人生初登山⁇ 高川山


- GPS
- --:--
- 距離
- 2.3km
- 登り
- 521m
- 下り
- 9m
コースタイム
帰り 15:15高川山山頂-16:45初狩駅 (休憩含む)
天候 | 快晴☀☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り 🚞JR中央本線 初狩駅〜 |
コース状況/ 危険箇所等 |
😸初狩からのルートには、特に危険な箇所はないと思いますが、途中には鎖場やちょっとした岩場があるので気をつけてくださいね。 😸初狩駅には自販機(飲み物)があります。駅からまっすぐ行くと国道に出ます。角にコンビニがあります。駅前には旅館があります。 |
感想
O'Yamaの事...🌹 Primavera
その1.人生初登山⁇高川山 山梨県大月市
2010年5月3日(月)13時00分〜16時45分位
ゴールデンウィークのさなか、生後17,170日目にして初めて山頂に立つ!!!!
生まれ育った家から、ご先祖様のお墓の脇の舗道を登っていく。
地元のおじちゃんが数名軽トラの前で立ち話をしていた。「これから登るのかー?急がないと日が暮れるぞー」と声を掛けてくれた。「はいー、へへへ」とあいまいな返事をしながら、内心、ちょっと無謀な挑戦だったのかも.....と思いつつ、長男君、おチビと共に山道へと向かう。
そもそも、なんで山登りなんて思いついたのか?そう!!暇だったからなのさ。
実家にいてもなぁ〜んにもすることがなくて...何しろ、近所には何もないからね...ローソンしか行くところがない。で、思いついてしまったのだ。だから、服装はジーンズにタンクトップ。それだけならいいけど、靴はソールのあるおしゃれなもの...。これじゃ、おじちゃんに心配されるさね。少々意気込みが減退しつつ山道に入る。
やっぱり後悔...。急坂だ。げ!こんなはずでは...。甘かった。だてに登山客が多いわけではなかったよ。とほほ...。
長男君はさすがに若いだけあってすたすた登っていく。私は日ごろの運動不足で、まだ登り始めの段階でヘロヘロになっていた。それでも、母の意地である。最後まで登ってやる!!おチビに面目が立たないからね。やるときゃやるのよ。
しっかし、山の中は沢の音がして気持ちいい。5月は季節的にベストだね。小鳥の声や木々の新緑、あ〜決心してよかったかもぉ〜。しばし山の音楽を聞きつつ進む。
ホント、生まれてからこの方、山なんて縁がないってか、避けていたよ。遠足とかで登ったんだろうけど多分途中でリタイヤしてたな。たしか。滝子山へ遠足って事もあった気がするけど、山頂には行ってない。山の良さなんて全くわかりませんでした。だるいだけかと...。
そうそう、こうして登っている山は「高川山」といいます。
標高975.7m。高いのか低いのか、よくわかんないけど、大月市の秀麗富嶽十二景に選定されているらしい。そういえばさっきのおじちゃんが、山頂には犬がいるって言ってた。なんで?山に?後から知ったんだけど、「ビッキー」って名前だって。
かなり、登ってきた。ほとんど無言状態...。登山って大変。甘い考えではだめなことを痛感した。 キツイけど、本当に気持ちいい。空気、光、せせらぎ、小鳥...。地球ってすばらしい。こういう気持ちを思い出させてくれるのも登山なのだろう。
途中で、女坂、男坂で道が分かれていた。う〜ん...。通常は女坂は緩やかですかね。でも最近は草食男子という種族もいるから、もしかして男坂の方が緩い? なんて、事を瞬間考えたけどアホな想像は、かなり疲労していたからです。私とおチビは女坂、長男君は男坂を選択して進むことにした。携帯電話が使えたので長男君と連絡しつつ、おチビを励ましつつ、自分を鍛えつつ前に前に進む。 おチビにとっても初めての登山。彼も日ごろの運動不足でまるまるした身体。はーはー言いながら、泣き言も交え登る登る。「あと50歩歩いたら休もう」と励まし合いながら2人は進む。
長男君から山頂に到着という連絡あり。早っ!!私とおチビは岩のごろつく道をへーへーしながら歩いてた。でも、おチビ、あとちょっとで山頂だよ。よくがんばった!
って、まだ到着してないにもかかわらず褒めてあげたりして最後の難関を歩く。
どうにか「山頂」到着。ふふふ。長男君はすでに山頂からの景色を楽しんでいた。
あ〜富士山が見える〜!都留の町が見えるよ〜!富士山、まだ雪があるんだな。
山の間に見る富士山は、王者のごとく君臨している。山梨県人でよかった!
それから3人は言葉もなく景色に見入る。そう、言葉にならない,下界に住んでると味わえない爽快感、充実感、達成感...。
来て良かったよ〜!!! こりゃすごい。この気持ちは何だろう?このドキドキは,,,?
写真撮ればよかったけど、感動のあまり忘...。とことんアホ...。
長男君とおチビと一緒に過ごす時間。こんな素敵な場所にいられて本当に母は嬉しいよ。娘とダンナの事を忘れていたけど、今度は5人で来ようね。絶対!
それはそうと、山頂にいるという犬がいない。散歩中なのか?ちゃんとゴハンを入れる器がある。登山客から、いただいてるのかな?会いたかったのにな。今度来た時には会えるといいな〜。
さて、下界に戻りますか。来た山道を下り、下り...。
初めて登ったせいか、それとも単に私がアホで知らなかっただけなのか...下りの方が足に負担がかかる事を知った。この靴、通勤にも履いてるんだけど、壊れちゃいそうだ。しかも、同級会にも履いていくのにさ...と思いつつ、ちょい泣きしたいくらい足が痛んだ。
とりあえず、何とか下山。またお墓横の舗道に出て、帰宅。楽しかったよ〜。疲れたけどね〜。
この気持ちを、父に報告。この感動は言葉じゃ言えないけど、父、私を産んでくれて(産んだのは母だけどさ)ありがとよ〜。
こうして、初登山は終了。あ〜。山に恋したみたいです。
また、登りたい。
ゴールデンウィークも終了して、東京に帰り、普通に日常が始まった。即座に本屋に行って、お山の雑誌を数冊購入した。
さて、次はどこに行こう...?
追伸:ビッキーは2010年10月永眠したと聞きました。会いたかったなぁ…😭ビッキー、登山する人達を守ってね。👼
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