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Yamareco

記録ID: 251934
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
アジア

キナバル山

2010年07月03日(土) 〜 2010年07月04日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
29.3km
登り
3,893m
下り
3,893m

コースタイム

1日目 9:00ティンポホン登山ゲート-14:00グンティン・ラガダン・ハット
2日目 2:30グンティン・ラガダン・ハット-5:00キナバル山-7:30グンティン・ラガダン・ハット-11:00ティンポホン登山ゲート
天候 晴れ/曇り ときどきスコール
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
成田からシンガポール経由 マレーシア コタキナバル空港
コタキナバル市内からは現地発着のツアー利用
コース状況/
危険箇所等
登山道は整備されており、危険箇所はありません。

↑地図に描いたルートは正確じゃないので、等高線データが変なことになってます。
実際は頂上まで登りっぱなし。
登山ゲートへ向かう途中、朝食休憩で寄ったpekan nabaluから見たキナバル山
登山ゲートへ向かう途中、朝食休憩で寄ったpekan nabaluから見たキナバル山
登山道はジャングルの中に付けられていますが、基本的には日本の山と同じ。
登山道はジャングルの中に付けられていますが、基本的には日本の山と同じ。
階段が多いので、疲れます。
階段が多いので、疲れます。
グンティンラガダン小屋
シャワーもあります。
が、ぬるいを通り越して冷たかった。。。
グンティンラガダン小屋
シャワーもあります。
が、ぬるいを通り越して冷たかった。。。
16時くらいからスコール。
17時過ぎに晴れ間が見えました。
16時くらいからスコール。
17時過ぎに晴れ間が見えました。
スコールの後、即席の沢が出現。
スコールの後、即席の沢が出現。
2日目、速く歩きすぎて未明に登頂。
ここで日の出を待つつもりでしたが、ガイドが寒いから早く降りようと訴えるので、情に流されて下山。
2日目、速く歩きすぎて未明に登頂。
ここで日の出を待つつもりでしたが、ガイドが寒いから早く降りようと訴えるので、情に流されて下山。
日の出前。
ガスガス
一瞬の晴れ間
キナバルは岩だらけの山。
濡れていると少し滑りやすいです。
キナバルは岩だらけの山。
濡れていると少し滑りやすいです。
下山途中に会った人たち。
最後尾にいる子供は、ガイドでした^^;
下山途中に会った人たち。
最後尾にいる子供は、ガイドでした^^;
7:30、ラバンラタ小屋。
山頂が晴れている。。。
もっとゆっくり登るべきだった!
7:30、ラバンラタ小屋。
山頂が晴れている。。。
もっとゆっくり登るべきだった!
下山後はポーリン温泉へ。
ポーリンは竹という意味で、馬鹿でかい竹があちこちに。
下山後はポーリン温泉へ。
ポーリンは竹という意味で、馬鹿でかい竹があちこちに。
最終日、公園内のジャングルを散歩。
最終日、公園内のジャングルを散歩。
ジャングルの上に掛けられた吊り橋を歩く、キャノピーウォーク。
なかなか楽しい。
ジャングルの上に掛けられた吊り橋を歩く、キャノピーウォーク。
なかなか楽しい。

感想

キナバル山(4,095m)はマレーシアにある東南アジア最高峰。

今回かかった費用は総額14万円ほど。
現地発着のキナバルツアー料金5万
(単独で行ったので高いです。2人以上の予約だと、1人4万くらい。)
交通費7万5千
(成田空港までの交通費と、コタ・キナバルまでの航空運賃)
生活費1万5千

キナバル山は世界遺産になっていて、登るにはガイドを雇う義務があったり、1日に入山できる人数に制限がかかっていたりと、結構面倒。

山小屋は半年前から予約できますが、予約が開始された途端、世界各国の旅行会社が部屋を確保してしまうので、個人の力では山小屋の予約すらしづらい状況。

登山自体は1泊2日だったので、富士山登山みたいな感じ。
ただ体力的にはキナバルのほうがキツい。
上高地-涸沢-奥穂-岳沢-上高地 1泊2日コースくらいかな。。。難易度としては。

登山道は日本の山と変わりません。
ただし前半は階段が多いので、モモが疲れます。
頂上付近が一枚岩のナメみたいな感じで、濡れていると少し滑ります。

今回泊まったのはグンティンラガダン小屋。
1部屋4人の相部屋でした。
シャワーありますが、出てくるお湯(?)は温いを通り越して冷たかった。

いくつかの小屋が同じエリアに建っており、食事は一番大きいラバンラタ小屋へ食べに行きます。
バイキング方式で種類も豊富。しかも食べ放題。

2日目はコースタイムがよく分からなかったので、早めに行動しようと2時起床。
みんなそのくらいに起きて行動開始してました。

朝食をラバンラタで食べ、小雨が降る中、2時半に登頂開始。

5時登頂。
真っ暗。
しかもガスってました。

個人的にはこのまま晴れるまで、3時間以上待つつもりで岩陰に座り込んだんですが。。。

ガイドさんが早く降りようと言ってきます。
次々に人が登ってくるからってことでしたが、自分が寒いってのもありますね〜あれは。
体感温度0℃に近い世界では、確かに軽装。
どうも、ガイドの感覚が日本とは違います。

日本で単独登山してる人ならそれほど難しい山ではないので、朝はゆっくり出て、ガイドに急かされても焦らず登り、7時過ぎに登頂するペースが良いと思います。
ガイドとはぐれても、頂上とか途中のチェックポイントとかで待ってますし。
頂上付近の岩場はルート上にロープが張ってあるので、道迷いの心配もそれほどありません。

7時半、小屋へ戻り2度目の朝食。
頂上はいつの間にか晴れている。
山小屋2泊のプランにした方が、登山としては充実してたかも。

11時下山。

12時半、ツアー会社の車でポーリン温泉へ。
泊まった場所はポーリン公園施設内にあるドミトリー。
10人1部屋でしたが、この日は俺含めて5人。

「温泉と言ってもただのお湯だろ」と少し侮ってましたが、ちゃんと温泉の硫黄臭がしてました。
ただ雰囲気が温泉じゃなく、歩道沿いの公開プールってとこが残念。
お湯だか水だかも、自分で蛇口ひねって入れなくちゃだし。

ちなみに公園メインゲートの道向かいにある、中華とイスラムの融合した食堂はお勧めです。
チキンカレーもなかなかの味だったし、他の人が頼んでたステーキも旨そうだった。

翌日、朝は公園敷地内のジャングルを散歩。

ジャングルの上に掛けられた吊橋を歩く、キャノピーウォーク。
30分くらいで一回りできちゃいますが、それなりに楽しいです。
高いとこ苦手な人はたぶん無理。
ぐらんぐらん揺れます。

それにしても心残りは、晴れたキナバル山を満喫できなかったこと。
現地の人によると、2-3月あたりは雨が少ないそう。


それとキタ・コナバル市内では、現地へ行ってから宿を探しました。
高級ホテルからゲストハウスまで候補はたくさんあるため、何軒か回ってから決定。
来来旅店(LAI LAI HOTEL)というホテルに宿泊。

食事は近所の食堂等を利用。
チキンライスが安くて手頃。
フック・ユエン(富源)のフードコートも、メニューが豊富で良かったです。

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