須賀利大池及び小池（国の天然記念物）のいきもの観察

2020年06月27日(土) [日帰り]

• GPS: 16:00
• 距離: 7.5km
• 登り: 523m
• 下り: 496m

コースタイム

日和山登山口 - 峠（日和山と大池分岐） - 小池 - 巻道 - 大池 - 江戸鼻の付け根 - 大池 - 巻道 - 小池 - 峠（日和山と大池分岐） - 日和山登山口

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

高塚山展望台に立ち寄りました
右中央に鈴島（西岸に海跡湖が二つ）、三重県の天然記念物「鈴島暖地性植物群落」

赤野島（多数の島が砂洲で一列に繋がっている島？）と御来光

ホウロクイチゴ

三重県道202号須賀利港相賀停車場線上の尾鷲市ふれあいバスのバス停「金助前」近くの橋の近くに、登山口の標識「大池小池方面」
小川沿いの踏み跡を進んで行くと、その先は植林地の作業道の踏み跡

ヤマアカガエル

植林地の作業道のルートを進んで行くと稜線部の峠に到達、道標には
左：小池・大池
右：日和山への尾根道

小池の標識

海跡湖の小池

ホウロクイチゴの葉に留まるキマダラミヤマカミキリ

半島の南側の沖にある寺島の東隣にある島

寺島

海岸線の漂流物

小池から須賀利大池に向かう海岸線
砂浜は無く、丸まった小石の海岸でした

小池の海岸線と右奥の須賀利大池の海岸線の間には崖があり、この区間は通り抜けが困難

山側の植林地に須賀利大池への巻道

巻道を抜けた後の大池の海岸線
この左側に海跡湖の須賀利大池

海岸線の先に岩礁

岩礁部からの日和山

尾鷲湾沖の桃頭島
最高点に三角点、標高167m、島の中腹に灯台

須賀利大池付近を飛行中のカワウ

須賀利大池で泳いでいたマガモ♀
この池で越冬した個体かな？

須賀利大池

須賀利大池の東側

須賀利大池の東畔方面からの日和山

須賀利大池畔のツチガエル

東畔からの須賀利大池

産卵中のコシアキトンボ♀

ハラビロトンボ♂

ショウジョウトンボ♂

須賀利大池の東にある小さな池

海岸付近の岩場にカニの残骸

江戸鼻方面の痩せ尾根の岩場からの須賀利大池（右）
太平洋側の海岸線（左）
奥の右端に日和山

江戸鼻の南側の海釣り舟

江戸鼻方面の岩場からの海岸線
先端が沢崎方面

江戸鼻の北側の海岸線

江戸鼻の北東側の二又島
奥に紀伊長島沖の大島

須賀利大池には沢山のコイがいました

須賀利大池にいた小魚

ヤマガカシ

飛行中のアオサギ

ニイニイゼミ

タイワンウチワヤンマ

須賀利大池畔の神社

須賀利大池畔の保護柵内の草の群落
池畔にはニホンジカの足跡とフンが多数ありました

シオヤアブ

小池の海岸線付近の磯釣り
奥に養殖筏

ウグイス

■須賀利大池周辺の花など
クチナシ

イズセンリョウの若い果実

ハマゴウの群落

ハマゴウの花と蕾

ヒメユズリハの若い果実

カンコノキの果実

ヒサカキ

ハマヒサカキの果実

モロコシソウ

ナツトウダイの花後

イワタイゲキ

イワタイゲキの花後の紅葉

キノクニシオギク

アゼトウナとハマボッス

オモト

カゴノキの幹

山麓のハンカイソウ

感想

アルプス岳

スタート時の登山口の気温は24度で、下山時は31度となっていて、蒸し暑い中の散策となりました。
早朝の高塚山展望台に立ち寄りました。鈴島が近くに見えていましたが逆光となっていました。帰りにも立ち寄ろうかと思っていましたが、薄い雲もあり霞んだような風景だったので取り止めとしました。
登山口付近の県道沿いには、尾鷲市のふれあいバスの「金助前」の停留所があり、近くの数軒の家は廃墟となっていました。近くの旧中学校も廃墟となっていました。
須賀利大池畔の一部に保護柵エリアがいくつかありましたが、この日は目立ったものは観察できませんでした。

前回は秘境を探検するような感じの散策となりましたが、今回は夏の様子を見たく再訪し、この散策でエリアの感じを掴むことができました。植林地の下などでシダが伸びていましたが、ヤブ漕ぎとなる程ではありませんでした。非常に蒸し暑いので、日和山などには立ち寄らず、下山することにしました。

【前回の山行記録】
2月4日 (2020年)『日和山・須賀利大池及び小池（国の天然記念物） 〜こんな所に海跡湖・秘境にイッテQ!』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2207025.html