クリスマスにクリスマスルンゼを登ろう 八ヶ岳広河原沢
コースタイム
今回は、クリスマス連休に合わせて登りに行きました。
場所は、美濃戸から行者小屋に行く南沢ルートの南の方、御小屋尾根を挟んで反対側にある広河原沢という沢にあります。
天候 | 雨のち雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
途中ラッセルもあったので、舟山十字路からクリスマスルンゼまで2時間以上かかった。 クリスマスルンゼ上段は中央がまだ完全に凍結していない。 |
写真
感想
舟山十字路に駐車し、小雨の降る中スタート。
沢筋に入ってからは、河原の石とラッセルで歩きにくいものの、膝下程度なので大したことない。
2時間半程歩いて、現場到着。
湿った雪のせいか、周辺にはスノーロールがたくさん転がっている。珍しい。
まずはSさんが下段にトップロープを張ってくれて、Tさんと二人でトレーニングする。
見よう見まねでやってみる。アイゼンはキックステップの基本通り、膝下をスイングさせる。
先月、三ツ峠でアイトレをしたので、前爪が決まっているかどうかはすぐにわかった。
続いてバイル。腕を振り下ろすと同時に手首のスナップを入れる。
Sさんからお借りしたバイルは良く研がれているので、スコーンと刺さって気持ちいい。
肩の力を抜いて手首には力を入れて振り下ろす。スコーン、スコーン、気持ちいい・・・
たまに刃先がブレていると、刺さらないどころか弾かれる。
そうか真っ直ぐ刃筋を通せばいいんだな。だんだんコツが掴めてきた。
下段を3便程やっている間に、Tさん以外の3人は上段をリードしていた。
その後、上段にもトップロープを張ってもらい、Tさんと一緒にチャレンジしてみる。
まずはTさん、腕力の不足からかバイルを刺すのに苦戦しているようで、1回テンションかけて登り切った。
続いて自分、ツララの穴にフッキングをかけてみるが、あまり上手く決まらない。
とにかく必死でバイルを突き立て、力任せに体を引上げる。
決まったはずのバイルが抜け、ちょっと滑り落ちかけるが、何とか踏みとどまる。
ハアハア、クライミングを初めてやったときのように、肩で息をしながら登り切った。
続くTさん2回目。今度はコツを掴めたようで、上手く登っている。
それでも刃先が弾かれることがあるようだ。簡単なようで難しいもんだ。
Tさんが登り切った後、Sさんがトップロープの支点回収に向かった。自分がビレイする。
トップロープの支点を過ぎると、今度はリードで登る。やがてSさんの姿が見えなくなると「ビレイ解除!」の声が。
どんなことをして支点を作っているのか、残念ながら見ることはできなかったが、懸垂して降りてきた。
その後はTさんと二人で下段まで懸垂。一日中貸し切り状態だったクライミングは終了。
5人で来た道を引き返した。
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