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トレイルラン
甲信越

おんたけウルトラトレイル

2011年07月17日(日) [日帰り]
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GPS
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距離
91.4km
登り
3,083m
下り
3,118m
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
夜8時、100マイルの部のスタートを見送る。自分は100kmの部なので、スタートは午前0時。
夜8時、100マイルの部のスタートを見送る。自分は100kmの部なので、スタートは午前0時。
開会式、お祓いを終え、午前0時、スタート!
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開会式、お祓いを終え、午前0時、スタート!
暗闇の中を進む。
暗闇の中を進む。
5kmごとに距離表示あり。
5kmごとに距離表示あり。
20kmを過ぎたところで小エイドステーションに到着。エイドで栄養ドリンクをいただけるなんてめずらしい。
20kmを過ぎたところで小エイドステーションに到着。エイドで栄養ドリンクをいただけるなんてめずらしい。
30km地点を通過する頃にはもう空は明るく。寝不足だったこともあって、夜の間は眠くて眠くて、辛い、休みたい、寝たい、なんてことばかり考えていたけど、日が出てきたら気力が徐々に湧いてきた。
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30km地点を通過する頃にはもう空は明るく。寝不足だったこともあって、夜の間は眠くて眠くて、辛い、休みたい、寝たい、なんてことばかり考えていたけど、日が出てきたら気力が徐々に湧いてきた。
雲海。ひたすら闇の中を走るだけだったのが、朝になって景色を楽しめるようになった。
雲海。ひたすら闇の中を走るだけだったのが、朝になって景色を楽しめるようになった。
見覚えのある崖崩れを通過。
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見覚えのある崖崩れを通過。
5時半頃、34km地点の第一関門に到着。ここの制限時間は6時なので、たった30分しか余裕がない。やばし。
5時半頃、34km地点の第一関門に到着。ここの制限時間は6時なので、たった30分しか余裕がない。やばし。
三浦湖(三浦貯水池)がみえた。向こう側の山肌に、道が見える。これからぐるっとまわってあそこを走ることになる。
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三浦湖(三浦貯水池)がみえた。向こう側の山肌に、道が見える。これからぐるっとまわってあそこを走ることになる。
天気がよくて、日差しがキツイ!すでにかなり暑い。
天気がよくて、日差しがキツイ!すでにかなり暑い。
ところどころに天然エイドステーションがある。でも今年は去年よりその数が減っているような印象。渇水状態なのか??
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ところどころに天然エイドステーションがある。でも今年は去年よりその数が減っているような印象。渇水状態なのか??
去年の二の舞で足をいためてリタイア、なんてことにならないように、足に負担がかからないような走りを心がける。
去年の二の舞で足をいためてリタイア、なんてことにならないように、足に負担がかからないような走りを心がける。
コースの後半は遮るものがまわりにほとんどなく、直射日光をモロに浴びつづけながら走ることになる。
コースの後半は遮るものがまわりにほとんどなく、直射日光をモロに浴びつづけながら走ることになる。
2つ目の小エイドステーションに着いたのは7時45分頃。エイドの内容は水とナッツ。ここへ着く少し前から、足の指に水ぶくれができた感触があったので、少し進んだところにある橋の上で止まり、左右のそれぞれの足の親指と小指に絆創膏を貼る。五本指のソックスを使うようになって以来水ぶくれはできにくくなったのだけど、これだけ荒れたハードなコースを長時間走るとできてしまう。
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2つ目の小エイドステーションに着いたのは7時45分頃。エイドの内容は水とナッツ。ここへ着く少し前から、足の指に水ぶくれができた感触があったので、少し進んだところにある橋の上で止まり、左右のそれぞれの足の親指と小指に絆創膏を貼る。五本指のソックスを使うようになって以来水ぶくれはできにくくなったのだけど、これだけ荒れたハードなコースを長時間走るとできてしまう。
三浦湖のほとりをしばらく走る。レジャー的な要素が全く無いせいか、ひっそりとした印象。
三浦湖のほとりをしばらく走る。レジャー的な要素が全く無いせいか、ひっそりとした印象。
去年は50kmを過ぎたあたりから足の付け根が痛み出し、だんだんひどくなって結果リタイアになった。今年は今のところ問題なし。
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去年は50kmを過ぎたあたりから足の付け根が痛み出し、だんだんひどくなって結果リタイアになった。今年は今のところ問題なし。
日なたでは泣きたくなるくらい暑いのだけど、日陰に入ると標高が高いだけあって、涼しくて気持ちいい。
日なたでは泣きたくなるくらい暑いのだけど、日陰に入ると標高が高いだけあって、涼しくて気持ちいい。
木陰で休憩したい誘惑にかられるのだけど、一度休んでしまうとそれがクセになってしまいそうで、それが怖くて、特に必要な時以外は立ち止まらないようにしてズンズン進む。
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木陰で休憩したい誘惑にかられるのだけど、一度休んでしまうとそれがクセになってしまいそうで、それが怖くて、特に必要な時以外は立ち止まらないようにしてズンズン進む。
55km地点を過ぎたあたりで、御嶽山が見えた。
55km地点を過ぎたあたりで、御嶽山が見えた。
崖の下を通り抜ける。
崖の下を通り抜ける。
川の中で寝っ転がったら最高に気持ちよさそう!
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川の中で寝っ転がったら最高に気持ちよさそう!
この直線、去年は足が痛くて走れず、トボトボと歩くだけだった。でも今年は走れる!それが嬉しい。
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この直線、去年は足が痛くて走れず、トボトボと歩くだけだった。でも今年は走れる!それが嬉しい。
だいたい同じようなペースの人と抜きつ抜かれつで進んでいく。
だいたい同じようなペースの人と抜きつ抜かれつで進んでいく。
カーブを曲がるとさらに奥に道が見える。それを何度も繰り返す。すぐ近くにみえるけど、人の大きさを見ると意外と遠いことがわかる。
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カーブを曲がるとさらに奥に道が見える。それを何度も繰り返す。すぐ近くにみえるけど、人の大きさを見ると意外と遠いことがわかる。
コースは全般的に急斜面はなくひたすらダラダラと登ったりダラダラ下ったりするだけ。
コースは全般的に急斜面はなくひたすらダラダラと登ったりダラダラ下ったりするだけ。
第二関門に向けて標高を上げていき、御嶽の眺めもどんどんよくなる。
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第二関門に向けて標高を上げていき、御嶽の眺めもどんどんよくなる。
御嶽と三浦湖。
向こうの尾根、その奥の尾根、そのさらに奥の尾根にもコースが続いている。
向こうの尾根、その奥の尾根、そのさらに奥の尾根にもコースが続いている。
第二関門に到着!ここの時間制限は12時。余裕は1時間しかない。昨年はここでリタイアしたので、ここから先は未知の領域。
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第二関門に到着!ここの時間制限は12時。余裕は1時間しかない。昨年はここでリタイアしたので、ここから先は未知の領域。
コースの後半は、とにかく景色が良い!林道の周辺に視界をさえぎる木が少なく、ばばーんと景色が開けるところが多い。
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コースの後半は、とにかく景色が良い!林道の周辺に視界をさえぎる木が少なく、ばばーんと景色が開けるところが多い。
切り通しの正面に御嶽。
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切り通しの正面に御嶽。
下り坂を走っている時に、足の指の水ぶくれが破裂した感触が。でもすでに絆創膏を巻いてあるので、気にせず走り続ける。
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下り坂を走っている時に、足の指の水ぶくれが破裂した感触が。でもすでに絆創膏を巻いてあるので、気にせず走り続ける。
スタートしてから約14時間。約80km地点の第三関門に到着!。そうめんをいただく。
スタートしてから約14時間。約80km地点の第三関門に到着!。そうめんをいただく。
崖の中腹に取り付く道。
崖の中腹に取り付く道。
パラパラッと雨が降ってきたのでもしかしてこのまま激しい夕立になるのか?と思ったら、すぐに回復して再び晴れた。
パラパラッと雨が降ってきたのでもしかしてこのまま激しい夕立になるのか?と思ったら、すぐに回復して再び晴れた。
最後の小エイドステーション。水を一杯いただいて、すぐ出発!
最後の小エイドステーション。水を一杯いただいて、すぐ出発!
ゴールの約5km手前で舗装路に入る。舗装路になったとたん、アスファルトの硬さがモロに衝撃になる感じで、両足の足の裏が猛烈に痛くなった。
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ゴールの約5km手前で舗装路に入る。舗装路になったとたん、アスファルトの硬さがモロに衝撃になる感じで、両足の足の裏が猛烈に痛くなった。
そしてついに、ゴール会場の松原スポーツ公園入口の橋を渡る。
そしてついに、ゴール会場の松原スポーツ公園入口の橋を渡る。
17時間以上かけて、ゴールへたどりついた。すべての苦しみや辛さが喜びに変わって、なんとも言いようのない達成感、充実感につつまれる。
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17時間以上かけて、ゴールへたどりついた。すべての苦しみや辛さが喜びに変わって、なんとも言いようのない達成感、充実感につつまれる。
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