綺麗なマヤラン(麻耶蘭)に出逢えた裏山花散策

2020年06月24日(水) [日帰り]

• GPS: 04:20
• 距離: 7.2km
• 登り: 194m
• 下り: 197m

天候

曇り一時霧雨 一時晴れ

アクセス

自宅からの徒歩での周遊です

写真

今日はオオバトンボソウ(大葉蜻蛉草)を探しに何時もの裏山に来ましたが見つからず 最初に目にしたのは猿渡の池近くのイヌガラシ(犬芥子)でした

イヌガラシの近くにはこれまた小さな花のトウバナ(塔花)　こんな雑草にしか今日は逢えないのかな...

と落胆していたところ　何と！　マヤラン(麻耶蘭)が平山城址公園ヤマツツジの小径に咲いていました　今迄見た中で一番綺麗です

平山城址公園ではこの季節には必ず探す花なのですが毎年咲くとは限らない様だし咲く場所も変わります　東園での発見は初めてです

オカトラノオ(丘虎の尾)の葯の紫のものを探しましたが見つからず勝手に色を変化させたので葉までワインカラーに... (笑)

シロシキブ(白式部)　多く見かけるムラサキシキブ(紫式部)はその実が紫色になりますがこちらは実も白色です

ヒメコウゾ(姫楮)の実　一番上は実が熟す前の地味な姿　やがて熟して手前の様に赤くなります　甘味があって食べられるものの...

コゴメウツギ(小米空木)の花は既に終わり実に変化していました

ノウタケ(脳茸)　頭部が人の脳を思わせる形をしているパンの様なキノコ　食べられると言うが...

白花のホタルブクロ(火垂袋)が平山季重の道に突然現れます　しかも近くには表札　草刈の際にこれを避けて欲しいのかな...

3週間前には花を楽しんだウメガサソウ(梅笠草)にしっかり実が付いていました

何か寄り添う様に咲いていたのですね　花は下向きですが実は上向きなので撮影が楽です　葉はいつまでも青いので結構綺麗　来年も宜しくお願いします

遠くに咲いていたヤマアジサイ(山紫陽花)　丈が高くて長身の私でも上からは撮影出来ませんでした

私が勝手にノジトラノオ(野路虎の尾)と思い込んでいる平山城址公園東園ひだまりのデッキに咲く花

チダケサシ(乳茸刺)　同じひだまりのデッキで毎年開花を楽しみに待っている花です　ユキノシタ科

花弁は5枚らしいが蕊が長くて多いので数えるのは難しいです

ヤブレガサ(破れ傘)　上の方に写っているのがその葉でモミジガサ(紅葉傘)よりずっと大きい

ムラサキニガナ(紫苦菜)　紫色が綺麗な花なのになかなか綺麗に咲いてくれない

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)　宮嶽谷戸ではこの花を何時も撮影したくなります

ミソハギ(禊萩)　一般的には梅雨明が明ける頃になると咲き始めるのですが一足早い開花です

ナンテン(南天)　「難を転じる」と解釈され鬼門を封じる厄除けの意味からトイレや裏玄関などに植えられて来たが勝手に繁殖している様です

ハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)　別名エドワードゴーチャー　ツクバネウツギと形はそっくりですが色が如何にも園芸種

ヤマユリ(山百合)の花の蕾　やがて遠くからでもヤマユリの匂いで開花を確認出来る様になるでしょう

ヤブミョウガ(藪茗荷)　あまりにも早く咲いていたので驚きました　半透明の花弁が特徴です

オオバギボウシ(大葉偽宝珠)　白色のものを多く見かけますがこれは淡い紫色　淡紅紫色のものもあるらしい

ネジバナ(捩花)　今が旬なのか至る所で見かける様になりました

こちらはネジバナと言うよりも「ひねくれ花」と命名したい　関西では「ひねくれ棒」というパンが売られているとか...

アネモネシルベストリスは春に咲く花の様ですがGoogle Lensで検索するとこの名前が出て来ました

感想

ランツベルク

今週は梅雨らしい天気が続いているので花散策は中止と考えていたのですがどうもオオバトンボソウ(大葉蜻蛉草)が気になって裏山の平山城址公園へ出掛けることにしました。残念ながらオオバトンボソウには縁が無かったものの今迄で一番綺麗なマヤラン(麻耶蘭)との出逢いは感動ものでした。

天気予報では曇りではあるが雨の心配はなさそうなので傘も持たずに家を出たのですが直ぐに霧雨が降り始めました。家に戻るのは面倒なのでそのまま続行です。せっかくのマヤランとの出逢いもカメラに雨の滴が着きながらの撮影でした。それでも嬉しい花散策となりました。

Landsberg