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Yamareco

記録ID: 2453616
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

徳本峠 霞沢岳 (撤退)

2020年07月23日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
14.9km
登り
362m
下り
349m

コースタイム

登山口       11:52
二股        13:21〜13:30
撤退地点(下女沢?)14:16〜14:37
二股        15:30
登山口       17:04

       総行動時間 5時間12分 (休憩 約30分を含む)
天候 小雨 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
島々宿 登山口 駐車場 10〜15台の駐車スペースあり
(一箇所防護柵を開けて到着)
防護柵を越えて・・・
2020年07月23日 11:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/23 11:11
防護柵を越えて・・・
すぐに登山口の駐車場。先行者(?)の車が一台。
小雨の中での出発です。
2020年07月23日 11:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/23 11:50
すぐに登山口の駐車場。先行者(?)の車が一台。
小雨の中での出発です。
ザラッと土砂が道を塞いでいます。
2020年07月23日 12:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 12:12
ザラッと土砂が道を塞いでいます。
ゴボっと道がえぐれています。
2020年07月23日 12:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 12:15
ゴボっと道がえぐれています。
・・・。
2020年07月23日 12:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 12:16
・・・。
ガツンと大岩が鎮座!
2020年07月23日 12:25撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 12:25
ガツンと大岩が鎮座!
なんとか乗り越えます。
2020年07月23日 12:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 12:27
なんとか乗り越えます。
次は大木が何本も道を塞いでいます。
根の間を通り抜けているうちに泥だらけ・・・。
2020年07月23日 12:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 12:35
次は大木が何本も道を塞いでいます。
根の間を通り抜けているうちに泥だらけ・・・。
上部からごっそり削り取られていました。
2020年07月23日 12:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 12:35
上部からごっそり削り取られていました。
ここもなんとかクリア。(帰路の写真)
2020年07月23日 16:22撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 16:22
ここもなんとかクリア。(帰路の写真)
もう木が倒れかかっているくらいは何ともありません。
2020年07月23日 12:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 12:53
もう木が倒れかかっているくらいは何ともありません。
今度は100m以上に渡って、林道が土砂の流れ込みで沢化しています。
2020年07月23日 12:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 12:56
今度は100m以上に渡って、林道が土砂の流れ込みで沢化しています。
途中本来の沢で道は分断され、その先も沢化しています。
2020年07月23日 12:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 12:57
途中本来の沢で道は分断され、その先も沢化しています。
そして右岸の大規模な土砂崩れ・・・
右端は川に向かって切れ落ちています。
高巻くしかありません・・・。
2020年07月23日 13:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 13:06
そして右岸の大規模な土砂崩れ・・・
右端は川に向かって切れ落ちています。
高巻くしかありません・・・。
(帰路の写真)
足元は緩く、時折動きます。
息を止めて静かに体重を移します。
2020年07月23日 15:45撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 15:45
(帰路の写真)
足元は緩く、時折動きます。
息を止めて静かに体重を移します。
ここもどうにか通過。右に見えている木の辺りに着陸(?)しました。
何年か前にソロで北鎌尾根に行った時「戻る事はできない・登り続けるのみ」という状況になり、それを思い出しました。
「この道戻りたくない!(その1)」
2020年07月23日 13:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 13:12
ここもどうにか通過。右に見えている木の辺りに着陸(?)しました。
何年か前にソロで北鎌尾根に行った時「戻る事はできない・登り続けるのみ」という状況になり、それを思い出しました。
「この道戻りたくない!(その1)」
ようやく二股です。
林道終了・・・これからは古からの峠道・・・現代工法で出来た林道ではなく雨に強いのでは、と希望的観測を持ちます。
2020年07月23日 13:21撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/23 13:21
ようやく二股です。
林道終了・・・これからは古からの峠道・・・現代工法で出来た林道ではなく雨に強いのでは、と希望的観測を持ちます。
雰囲気のある木道と一部石畳の道です。
2020年07月23日 13:31撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/23 13:31
雰囲気のある木道と一部石畳の道です。
しっかりした「行き橋」を通り過ぎると・・・
2020年07月23日 13:40撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 13:40
しっかりした「行き橋」を通り過ぎると・・・
今度は空中に橋が飛び出しています。
インディジョーンズではないので飛び越えることは勘弁してください・・・トホホ。
2020年07月23日 13:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/23 13:49
今度は空中に橋が飛び出しています。
インディジョーンズではないので飛び越えることは勘弁してください・・・トホホ。
気をとりなおして高巻き道を見つけて、ここもかろうじてクリア。
2020年07月23日 13:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 13:52
気をとりなおして高巻き道を見つけて、ここもかろうじてクリア。
「戻り橋」を渡って・・・
2020年07月23日 13:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/23 13:57
「戻り橋」を渡って・・・
炭焼き窯跡を通り過ぎ・・・
2020年07月23日 14:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 14:01
炭焼き窯跡を通り過ぎ・・・
ここも厳しい!
奥の道から一度7時方向の木材の辺りまで降りて、かすかに見える補助ロープの切れ端をつかんで、手前3時方向にたどり着きます。
「この道戻りたくない!(その2)」
2020年07月23日 14:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 14:13
ここも厳しい!
奥の道から一度7時方向の木材の辺りまで降りて、かすかに見える補助ロープの切れ端をつかんで、手前3時方向にたどり着きます。
「この道戻りたくない!(その2)」
そして奥(下流)から上流に向かって歩をすすめると・・・
(帰路の写真)
2020年07月23日 14:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/23 14:37
そして奥(下流)から上流に向かって歩をすすめると・・・
(帰路の写真)
妙に前方が開けて明るい・・・イヤな予感がします。
(帰路の写真)
2020年07月23日 14:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 14:36
妙に前方が開けて明るい・・・イヤな予感がします。
(帰路の写真)
これはダメです。綺麗に削り取られています。
多分数十メートル先に道がつながっているのでしょう。
全く取りつく島がありません。
2020年07月23日 14:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 14:16
これはダメです。綺麗に削り取られています。
多分数十メートル先に道がつながっているのでしょう。
全く取りつく島がありません。
下方はそのまま水量の豊富な川へ・・・それでも高巻きのの可能性はと考えて少し上がってみました。
上方は急な傾斜のまま・・・これ以上の高巻きは安全に道に戻れない可能性を感じたところで「撤退決定」しました。
ふう〜っ・・・
2020年07月23日 14:26撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/23 14:26
下方はそのまま水量の豊富な川へ・・・それでも高巻きのの可能性はと考えて少し上がってみました。
上方は急な傾斜のまま・・・これ以上の高巻きは安全に道に戻れない可能性を感じたところで「撤退決定」しました。
ふう〜っ・・・
木に寄りかかり下を覗き込むと・・・数十メートル下の川に吸い込まれそうです。
2020年07月23日 14:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 14:27
木に寄りかかり下を覗き込むと・・・数十メートル下の川に吸い込まれそうです。
今一度、道が途切れたところまで戻り、この状況を目に焼き付けます。
よく見ると5時方向に鉄筋が突き出ています。
ここから向こうまで補助ロープが張ってあった痕跡かもしれません。
2020年07月23日 14:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/23 14:35
今一度、道が途切れたところまで戻り、この状況を目に焼き付けます。
よく見ると5時方向に鉄筋が突き出ています。
ここから向こうまで補助ロープが張ってあった痕跡かもしれません。
「戻りたくない!」道を何とか戻ります。
行きに検討はついているので、帰りは少し余裕がありました。
雰囲気がある流れ込みを観ながら・・・
2020年07月23日 15:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/23 15:50
「戻りたくない!」道を何とか戻ります。
行きに検討はついているので、帰りは少し余裕がありました。
雰囲気がある流れ込みを観ながら・・・
途中の「監視橋」(?)に寄り道をしながら・・・
2020年07月23日 16:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/23 16:13
途中の「監視橋」(?)に寄り道をしながら・・・
股間がヒヤッとしますね。
2020年07月23日 16:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 16:15
股間がヒヤッとしますね。
戻ってきました。
2020年07月23日 16:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 16:52
戻ってきました。
5時間ちょっとの行動・・・撤退したものの充実した時間・・・盛り沢山のアトラクションを堪能した気分でした。
2020年07月23日 17:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/23 17:04
5時間ちょっとの行動・・・撤退したものの充実した時間・・・盛り沢山のアトラクションを堪能した気分でした。

感想

仕事の都合で前泊できずに、早くても昼頃からしか登山開始できない条件で、しかも天気はパッとせず・・・。
天気が悪くて霞沢岳は登れなくても、上高地までのクラシックルートをテント泊でと考えて現地に・・・。
6月上旬で山の報告が途絶えた中での登山開始。
平成30年7月の豪雨で「島々谷通行禁止」との情報はあったものの、それはあくまでも「林道車両通行禁止」と考えていました。
今年4月からの群発地震、そして7月初めからの大雨・・・どんな影響があるかはハッキリしませんでした。

現時点で一般的な登山道ではなくなっています。
より奥に進むためには、水量の極めて少ない時期・複数で確保できる体制・沢登りに準じた装備(懸垂下降の用意)が必要だと感じました。

早い時間に「通行不能」で撤退したなら、当日中に上高地に入り、日帰り霞沢岳を考えていました。でも空模様もハッキリせず、泥だらけの靴を再び履く気になれず、またそれなりの充実感を得ていたので、「ひらゆの森」温泉でゆったり過ごし帰路につく事にしました。

いつの日か、いにしえから続くこのルートで「上高地=神降地」と呼ばれたであろう地にたどり着けたら、と願いつつ帰ってきました。

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コメント

貴重なレポート有難うございます
クラシックルート、今年いければと思い情報収集していました。
貴重なレポート有難うございました。
2020/7/26 22:03
Re: 貴重なレポート有難うございます
コメントありがとうございます。
現地に行かないとハッキリしない事はありますね。
今回僕も情報収集不足でしたが、ある意味では良い経験になりました。
結果「撤退」でしたが、ちょっと楽しかったですよ。(笑)
いずれまた、チャレンジしたいルートですが・・・
なにぶん人気(人の気配)がないルートなので、今後の道の整備の進み具合が心配です。
2020/7/27 17:04
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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