高賀山(紅葉の山を歩き、高賀の里をめぐる!)
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 842m
- 下り
- 822m
コースタイム
-10:34峰稚児神社-11:07岩屋-11:34東屋-11:54高賀の森駐車場
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
高賀の森駐車場に駐車、高賀神社から林道を登って1km弱の場所に有り (駐車場にはトイレ無し) |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪道の状況≫ ・危険箇所は特に無し ≪下山後の立ち寄り箇所≫ ・高賀神社 (神社に参拝、宝物殿見学) http://www.horado.com/kouka/jinjya.html ・円空記念館(円空上人の足跡を訪ねて) 入館料大人200円、中学生以下無料 http://www.horado.com/kouka/enku.html ・高賀神水庵(ご神水を汲みに) 100円/回 http://www.horado.com/kanko/sinsuian.html ・道の駅 ラステン洞戸 (地元産キウイはお買い得♪) http://www.horado.com/kanko/rasuten.html ・武芸川温泉ゆとりの湯 (露天風呂でのんびり) 大人600円、子供300円 http://sekikanko.jp/modules/content/index.php?lid=50 |
写真
感想
昼前から雨が降りだすことがわかっていた。
この日の登山は、午前中が勝負!
機会があったら登りたいと思っていた高賀山。
きっかけは、数日前のcheさんのレコ。紅葉がかなり良さそう。
比較的短時間で登れる山なので、山行後、帰り道に色々な寄り道も計画♪
todokitiさんの今年の春のレコを参考にさせていただいた。
登山の後には、麓にある高賀神社神水庵にてご神水を汲みに
ポリタンク20リットル準備で、珍しく用意周到!
岐阜県関市洞戸地区へ車を走らせる、、、
中美濃の麓の山々にも紅葉シーズン到来〜。
山肌が所々錦色に染まっていて美しかった。
高賀神社の大鳥居をくぐって神社前を左に折れ、細い林道を登っていく。
林道脇に目もくらむような真っ赤な葉の木が、、、、。
帰りに写真を撮ったが見事に赤い。ドウダンツツジ!
高賀の森駐車場には我が家の車のみ。一番乗りで登山開始。
登山道は紅葉のピークシーズン。曇天ではあったが、
紅葉・黄葉のから発する眩い光を感じながら山頂まで。
紅葉に夢中で、なかなか前に進まない、、、(汗)
高賀山山頂からの展望が、これまた素晴らしい。
高い山のてっぺんは雲に覆われていたが、
晴れていれば雪をかぶった御嶽山や白山の山頂が見渡せるだろう。
できたばかりの新しい標識が、なかなか良い雰囲気だ。
貸し切りの山頂。私達だけでは、勿体無く感じてしまう。
久々に山の上で大展望に囲まれながら、静けさも手に入れ、
ココアとおやつで小休憩。
家族で楽しい話をして(まあ、いつもバカ話なんですが)盛り上がった。
山頂から引き返し御坂峠へ。高賀山案内標識で峰稚児神社の場所を確認。
山の斜面を登って神社へ立ち寄る。
この神社は、“子供の守り神として大岩の上に立つ、
高賀神社の「奥の院」として高賀山頂に立てられた社”だそうだ。
(後から見たパンフレットに記載あり)
雲行きが、いよいよ怪しくなり始めたので、足早に下山開始。
間もなく、天気予報どおりにポツポツと雨が降り出した。
途中、円空上人が修行されたと言い伝えられる岩屋で少しの間、雨宿り。
雨が木の葉にあたり、穏やかな音になって地面に落ちる。
岩屋は静寂に包まれていた。
この場所で円空上人も、雨音を聞いたに違いない。
その後、雨が一層強まってきそうな気配を感じて、一目散に下山。
駐車場には我が家の車一台のみ。
紅葉した木々に囲まれ、ザーザーと降る雨の中、駐車場に設置されている
東屋で昼食とする。
下山後、たっぷり時間がある♪
それでは、計画どおりに観光めぐり。
山の帰り道に色々な場所に立ち寄るのは楽しみ。
高賀神社に参拝後、円空記念館を訪れ、高賀神社神水庵にてご神水を汲み、
道の駅ラステン洞戸で産地の野菜・果物を買って、最後に
武芸川温泉ゆとりの湯の露天風呂でくつろぐ。
我が家の父さんは円空記念館で、円空上人に感銘していた。
日本の古の文化には断然疎い私でさえも
円空上人が製作した仏像や、その生き方に心を動かされた。
円空 Wikipedeia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E7%A9%BA
少し前に立ち寄った高賀山の岩屋や、山頂付近の峰稚児神社は
円空上人が何度か足を運んでいた場所。妙に円空上人を身近に感じてしまう。
日本各地を周られ、生涯に12万体の仏像を彫ったのだとか。
いったい一日に何体、彫っていたんでしょうか!?
歴史に名を残すだけあり超人です。
Wikipedeia情報によると、現存している円空仏は約5350体
なんと約半分の3000体以上の仏像が、私の住む愛知県に残っているという。
円空上人とは、今後も各地でご縁がありそうだ。
雨降りで、あやうく家に引きこもりそうな日曜日だったが、
山へ出かけたおかげで、とても有意義な一日が過ごせた。
ザーザーと下山時に雨に降られたにもかかわらず、
高賀山で、またまた息子の一言が〜。嬉しい言葉。
「この山、いい山だったね」
ポリタンク持参で用意周到。
プラティパスで汲んで周りから浮きまくっていた教訓を生かしてもらってよかったです
小さい容器しか持ってなくても、みんな「我先に」だったのは苦い思い出です
晴れれば白山や御嶽などが見えるので、そういった光景を見て感じることもありますが、秋雨の高賀山、少し寒そうですが、静かな山歩きが趣がありますね。
雨で濡れた紅葉も艶やかで綺麗ですし。
岩屋での雨宿りも、円空の修業を簡単な疑似体験をされたような感じで、この山ならではの楽しみ方なのかもしれません。
円空仏は美濃も多いようですが、愛知もかなり多くあるようですね。
荒子観音が有名なようですが、愛知県の円空仏にはまだ訪れたことがありません。
12万体と言うのは木端仏も含めてのことだろうとは思いますが、大作も数多く、機会があれば是非見ておきたいですね。
また、他には山に興味を持つ前に飛騨の千光寺に偶々立ち寄り、両面宿儺像などを見たことがあります。
先日の伊吹の十一面観音も是非見ていただきたいものの一つです。
ここ洞戸の円空記念館の十一面観音像、手持ちの資料を改めて見ましたが、頭上の仏面がすべて前面に彫られていていました。
作風は同じでも、一体一体が違う造形がなされてますし、脇侍とともに三体が一本の木から作られるなど、斬新な作りに驚きますね。
山岳信仰の多くは廃れてしまい、多くの山では信仰があったことを忘れてしまったかのようになってしまっていますが、円空仏とセットで見ることで、この山の信仰をいくらかは感じられる気がします。
そういえば、まだ反対側の美並の円空仏や、高賀三山の他の山も訪れる機会を作ってませんでした
「この山、いい山だったね」
本当に素晴らしい息子さんです
ご神水、毎日美味しく飲んでいます。
次は20リットルポリタンクを2本持っていこうと計画
円空は、todokitiさんのレコに何度も出てきましたが、
自分自身はあまりピンときていなかったのです。
ところが、、、、開眼しました〜
神社の隣の記念館、訪れて本当に良かったです。
我がファミリーも、一気に円空に引き込まれてしまいました。
仏像のほのかな微笑みが忘れられず、これからますます気になりそうです
三体が一本の木からできている仏像はすごいなと思いました。
円空はアーティストですね。
美濃や愛知、飛騨や伊吹、、、円空仏は色々なところで見られるのですね。
少しずつでも見ていきたいと思います。
美濃の山、なかなか良いですね。
円空仏も他の山も、機会があれば訪れたいと思います
息子の一言には同感!
紅葉真っ只中の高賀山は、おすすめです〜。
山行を参考にしていただき、ありがとうございました。
僕は峰稚児神社も、円空記念館も、ご神水もスルーしてきたので、slowlifeさんのヤマレコが、逆に参考になります。
今週、高賀三山を回り終えましたが、高賀山が一番、眺望、歩きごたえともに抜群かと思います。でも、ほかの二峰もそれぞれ良さがありましたよ。本格的な冬が来る前に、ご家族で巡礼されてはいかがでしょう?
なにはともあれ、素敵な山行になったようで幸いです。これからも、ご家族でよい山行をしてくださいね。
cheさんのレコを読んで、行ってみてとても良かったです
高賀山も周りの美濃の山も紅葉が綺麗でした!
高賀三山、全て登り終えられたのですね。
先週の山で、鹿に助けられた話、不思議な体験でしたね。
このあたりの山は本当に神様がいらっしゃるかもしれません
我がファミリー、機会があれば、またご神水を汲みに行く際に、
高賀の残り2峰も訪れたいと思います
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