薬師岳 又七沢

2020年06月28日(日) [日帰り]

• GPS: 05:57
• 距離: 6.6km
• 登り: 812m
• 下り: 811m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:24
• 休憩: 0:30
• 合計: 5:54

6:48 馬留登山口
7:04 7:05 丸木橋渡渉点
7:19 7:27 又一ノ滝
10:55 11:15 登山道1490ｍ付近
12:18 12:18 又一ノ滝
12:30 12:31 丸木橋渡渉点
12:42 馬留登山口

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

又七の滝登山口には詰めれば4〜5台停められる駐車場が有るが、今日は私が着いた時点で既に3台停まっていて、私が着いた直後にもう1台来た。
更に下山してみるともう1台増えており、日曜日とは言え珍しいなと思った。

コース状況／危険箇所等

又七沢の沢登りの記録をたまたま目にして、しかも僅か2週間前の遡行記録が有ったので、現状にあまり問題無いだろうと考えて行ってみた。
薬師岳の登山道自体は、5月中旬にも一度往復しているが、その際に倒木の酷さにだいぶ苦労させられたので、沢登りでそんな状況だと大変だと躊躇していたのだが、最新の記録を見れたのはありがたかった。
ルートは又七の滝を登山道で越え、再度沢を渡り登山道が尾根に取り付く箇所から入渓。
ほとんどの滝は直登でき、巻く場合でも側壁が立ってないので容易にこなせる。
沢内にも倒木は結構有ったが、行動への支障は余り感じなかった。
また先の記録にも有る通り、岩がぬめりを帯びている所が多く、アクアステルスなどのラバー素材の沢靴だと苦労しそうな感じだった。
上部の詰めでは、本流から頂上近くに行くルートは取らず、1350m付近から最短ルートで登山道へ出るルートを採ったが、先の記録にも会った通り、短いながらもキツイヤブ漕ぎだった。
更に加えて、下記のアクシデントも発生したので、登山道に抜けてからも頂上には向かわず、すぐに下山した。

装備

備考

沢靴は、モンベルのサワークルーザーを使用。
ハーネス、カラビナ・スリングや、クライミングロープ３０ｍも持って行ったが、全く使わなかった。

感想

tkitasan

沢はほとんどの滝が登れて楽しかったが、詰めのヤブ漕ぎではかなり苦労させられた。
何かに左手を刺されてしまい、大岩の隙間に落ちたり、倒木をよじ登って越えたり。
極め付きは、ザックのサイドポケット入れていたクマスプレーが、ヤブ漕ぎの最中に安全ピンが何かに引っ掛かって抜けてしまい暴発。
何とか最小限の被害に留める事ができたものの、精神的にも非常に参った。
登山道に抜け出てからも頂上まで行く気力が湧かず、すぐに下山してしまい、最初に降り立った沢で、なるべく念入りに全ての物を洗った。
結果的には、早く水で洗い流したため、身体への影響は少なくすることが出来たみたいだ。