古墳巡り(39）古代のわに氏の古墳を歩く

2020年06月21日(日) [日帰り]

• GPS: 03:05
• 距離: 6.4km
• 登り: 99m
• 下り: 92m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:05
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:05

10:05 スタート地点
13:10 ゴール地点

安もののスマホだとGPS機能が上手く作動せず、直線になったり、少し休憩すると一時ストップになる。一時ストップの解除を忘れるとGPSがストップしたまま。今回の最後の在原業平神社から駅までGPSが描けていない。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

写真

JRまほろば線櫟本（いちのもと）駅スタート

和邇（わに）下神社の鳥居
参道が続く

和邇下神社古墳の案内。しかし古墳らしき外形が見当たらない。あちこち徘徊した。

この上に古墳があるかと探したが、神社の本殿があるだけで古墳らしき物はない

この付近に古墳らしき物はないかと探したが大和國柿本寺跡とあった。

石棺の上の石とある

小さなほこらがあちこちにある。最後に裏山に入り野鳥の撮影に来ていた人に聞いたらこの山全体が古墳で､その上に神社が建てられていると教えられ納得。

東大寺山古墳の案内
天理教の敷地に入り、やっと東大寺山古墳の案内に到着

見晴らしが良い場所にあった。天理市が一望。

東大寺山古墳の墳長部。ただの竹の伐採跡地
竹藪で囲まれ何も見えない

東大寺山古墳群の横穴式石棺。
シャープの敷地内に「移築」とあった。

辺りの古墳群の配置図

横穴式石室。

同じ

同じ

昭和54年頃にシャープがこの土地に研究所を作ったが、今は誰も住んでいないし、使用している形跡もない。今から40年前のことだが、日本の電気産業も衰えたものだ。

赤土山古墳入り口

赤土山古墳

赤土山古墳の円筒埴輪などの再現

古墳の頂上から二上山のビューポイント。

在原業平神社（生誕地と言われている）

業平は平安時代の貴族で有名な歌人
色男とあったが初めて知った。

櫟本駅着

感想

abc5def6

和邇下神社古墳→東大寺山古墳→赤土山古墳等の和邇一族の墓と言われている。これらの古墳は東大寺山古墳から紀念銘大刀が出たことで有名。「中平□□（年）5月丙午造作文・・・・・・）」の24文字が刻まれている。中平は後漢時代の年号で184年〜189年に作成されたことは間違いがなく、この時代の刀剣が、東大寺山古墳の被葬者にどのような経過で入手したのか、文献を読むと興味は尽きない。

この時期に古墳を訪れる変わり者は誰もいない。誰とも接触せず、古代の和邇一族の云わば故郷に当たる古墳群を歩く。

近江にも、和邇地区がある。一度訪問したくなった。