陸中海岸自然遊歩道ハイク

2012年12月12日(水) [日帰り]

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• 距離: 14.2km
• 登り: 492m
• 下り: 480m

コースタイム

北山崎9:00−標識(黒崎荘まで6.3km)10:30−標識(黒崎荘まで4.6km)10:50−
　12:25黒崎荘13:00−県道44号−14:00北山崎

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

バス路線無し　　夏季のみ村民バス運行
駐車場　北山崎と黒埼に広々とした駐車場あり

コース状況／危険箇所等

遊歩道は幅3mほどあり、全体によく整備されているが、崩壊地が4ヶ所あった。
やや危険を伴う箇所があるので、慎重に通る必要がある。
内陸と違い積雪は無い。　
北山崎からすぐ、標高差150m程の渓谷を下がって、登る他は緩いアップダウンが
続くだけ。

写真

12/12 8:23

目的地への途中の平井賀集落
草地は津波で被害があった地域

12/12 8:29

ホテル羅賀荘も2階まで津波の被害
現在は営業中
付近は復旧工事が盛ん

12/12 8:59

ハイキング出発地の北山崎
広い太平洋と眼下の奇岩、断崖を観る

12/12 9:04

自然遊歩道の入り口
ここから黒崎まで実長10.2kmの始まり

12/12 9:30

北山崎からすぐの深い沢

12/12 9:42

ごつごつした苔むした岩が多い深い沢を登る

12/12 10:38

コース全体が幅3m程で歩き易い

12/12 11:02

要所要所に標識があるので迷うことは無い
ただすべての標識が熊にかじられている

12/12 11:20

展望所からの眺め
コース全体に眺めの良いポイントは無し
殆どが林の中を行く

12/12 11:28

黒崎荘、黒崎灯台を遠望
夏場だったら見えない

12/12 12:20

黒崎荘が真近となる

12/12 12:26

黒崎の北緯40度のシンボル塔

12/12 12:30

黒崎灯台

12/12 13:26

帰りは県道44号を南下する

12/12 14:31

平井賀集落近くの弁天崎
真近に海を見られるのは素晴らしい

12/12 14:33

弁天崎の景観
波は静か

12/12 14:36

海面から十数メートルの松の木も、津波で根から倒れている

撮影機器：

COOLPIX P310 ニコン

感想

hope55

雪のない三陸海岸を歩いてみたくなり、やや強行となるが早朝にでかける。
岩手と言っても、県の西側は多雪地帯で、東側はほとんど降らない気候になってい
て、お天気の妙を感ずるところである。
北山崎の広い駐車場に車は無く、売店等の施設は季節がら閉店してしまっているようだ。まずは、白い船が浮かぶ青い空と海を眺めて、自然遊歩道へと入って行く。
他の地域にもあるような、道幅1mくらいの歩道を予想して行ったら、ゆったり幅の
3メートルほどもある立派なコースである。初めは沢に下って行き、その沢を30分ほど渓流伝いに登ることになる。V谷で両岸岩壁が迫力ある。この迫力はここの部分だけで、このあとは総じてアップダウンの少ない散歩道である。あまり変化のない落葉した雑木林のおち葉を踏みしめて、ひたすら距離を稼ぐ。
展望所とあっても、かつては展望があったのかもしれないが、雑木林に遮られて
良くは見通せない。崩落ヶ所もあるので慎重に通過したい。
見所は、最初と最後だけである。黒崎に着いて、灯台等園地内を見学するが、ここでも、海に近ずくことは無い。そして人影がない。
昼食休憩をし、県道44号をこれまたひたすら歩く。この県道も走行車が少なく、忘れたころに走って行く。歩く分には、安全の面で良かった。
三陸海岸といえど、絶景には恵まれなかったが、長い距離を歩くことで満足の出来るハイキングだった。
帰途、真近で海を感じたくて、近くの弁天崎へ降りてみる。海にはやっぱり白波が似合う。