群馬100名山を3座「錫ケ岳・四朗岳・皿伏山」

2020年08月08日(土) 〜 2020年08月11日(火)

コースタイム

【8月8日】
首都圏〜（鉄道）〜高崎〜（レンタカー）〜菅沼登山口P・12:40→弥陀ケ池→五色沼→15:06五色沼避難小屋（泊）

【8月9日】
五色沼避難小屋4:00→4:18前白根山分岐→4:56白根隠山→白桧山→（白錫尾根）→7:39【錫ケ岳】8:00→10:30白根隠山→11:08五色沼避難小屋（デポ荷のピックアップ）11:40→五色沼→弥陀ケ池→13:45菅沼登山口〜（レンタカー）〜（丸沼高原の四朗岳登山口下見）〜丸沼高原（ペンション：泊）

【8月10日】
四朗岳登山口5:30→6:52四朗峠→7:53【四朗岳】8:10→四朗峠→10:17四朗岳登山口〜（レンタカー）〜大清水P〜（低公害バス）〜一ノ瀬12:51→14:10三平平（尾瀬沼山荘：泊）

【8月11日】
三平平6:30→6:49富士見峠分岐→8:01【皿伏山】8:20→9:35三平平→一ノ瀬〜（低公害バス）〜大清水11:13→11:51【オモジロの滝】12:30→13:00大清水〜（レンタか）〜高崎

天候

8月　8日：曇
8月　9日：雲
8月10日：晴れ
8月11日：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

◆駐車場
　・錫ケ岳：菅沼駐車場
　・四朗岳：丸沼高原駐車場（無料）
　・皿伏山：大清水駐車場（1日：500円）
◆大清水⇔一ノ瀬：低公害バス　15分　＠700円　30分間隔

コース状況／危険箇所等

◆錫ケ岳
　・前白根山分岐〜白根隠山：踏み跡明瞭
　・白根隠山〜錫ケ岳：笹薮やシャクナゲの藪漕ぎのセクションが多い。
　　赤布もついているが、道を見失いやすい。GPSで現在地と進む方向を確認しながら進む事。稜線に出てからの展望は申し分ない。
　・
◆四朗山
　・最初に、無料駐車場奥の川を渡渉して対岸の登山道へ渡る事。表示や標識、登山ポスト等、なし。
　・10数回の渡渉あり。平水なら登山靴のままOK。写真参照。
　・赤布あり。
　・途中に手作り標識と、山頂に手作り看板、2枚のみ。
◆皿伏山
　・尾瀬沼畔トレイルからの分岐から、巨木の倒木多数。登山道を塞いでいるが、赤布をたどれば通り抜けられる。
・山頂は全く展望無し。　
　　　　　　　　

写真

8/8 11:02

【8月8日】
高崎から4日間、レンタカー。菅沼登山口に向かう途中で日本名瀑100選「吹割の滝」に立ち寄りました。

8/8 12:38

菅平登山口は有料駐車場の奥です！

8/8 12:49

カニコウモリの林床。

8/8 14:20

弥陀ケ池の奥に、日光白根山。威風堂々とした山容。今回は目的の山ではありません。

8/8 14:30

ハクサンフウロや・・・→

8/8 14:35

イワオトギリが出てくると・・・→

8/8 14:45

五色沼です。曇っているので、いつもの美しいブルーが見られません。

8/8 15:06

五色沼避難小屋着。ここに泊まって明日のハード・ワークに備えます。今晩は、私達とアメリカ人の3名。

8/9 4:36

【8月9日】
避難小屋を4時発。前白根山分岐で稜線へ出ます。
白根隠山が、ボ〜ッと浮かび上がっています。

8/9 5:47

一面の熊笹。所々に付けられた赤布を見落とさないように、足元のかすかな踏み跡を辿ります。

8/9 6:16

樹林帯は倒木だらけ。前を歩くHちゃんも苦労してます。

8/9 6:47

錫の水場まで来ました。私達は菅沼登山口から必要量を担ぎ上げてきましたから寄りません。

8/9 7:01

やっと、行く手に錫ケ岳が見えてきました。最後は急登ですね！

8/9 7:39

錫ケ岳山頂です。見晴らしは良くありません。

8/9 8:00

下山しましょう。錫ケ岳の中腹の方が見晴らしがいい。行く手に白根隠山（左）と前白根山（右）

8/9 8:01

男体山（左）と中禅寺湖、黒檜山〜社山。

8/9 10:15

白桧山付近の岩場を越えるHちゃん。

8/9 10:16

白根隠山は岩の鎧。

8/9 10:30

山頂まで戻って来ました。

8/9 10:30

白根隠山〜前白根分岐　は、ご覧の通りトレイル明瞭。

8/9 10:46

五色沼と背後に五色山

8/9 10:52

前白根山分岐手前に、メルヘンチックなセクション！　この後、五色沼避難小屋でデポしておいた荷を取り、菅沼登山口に下山。車で丸沼高原に移動。四朗岳の登山口を確認してペンション泊。

8/10 5:30

【8月10日】
先ず、無料駐車場奥で川を渡渉。対岸の登山道へ。

8/10 5:32

右岸のこのようなトレイルはすぐ終わり・・・→

8/10 5:38

・・・→渡渉に次ぐ渡渉。十数回！
平水なら飛び石伝いで渡れます。

8/10 5:41

渡渉箇所の紹介です。対岸の右の立木に赤布。あそこを目指して渡渉。

8/10 6:00

倒木を跨ぐ渡渉。

8/10 6:02

今度は、倒木を潜る渡渉。

8/10 6:04

倒木を渡る渡渉。滑って怖かった！

8/10 6:08

まるでアスレチックです。

8/10 6:19

沢の中を歩く所もありました。

8/10 6:20

途中、標識はこれだけ。

8/10 6:34

滑の渡渉を終えると、急登となり・・・→

8/10 6:52

・・・→稜線に登り上げた所が四朗峠。

8/10 7:00

最初のみ穏やかな道だけれど・・・→

8/10 7:47

・・・岩から下がったツルリンドウの花を見ながらの急登をあえぎあえぎこなすと・・・→

8/10 7:53

四朗岳山頂です。

8/10 8:22

山の地図には展望良しと書いてあるけれど、南東の一部のみの展望。白根山（左）と昨日登った錫ケ岳（中央右）

8/10 10:05

下山途中で、アサギマダラの生態観察＆保護をしている方に出会いました。2000kmを渡り、台湾で確認された個体もあるとか。こんな小さな体に秘められた力に驚きです。

8/10 10:17

戻って来ました。奥に見えるのが四朗岳。
さて、これから大清水に移動。

8/10 12:51

大清水から12：00発の低公害バスで一ノ瀬へ。
のんびりおしゃべりしながら歩いて尾瀬沼：三平下へ入りました。

8/10 15:12

尾瀬沼と燧岳。いつ見ても、すっきりと端正な山容。
今晩は、尾瀬沼山荘泊です。

8/10 15:17

早く着いたので、長蔵小屋まで木道散歩。
ミズバショウは結実。

8/10 15:19

ワレモコウも！
秋の気配！

8/11 6:28

【8月11日】
尾瀬沼山荘の美味しい朝食をとってから出発。
今日も、いい天気！

8/11 6:33

燧さん、尾瀬沼さん、おはようございます！

8/11 6:49

湖畔のトレイルを離れ、私達は富士見峠方面へ。

8/11 6:49

山荘の方からも倒木が多いと聞いてましたが・・・→

8/11 6:52

すぐに試練の大倒木が道をふさぎます。次々と現れる大木を、あるものは跨ぎ、乗り越え、くぐり、迂回して進みます。赤布が導いてくれます。

8/11 7:04

倒木地獄から解放される頃、大清水平湿原。ほっとします。

8/11 8:01

皿伏山山頂ですが、光って文字が見えません。

8/11 8:02

自分の体で日陰にして山名撮影。登った証拠！

8/11 10:16

3時間で尾瀬沼山荘へ戻り、デポ荷を引き取って大清水へ下山します。三平峠下あたりから、赤城山（中央）と富士山（よく見て下さい。赤城山の右手すそ野の右）

8/11 12:02

大清水から往復1時間ほどのオモジロの滝へ寄ってみました。右下のmizukiと比較すると落差が分かります。滝壺で裸足になって遊びました。

8/9 10:12

最後に、黄色い花三種。
これは、アキノキリンソウ

8/10 5:36

これは、キオン

8/10 15:32

これは、マルバダケフキ　or　トウゲブキ

撮影機器：

FinePix XP70 富士フイルム

感想

mizuki

・日が長い内に、群馬100名山の「錫ケ岳・四朗岳・皿伏山」を登って来た。
・出来るだけ軽荷で歩ける事、また、連日の登山に余力を残して臨めるよう、知恵を絞っての展開。
・前半2日は曇り、後半2日は晴れ。雨に降られないで済んだのはラッキーだった。