MTBで西上州名残の紅葉旅1・小沢岳・八倉峠、驚きの変貌
- GPS
- 09:00
- 距離
- 41.2km
- 登り
- 2,403m
- 下り
- 2,309m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
椚峠から小沢岳方面と八倉峠、日影山方面に向かって多数の林道が縦横に開かれている。分岐が多く、どの林道を使うと、一番効率よくスーパー林道、日影山方面に向かう尾根に接近できるか、初めてだと迷う。結局帰路辿った道が最善のように思える。行きは道迷いの連続。八倉(ようくら)峠方面はいまだに工事中だった。崩壊斜面の補修はほぼ完成したようだ。 |
写真
感想
紅葉の名残と西上州でまだ歩いていない領域の歩きを楽しもうと、MTB輪行。下仁田駅を出発し、まず椚峠を目指す。
最初、青倉橋を渡り、しばらく進むと、青倉保育園手前あたりから、小沢岳が見え始め、金剛萱も左に並んで見えてきた。どちらも特徴的な形をしている。それから明日登る予定の金剛萱の登り口を探す。
通常(道標も明確な登山道はないが)、青倉保育園あるいは、大畑から林道(作業道金剛萱)に入って、金剛萱の北側にある下仁田ローム層の上に切り拓かれたコンニャク畑の裏側から稜線に登るか、鹿の湯橋から続いている作業道の終点から金剛萱の南側の稜線(地形図にある旧道)に出るのだが、その中間の峯橋に下った人もいるようだ。とりあえず各橋周辺をチェックした。
周辺の石灰岩採掘を行っている白石工業(石灰、炭酸カルシウム)の前を通過して坊主渕に向かう。その途中、二万五千の地形図にある点線の金剛萱に向かう道の入口を探す。石灰岩の大きな白い岩峰、白岩を過ぎ、道が左に大きくカーブする手前にその入り口はあった。無論道標はなく、藪っぽい踏み跡があるだけだが、GPSでその位置を確認した。ここに下った人の記録もある。
特徴的なさまざまな岩峰と紅葉の中を進み、坊主渕に出る。ここまで自治体バスのサービスがある。小沢岳登山口周辺には駐車場がないので、坊主渕に駐車するようにと下仁田町のHPには出ている。
ここから小沢岳への道標が出てくる。ここから登山口まで、桑本集落分岐と林道七久保・橋倉線との分岐がある。その分岐の先の七久保橋を渡り、舗装林道が終了し、登山ポストがある小沢岳登山口に到着。右の分岐を登ると七久保集落がある。 集落方面から車が来たので、椚峠周辺の道について訊ねて見るが、八倉峠への道も、椚峠への道も、昔のことしかわからないという。道すがら南牧村や神流町にも聞いてみたが、やはりわからないという。
登山口から椚峠の間に八倉峠への分岐がある。しかし道標は破棄されているか、無くなっていて、道標のある場所(小沢岳)から沢を渡って八倉峠に向かう道は倒木と藪の道にようだ。八倉峠周辺の崩壊で、おそらく上まで出ることは至難の業だろう。
なんとかMTBで 椚峠まで出る。その光景は想像を絶するものだった。広い駐車スペース、縦横に走る林道は小沢岳方面だけでなく、八倉峠・日影山方面に向かう稜線や椚方面に向かう道まである。
とりあえず今日のメインである八倉峠への道を確認するため、林道に登って、日影山への道を探す。強引に稜線に上がる手もあったが、この縦横無尽に走る林道がどうなっているかも確認したくて、林道を進む。しかし林道は分岐だらけで、どの分岐を辿るとどこへ行くのか判然としない。結局判断を誤り、次々と林道は行き止まり。仕方なく、樹木や根っこに捕まりながら強引に稜線目指して登るとその上の林道に出る。途中、八倉峠方面の法面工事の様子が見えてきた。かなり進んでいる様子。林道終点に出ては戻る作業を何度か繰り返し、稜線に近づく。最後はすべての林道が終わり、適当な場所から斜面を登って稜線に出る。30分弱歩くと八倉峠の上に出る。峠が見えるところまで下ってみる。
すでに1時を過ぎ、時間の余裕が無い。降りてみたいが、工事車両が忙しく動き、これから戻って小沢岳を登って椚集落経由で雨沢に向かうのは難しくなる。
そこで八倉峠の途中までくだり、その後日影山もあきらめて椚峠に戻る。帰路、林道の状況を確かめ、稜線に出る効率的なルートを確認することができた。
椚峠に戻ったのは2時半過ぎ、急いで荷物を入れ替えて、小沢岳に向かう。左側の林道が、どこまで行ってもついてくる。小一時間、登山道を歩いて林道終点を過ぎ、最後の登り。山頂手前の展望台で荒船山や大岩・碧岩方面を見る。三時半前、山頂に着くと、妙義山方面も見えるが、ガスが出ていて見えにくいのは残念。山頂裏の磐戸方面に下るマイナールートの入口も確認できた。
急いで下山するも、4時過ぎになる。もう少しで暗くなるので、道標が椚峠を指している手白沢林道を下って見るが、案の定、この林道は椚集落には向かわず、途中で終点に。やむを得ず戻り、もはや旧道を下ることはできないので、往路をMTBで下り、今日の宿の雨沢に向かう。真っ暗になり、気温も急降下で冷え込みが厳しい。なんとか宿に着き、明日に向かって英気を養う。
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