記録ID: 2531413
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沢登り
大山・蒜山
地獄谷支流を遡行
2020年08月27日(木) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:05
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,038m
- 下り
- 1,027m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*地獄谷自体、大山では「難コース」に認定されており、今回の支流はさらに難所と思った方がいいです。ヘルメットなどの沢装備は必須。私はロープを持たない人間ですが、変わりにピッケルを2本持参しました。これは変わったやり方なので、おすすめしません。なお、電波は入りません。 真夏なので、Pから大休口までは暑い。加えて羽虫がつきまとってきて不快な感じが満点。大山滝目当てでいく人もこの暑さと虫は覚悟しておいた方がいい。 目当ての地獄谷支流の沢は地獄谷に降り立った地点の対岸からのびている。が、地形図をみるとそこは岩場であり、登れない。実際きてみてもやはり岩だった。上流か下流のどちらかから回り込むようにして入渓すると思い、まず上流にいくもなし。正解は下流だった。山友達が律儀にケルンを置いて示してくれていた。 琴浦町と倉吉の境界までいこうと思っていたので、そうすると標高1130まで。となると、難所ははじめと最後の急斜面。ここに滝があったら登れないかもしれないし、高巻きもできず引き返すことになる。ロープもないので、慎重さが大事となる。常に「滝を登るときに下れるか見極めろ」と己に言い聞かせながらいった。 入渓してすぐこの日一番大きな滝に出くわす。登れないので巻く。全体を通してこの巻きが一番危険だった。標高800くらいにも素直に落ちる高さのある滝があり、巻いた。860に顕著な二俣があるが、その手前にも滝がある。分岐は右俣を選択。すぐに10メートル級の滝がある。登れるが微妙な感じだったが、なんとか登った。 以後は顕著な滝はなし。標高950から水も枯渇し、1000を過ぎたところでヤブが一段と茂ってきたので遡行をやめた。 当初西の顕著な尾根をヤブ漕ぎしながら下る予定にしていたが、暑いし、そこまで登るのも骨が折れるし、おそらく時間もいっそうかかりそうなので往復することに。登るときよりも巻く回数が増えた。壁面は草付きが多いが、岩が露出してるところも多く、過信は禁物。ロープがある人は頼った方がいい。 はじめにみた大きな滝は避けたかったので、東の尾根に取り付き、そのまま地獄谷まで下った。 |
写真
撮影機器:
感想
今季は沢登りを3度くらいしかしてないような気がするが、早くも最後の沢になった。どこを行こうか考えあぐねていると、友人がぽーんとこのルートを示してくれた。大山の地獄谷支流の沢。難易度も高そうだし、ラストにはふさわしい。
装備も個人的にマジモードでいった。ピッケルで手首を切るケガがあったが、おおむねうまくいけた。地図を読む能力が少しずつ上達してきているのが実感できて嬉しい。
来年はいよいよ甲川遡行になるか。まずはウエットスーツを買えたらの話だけど。
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