記録ID: 2524647
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無雪期ピークハント/縦走
北海道
天塩岳
2003年07月19日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 918m
- 下り
- 909m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:10
7月の連休を利用して、以前から登りたいと思っていた東大雪の山を歩いて来る事にした。東大雪方面は、旭川空港へ飛行機で降り立ち、此処から車で行くのが良いのだが、計画を立てたのが遅かった為に、朝の旭川行きの飛行機は既に満席。金曜日の夜便で千歳に降り立ち札幌で一泊して、翌朝のJR特急で旭川へ移動、駅近くでレンタカーを借りて此れで山を目指すことにした。今年の夏は涼しい日が多いが、旭川も例年に比べて温度が上がらないらしい。登山服の長袖が丁度良いくらいだ。低温注意報が出ていたが、午後からは天気が良くなり温度も上がると言う天気予報に期待して、いざ出発。国道39号線で上川方面を目指し、途中の愛別からは県道101号線を下川方面へ走る、於鬼頭峠のトンネルを過ぎて少し走ったところに、手塩登山口方面の標識が現れた。此処から林道を20分程走った処が登山口になっていた。
登山口には無人の天塩岳ヒュッテが建っていて、辺りはキャンプ場にもなっている。此処に車を停めて歩き出した頃には10時30分を廻っていた。何時も登山ならば、そろそろ山頂に着く時間帯と言う、遅い出発となった。歩き始めてしばらくは、明るい樹林帯の中を幅の広い林道を歩く。沢を何度か渡り返した頃、新道への連絡路分起が現れた。天塩岳へは前手塩を経て山頂を踏んだ後、新道コースを下山する周回コースが一般的なルートとなっている様であるが、何せ遅い時間の出発だ。コースタイムの短い新道コースを往復する事にする。
分岐からの新道コースは、稜線まで一気の急登で始まる。どっと汗が噴出して来たが、空気のカラットした北海道、汗が直ぐ乾いてベトつかない。これだから夏の北海道は止められないナ、と思っていると、早くも下山してくる人とすれ違った。挨拶を交わしながら様子を聞くと、山頂からの眺めは360度、大展望が素晴らしいと言う。今年になって十数山に登ったが、青空と大展望の山頂に立てた日は未だ無い。早く気持ちの良い山頂に立ちたいものだと思っていると、自然に歩くテンポが速くなる様だ。
新道分岐から稜線を10分程ゆくと、森林限界を抜けてハイマツ帯を進む様になった。円山の付近に差し掛ると、「ツィ、ツィ、」とナキウサギの声が聞こえてきた。目を凝らして探してみたが姿が判らない。登山道の直ぐ側でないていて、写真に収めたいものだと思ったがダメだった。手塩岳避難小屋を過ぎると、最後ののぼりにさしかかる。ガラガラした登山道を登りつめると、手塩岳山頂に到着だ。其処には夏空の下、360度の大展望が広がっていた。正面には大雪の峰峰、背後には山頂が山火事で黒々としている前手塩、そして周囲は天塩山地の山が延々と連なっている。気分の良い山頂で、先ずはビールで乾杯。旭川で買った駅弁で遅い昼食だ。明日からは、いよいよ東大雪を目指す。今日の様な、夏空が続くことを念じた手塩岳の山頂であった。
登山口には無人の天塩岳ヒュッテが建っていて、辺りはキャンプ場にもなっている。此処に車を停めて歩き出した頃には10時30分を廻っていた。何時も登山ならば、そろそろ山頂に着く時間帯と言う、遅い出発となった。歩き始めてしばらくは、明るい樹林帯の中を幅の広い林道を歩く。沢を何度か渡り返した頃、新道への連絡路分起が現れた。天塩岳へは前手塩を経て山頂を踏んだ後、新道コースを下山する周回コースが一般的なルートとなっている様であるが、何せ遅い時間の出発だ。コースタイムの短い新道コースを往復する事にする。
分岐からの新道コースは、稜線まで一気の急登で始まる。どっと汗が噴出して来たが、空気のカラットした北海道、汗が直ぐ乾いてベトつかない。これだから夏の北海道は止められないナ、と思っていると、早くも下山してくる人とすれ違った。挨拶を交わしながら様子を聞くと、山頂からの眺めは360度、大展望が素晴らしいと言う。今年になって十数山に登ったが、青空と大展望の山頂に立てた日は未だ無い。早く気持ちの良い山頂に立ちたいものだと思っていると、自然に歩くテンポが速くなる様だ。
新道分岐から稜線を10分程ゆくと、森林限界を抜けてハイマツ帯を進む様になった。円山の付近に差し掛ると、「ツィ、ツィ、」とナキウサギの声が聞こえてきた。目を凝らして探してみたが姿が判らない。登山道の直ぐ側でないていて、写真に収めたいものだと思ったがダメだった。手塩岳避難小屋を過ぎると、最後ののぼりにさしかかる。ガラガラした登山道を登りつめると、手塩岳山頂に到着だ。其処には夏空の下、360度の大展望が広がっていた。正面には大雪の峰峰、背後には山頂が山火事で黒々としている前手塩、そして周囲は天塩山地の山が延々と連なっている。気分の良い山頂で、先ずはビールで乾杯。旭川で買った駅弁で遅い昼食だ。明日からは、いよいよ東大雪を目指す。今日の様な、夏空が続くことを念じた手塩岳の山頂であった。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
写真
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