登山口〜空沼小屋 往復


- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 546m
- 下り
- 546m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ここいらの雨でドロドロ |
感想
先月行った時、小屋に食器を忘れたため今回は回収しに行ってきた。
食器ごときにと、いやいやアルミで蓋と取っ手が付いた手ごろな大きさの軽い食器ってお高いもの。
バスで登山口の近くまで行き、舗道を歩く。
思えば冬と秋の中間のこの季節、これまで雪を待つだけで山をまじまじと見たことがなかったが、舗道から見える唯一葉を残したカラマツの黄が朝の澄んだ空気にコントラスト強く美しい。
そして空沼岳を見上げると上部は銀色に輝いていた。とはいっても雪ががっつり積もっているわけではない。白銀に染まるでもないこの色移ろい、見られるのはこの時期の今だけ。
林道に入ると向こうから車が一台戻ってくる。登山口に橋がなく渡渉の水量が多く引き返すらしい。空沼の登山道は登山口の駐車場から川を一本渡らなければ登れないのだ。
話を聞いて念のため枯れ枝を一本拾い登山口まで行ってみると結構増水ちっく。長雨だったからなあ。枝をポール代わりに岩を伝って渡渉する。この登山口の橋は過去何度も流されていて今年も先月来たときには既に流されていた。普段はなんてことない沢だけど雨のあとだとそれなりに水出るし、登る人も多いので管理してる営林署?が少しお金をかけてどどんと立派なものを架けてほしいと思う。
今日はほとんど空身。しかし中ごろまで登る頃には腰が痛い。どうやら荷を背負わないと腹筋に対して背筋が強すぎるらしく、腰にくる。前から立ち仕事をしていてもそう。腰を痛める人は背筋か腹筋のどちらかが強すぎるからということのようだ。小さい頃から筋トレは苦手。
万計沼手前の滝のあたりから笹に雪が!初雪を触る。
豪雨で崩壊した滝直前の斜面もだいぶ歩きやすくなった。削られる前はわからなかったが岩盤が出ていて、さすが滝手前の地形だったのだなあと、この新しい道を歩くと思う。整備された方々おつかれさまです。
万計沼着。カラマツの金色が残っていてまだ寂しい感じはしない。昨日買った49円の柿を剥く。今年の柿は甘く大きかったが、そろそろ終わりな味。
小屋に寄り無事食器を回収。やや黒ずみ、もしや黒カビか・・・。
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この時期の空沼は初めてだったが一年で一番いい時期かもしれない。寂しさと静寂の間、閉店直前のデパートのような、わびさびの夏道。
みんなが旭岳なんか行っちゃうこの時期(自分も再来週行くけど!)に近郊の低山で初雪との邂逅、なかなか乙なものだと思います。
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