キナバル山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 3,893m
- 下り
- 3,893m
コースタイム
2日目 2:30グンティン・ラガダン・ハット-5:00キナバル山-7:30グンティン・ラガダン・ハット-11:00ティンポホン登山ゲート
天候 | 晴れ/曇り ときどきスコール |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
コタキナバル市内からは現地発着のツアー利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は整備されており、危険箇所はありません。 ↑地図に描いたルートは正確じゃないので、等高線データが変なことになってます。 実際は頂上まで登りっぱなし。 |
写真
感想
キナバル山(4,095m)はマレーシアにある東南アジア最高峰。
今回かかった費用は総額14万円ほど。
現地発着のキナバルツアー料金5万
(単独で行ったので高いです。2人以上の予約だと、1人4万くらい。)
交通費7万5千
(成田空港までの交通費と、コタ・キナバルまでの航空運賃)
生活費1万5千
キナバル山は世界遺産になっていて、登るにはガイドを雇う義務があったり、1日に入山できる人数に制限がかかっていたりと、結構面倒。
山小屋は半年前から予約できますが、予約が開始された途端、世界各国の旅行会社が部屋を確保してしまうので、個人の力では山小屋の予約すらしづらい状況。
登山自体は1泊2日だったので、富士山登山みたいな感じ。
ただ体力的にはキナバルのほうがキツい。
上高地-涸沢-奥穂-岳沢-上高地 1泊2日コースくらいかな。。。難易度としては。
登山道は日本の山と変わりません。
ただし前半は階段が多いので、モモが疲れます。
頂上付近が一枚岩のナメみたいな感じで、濡れていると少し滑ります。
今回泊まったのはグンティンラガダン小屋。
1部屋4人の相部屋でした。
シャワーありますが、出てくるお湯(?)は温いを通り越して冷たかった。
いくつかの小屋が同じエリアに建っており、食事は一番大きいラバンラタ小屋へ食べに行きます。
バイキング方式で種類も豊富。しかも食べ放題。
2日目はコースタイムがよく分からなかったので、早めに行動しようと2時起床。
みんなそのくらいに起きて行動開始してました。
朝食をラバンラタで食べ、小雨が降る中、2時半に登頂開始。
5時登頂。
真っ暗。
しかもガスってました。
個人的にはこのまま晴れるまで、3時間以上待つつもりで岩陰に座り込んだんですが。。。
ガイドさんが早く降りようと言ってきます。
次々に人が登ってくるからってことでしたが、自分が寒いってのもありますね〜あれは。
体感温度0℃に近い世界では、確かに軽装。
どうも、ガイドの感覚が日本とは違います。
日本で単独登山してる人ならそれほど難しい山ではないので、朝はゆっくり出て、ガイドに急かされても焦らず登り、7時過ぎに登頂するペースが良いと思います。
ガイドとはぐれても、頂上とか途中のチェックポイントとかで待ってますし。
頂上付近の岩場はルート上にロープが張ってあるので、道迷いの心配もそれほどありません。
7時半、小屋へ戻り2度目の朝食。
頂上はいつの間にか晴れている。
山小屋2泊のプランにした方が、登山としては充実してたかも。
11時下山。
12時半、ツアー会社の車でポーリン温泉へ。
泊まった場所はポーリン公園施設内にあるドミトリー。
10人1部屋でしたが、この日は俺含めて5人。
「温泉と言ってもただのお湯だろ」と少し侮ってましたが、ちゃんと温泉の硫黄臭がしてました。
ただ雰囲気が温泉じゃなく、歩道沿いの公開プールってとこが残念。
お湯だか水だかも、自分で蛇口ひねって入れなくちゃだし。
ちなみに公園メインゲートの道向かいにある、中華とイスラムの融合した食堂はお勧めです。
チキンカレーもなかなかの味だったし、他の人が頼んでたステーキも旨そうだった。
翌日、朝は公園敷地内のジャングルを散歩。
ジャングルの上に掛けられた吊橋を歩く、キャノピーウォーク。
30分くらいで一回りできちゃいますが、それなりに楽しいです。
高いとこ苦手な人はたぶん無理。
ぐらんぐらん揺れます。
それにしても心残りは、晴れたキナバル山を満喫できなかったこと。
現地の人によると、2-3月あたりは雨が少ないそう。
それとキタ・コナバル市内では、現地へ行ってから宿を探しました。
高級ホテルからゲストハウスまで候補はたくさんあるため、何軒か回ってから決定。
来来旅店(LAI LAI HOTEL)というホテルに宿泊。
食事は近所の食堂等を利用。
チキンライスが安くて手頃。
フック・ユエン(富源)のフードコートも、メニューが豊富で良かったです。
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