記録ID: 2549499
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沢登り
中国山地西部
広島県 小瀬川支流アカナメラ沢を遡る
2020年08月24日(月) [日帰り]
kariogaryu
その他2人
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
廿日市市 アカナメラ沢遡行 日時:2020年8月24日(月) コース:小瀬川とアカナメラ沢との出合〜F1(仮称)〜送電線直下〜F8(仮 称)〜引き返し地点までの往復 メンバー:高年男子3名 「道の駅スパ羅漢」の少し上流で小瀬川と合流するアカナメラ沢。出合から送電線直下のナメ滝まで滝らしい滝は7つ位。名前が示すように沢の殆どが赤っぽい岩からなっており、滝も殆どがナメ滝で直瀑がないのでザイルなど登攀用具は不要で沢登りの入門コース。ところが滑りやすい石の上を歩くことが多いのでヘルメットはあった方が無難。出合から送電線直下までの上りは水量にもよるが1時間30分前後。そして同じコースを下ると出合まで1時間15分前後と言った所。 国道186号線に沿うように流れる小瀬川とその支流であるアカナメラ沢との出合の少し上流に車を停めて(5〜6台駐車可)先ずは厚さ20cm高さ1.5m位のコンクリートの壁を下る(沢登りを終えこの壁を乗り越えるのが一苦労する)。この壁を下りきると本流の小瀬川を渡渉しなければアカナメラ沢に入ることは出来ない。ここが最初の難所でここの水量によってアカナメラ沢の水量が大体分かる。腰まで浸かるようであれば水量は多く、膝上位なら少ない。今回は膝より少し多いくらいでしかも流れも緩かったので難なく渡れた。 アカナメラ沢に入ると40分近く平凡な河原を遡る。川の中の滑りやすい石の上に足を乗せると、身体がよろめいて水の中にひっくり返り全身がずぶぬれになることしばしば。やっとの思いで最初の滝(仮称F1)にたどり着く。この滝はアカナメラ沢の中でもっとも滝らしい滝で高さは7〜8mはあろうか。水量の少ない右岸を登るが、ここだけは簡単な岩登りの世界。これを登り切ると7〜8mのナメ滝が現れる(仮称F2)。続いて10m位のナメ滝(仮称F3)が現れ右岸を登る。するとすぐ上にナメ状の小滝が2つ現れ、さらに少しばかり進むと次から次へと小滝が続く。この小滝群の上に20m位のナメ状の滝(仮称F4)が現れ、続いて30m位のナメ滝(仮称F5)に出くわす。その後40〜50mの長さに渡って小滝群が続く。その後右岸に小廊下のようなものが現れると右岸に島状の岩のある10m位のナメ状滝(仮称F6)に出くわす。これを登り切ると平凡な川原になったり変化に乏しい小滝が続く。そして仮称F6から15分余りで明るくて幅の広い長さ20m位のナメ滝(仮称F7)に出会う。この滝をわずか2〜3分歩くようにして登ると送電線の直下で川幅の狭くなった川原の中に2〜3人程度腰を降ろして休める平坦な岩があるのでここで昼食をとって引き返すことにした(もっともこれより少し上流にも深い淵をもつ高さ1.5m位の直下型の小滝(仮称F8)や10m位のスダレ状の滝もあるが、それより上流はほぼ藪沢に近い状態となり、そのまま遡ると針山に至る林道に出てスパ羅漢へと繋がる)。 下りは登って来たルートをそのまま引き返す。時間的にはあまり大きな差はないが、足元が滑りやすいので十分気を付けること。 |
装備
個人装備 |
沢登り入門コースなのでザイルなどの登攀用具は不要。ただし全くの初心者同行の場合
ザイルはあっても良い。水中の小石などの上を歩くことが多いので滑りやすい。そのためヘルメットがあった方が無難。
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共同装備 |
登山靴だけでは滑りやすいので地下足袋にわらじが理想。
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