あれから半世紀...五竜岳へ
- GPS
- 15:56
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,519m
- 下り
- 2,030m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 7:51
天候 | 快晴、暑すぎる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八方池まではハイキング道、扇の雪渓も例年に比べると雪が少ない! 唐松頂上小屋へは背後の山越えでした。牛首の岩場は猛暑で岩が熱い、 五竜の登りはルートも岩もしっかりしていて、慎重に行けば安心。 |
その他周辺情報 | 前泊は白馬八方の「パイプのけむり」に宿泊、お風呂にも入れたし、2日間の駐車もOKでした。下りはエスカルプラザからタクシーを使い、車を取りに行く。2840円でした。お風呂はエスカルプラザを利用。 |
写真
装備
個人装備 |
首回りの日焼け予防に冷却タオル
マスク代わりのネックゲイターなど
|
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備考 | バーナーは持っていったが、スケジュールがタイトで使えなかった。 |
感想
学生の頃、スキーで転げながら滑っていた八方尾根、そこから見える武田菱、そのどっしりとした山が五竜岳。夏に友人が登ったと言うその山にいつかはと..思っていてもう半世紀たった。
kobutyo
チーム甲斐駒
2020夏山 五竜岳(8/21-22)
コロナ禍で今年の夏山は諦めかけていましたが、マスク、アルコール除菌剤、シーツ持参で、八方尾根から五竜岳登ってきました。
8/21
八方ゴンドラから唐松頂上山荘を経由し五竜山荘へ。
風もなく快晴の天候のおかげで、暑い暑い。あっという間に熱中症寸前に。途中の雪渓からの風が心地よい。あー、ゆっくりと休憩したい。なのに仲間はどんどん進んでいく。コロナ太りの自分が情けなく腹が立つ。
唐松山荘からすぐの、鎖り場は、暑かったからか、疲れていたからか、その長さ危険度、劔岳を越えていたと思う。なんとか乗り越える。
急な岩場の下りが続く。
すでに、私の足はプルプルと震えだしている。
さらに、ガレ場、ザレ場が続く。暑い暑い。太陽に隠れてもらいたかった。長い。五竜山荘はなかなか見えない。
時おり、心地よい風が吹く。ここに座り込んだら、間違いなく眠ってしまうと思った。20歩進んでは立ち止まる。これを繰り返して、ようやく五竜小屋にたどり着いた。
もう、山はやめようと思った。明日の五竜岳登頂は諦めようと思った。
いつもの、栄光の架け橋。歌えない。声がでない。こんなこと初めてだった。
あんなに大好きなビールも半分しか飲めない。
けれど、景色が私を慰めてくれる。自然は大きい。黙って見守ってくれる仲間もいる。そうだ、熊もいた笑笑‼️
8/22
昨夜、ぐっすり寝たおかげで、気分がよい。
諦めるつもりだった五竜岳。いけるところまでいくつもりでゆっくりとついていく。え?昨日より全然ラク。朝早いから涼しい。鎖場はあるものの空身なので、動きやすい。なんなく、登頂した。
待っていたのは360°の絶景。登ったことのある山がたくさん見えた。ありがとうと仲間に感謝する。
下りは遠見尾根。さくっと下山。の予定が、なんのなんの。急なガレ場、ザレ場に太陽が正面から当たる。下っては登る。下っては登る。気力体力も限界を通り越した。
隊長がずっと先の方でドラを鳴らす。終わりと思う。終わりじゃなかった。私も鳴らしておいた。
最後のゴンドラまでの自然園の長かったこと。
ゴンドラで飲んだスイカジュースの味は一生忘れることはないと思う。
今回の山行は本当に辛かった。コロナ太りと、訓練不足と、暑さと。歳のせい?
あんなに辛かったのに、帰宅し一晩寝たら、また登りたくなってきた。
山っていいですね。仲間っていいですね。本当にありがとう‼️ by Masako.Y
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