左側から入る。途中までは舗装道で、やがて「琵琶滝水行道場」の石柱があるところから左側に切れ込んで、そこからは山道である。ゴツゴツした岩肌がところどころむき出しになっているものの、勾配はほとんどないゆるやかな上り坂で、山登りという感じではない。
時刻が1時半だったので下りの登山者が多く、始終すれ違いのため歩きにくかった。
琵琶滝まで20分ほど歩いた。途中、岩屋大師がある。
琵琶滝では掃除の真っ最中だった。枯葉吹き飛ばし機でぶおーぶおーと落ち葉を吹き飛ばしている。琵琶滝を見物している我々はどうやら邪魔だったらしい。迷惑そうな雰囲気だったので早々にスタンプを押して1号路方面の山道へ。
ここからは登りである。
自然保護、なんて殊勝なことを考える性質ではないが、なんだか高尾山の登山道は痛々しい。表参道もそうだったが、深く削られている印象を受ける。
道の脇の木々は根っこがむき出しになり、登山道に設置されている木の階段は周囲の土がえぐれて、ほとんど障害物にしかなっていないような箇所も。年間どのくらいの人間が通るのだろう。
一人が削る土の量はほんのわずかだろうに、木々の根が何十センチもむき出しになるほど山は削られているんだなぁ。毎年毎年、高尾山は少しずつ小さくなっているんじゃないのかなぁ。
高尾山は登山初心者にも広く門戸を広げている山だ。
ここに登って、それから登山の面白さにはまっていく人も大勢いるだろう。
かく言うおっさんも、20数年の山登りのブランクを埋めるため、高尾山に足を運ぶのはこれでもう何度目か。おかげで山歩きの感覚は少しずつ戻りつつある。
身を削って、多くの人々を受け入れてくれる高尾山。なんだか、子供たちのために心血注いで働いてきた老人の姿を見るような思いがする。
もう、高尾山に甘えるのはそろそろ卒業すべきかもしれない。少なくとも、高尾山への登りについては、ケーブルカーなりリフトを使ったほうが、山には優しいのかもしれない。
そんなことをつらつら考えながら上っていくと、20分ほどで十一丁目茶屋に到着。
相変わらずすごい人手だ。山の上だというのに、その辺の商店街より余程にぎわっている。
今回の目的はもう果たしているのであとはリフトで下るだけである。
とことこリフトの山上駅に向かうと……。
「これまた混んでる……」
100人以上は間違いなくいただろう。すげえなあ。
もはや並んで待つという状況ですらなく、整理券が発行されており、
「10番の整理券の方、お並びくださ〜い。現在30分待ちです」
どこかのジェットコースターと間違うほどの待ち時間だ。
どっちを向いても人ばっかりなので景色を眺める雰囲気でもなく、その辺りで買ったたこ焼きをつまみながら時間を潰し、リフトに乗って帰った。
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