股下山(820,4m)
コースタイム
天候 | 曇り、晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2008年03月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
桑園7:00――川沿――8:30登山口(春香小屋)8:40――9:10尾根取り付き点――10:50樿山山頂11:00――11:55尾根取り付き点――12:25登山口(春香小屋)12:50――730m凸14:30――14:55股下山15:05――730m凸15:30――16:00登山口(春香小屋)16:15――17:50桑園 |
写真
感想
この山の名前についてはコメントが必要だろう。
小樽内川が朝里沢川と合流する二股の下流部にあることに因るそうである。
登山口は樿山と同じ春香小屋。今日は欲張って2つ登ることにした。
車の所から道道に出て左・秩父橋を渡り定山渓方向へ。
山側を注意していたが1Kぐらい行っても取り付き点がない。少し引き返した。
道路を札幌国際スキー場へ行く、または帰る車が走っていく。彼らには「変な奴が道路を1人うろついている」と見えたことだろう。
道端にしゃがんでカンジキを着ける。標識も踏み跡もなかったが、意を決して小さな沢形に入り、その左側の尾根筋に取り付く。踏み跡はなく全くの処女雪面でありカンジキでも踝ぐらいまで埋る。いきなりかなり急でジグザグに登って行く。
落葉樹の林で、林床は笹が雪に完全には覆われず所々頭を出している。そんな所では膝まで埋って、カンジキが雪の下で笹や枝に引っかかって引き揚げるのに苦労した。大きな沢を挟んで右手に緩やかな稜線が山頂へと続いていて、そちらの方がよりポピュラーなルートのような気がする。
途中から、1週間ぐらい前のものと思われるカンジキの踏み跡が現れた。
それにしても人っ子1人いない、踏み跡はかすれている。「静か」を通り越して「寂し」げな山歩きである。
林を抜けて台地に出た。730m凸である。あと標高差90mである。
行く手・尾根の上に山頂らしき出っぱりが見える。左右からも稜線が延びてきて山頂で1点に会しているようである。
振り返ると樿山が見えた。山頂部がかなり長い台形で、奥手稲山から見たのとは全く違った印象である。
緩やかに降って再びやや急な斜面に取り付く。ジグザグに登って行くとやがて平坦になり奥の樹の上に「股下山 820,4米」という看板が括りつけられている。 ここも樹木に邪魔されて眺めは好くない。
行く手方向、すぐ近くに左側が切れ落ちたピラミダルな高い山が見えた。自信はないが白井岳だと思う。その左に見えたのはヒクタ峰だろう。
今日は2つ登ったが、まだ3時だ、天気はいいし、日も大分長くなったので明るいうちに帰れるだろう。
それにしてもこのような雪山をカンジキで降りるのは実に快適である。
春香小屋に着くと高年男性、中年女性の車はなかった。
帰る途中中央図書館に寄って山の本を6冊借りてきた。
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