日光・女峰山・雷雨撤退
- GPS
- 08:50
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,770m
- 下り
- 1,843m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2005年06月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
18.6km 梅雨の合間の女峰山、晴れるとの予報で行ったが霧が出てきて唐沢小屋の先で雷鳴接近のため撤退。頭の上で雷が鳴りどしゃ降り。山頂は踏まずとも1800m付近のシロヤシオや少し下にはヤマツツジがきれい。遥拝石上のサクラソウ、竜巻山付近のイワカガミも良い。笹薮は少し刈ってあって以前より歩きやすい。白糸滝で汚れを落とし香車堂に寄って駅まで戻る。 |
感想
女峰山は雷雨に当たり唐沢小屋で撤退050620●日程2005年6月20日(月) 【単独】
●山域・日光・女峰山へ。単独で、西参道から黒岩尾根を往復・唐沢小屋の先で撤退 20.1km,登り累計1760m
●動機・低山は暑いので涼しい山が良いかなと、梅雨の晴れ間というし・・・。
●コースタイム(天候は曇りで湿度高い。午後から激しい雷雨) 北千住5:15,東武日光7:30/38,西参道(620m)7:50,行者堂8:05,殺生禁断石8:30,稚児墓9:00~05,水場9:30,白樺金剛9:50,黒岩(八風)10:50~11:05,遥拝石11:15~25,箱石金剛12:00,唐沢小屋(2260m)12:30~40,雷鳴のため撤退(2300m)12:50,遥拝石13:20,行者堂15:40,白糸滝16:00,東武日光16:40/59→北千住
●交通費・北千住⇔東武日光 \1320×2,→西参道\300.
●資料等・地形図1/25000は「日光北部」、参考記録は自分の過去四回のデータ
●見所・黒岩手前1700m付近でシロヤシオ満開、遥拝石の先にサクラソウの群落、竜巻山から2200m付近までイワカガミ点在。遥拝石から北西に爆裂火口壁の溶岩層が顕著。
●感想・梅雨時の天気予報は当てにならない。山の天気はムズである。雷さまには勝てません、しくしく・・・。
12日の古賀志山の猛暑に辟易。今期の低山は打ち止めとして高い山を狙った。19日に栃木で局所的な豪雨があったものの北関東の予報は「晴れ」。梅雨前線から遠い女峰山とした。
車窓からの景色はずっと曇りがちだが鹿沼あたりから陽も射し、「さすが梅雨前線から遠いだけの価値はあるなぁ」と期待が膨らむ。
梅雨時で湿っているが去年ほど暑くはない。1000m付近の火山灰層のぬかるみはひどいが稚児墓手前や白樺金剛手前の笹薮は草刈りが入って歩きやすい。脱水を警戒し巡航速度。
1700m付近でシロヤシオが咲き誇り背景の広い笹原に映える。でもガスってきたし、南に雷鳴が聞こえてくる。八風で聞いた11時の天気予報は「晴れ」、電波に雑音もないが逡巡。
遥拝石ではガスが晴れて爆裂火口壁の赤い溶岩層が見事。「ここで撤退か」と思案。でも「行ける所まで」と登り始めると雷鳴、引き返し、一服してまた進む。
サクラソウの群落が大きいし、竜巻山を過ぎると登山道のあちこちにイワカガミが彩りを添える。さすが苦労して登った甲斐がある。シシウドとかには感動ないけどね。
唐沢小屋はきれいに維持されている。クリスマスイブに寄って以来、1〜3月の記入はなく、4月以降の記入がある。宇大WVやかわうそのShingoさんも寄ってるんだ・・としばし休憩。
さてあと30分で山頂かな、と歩き始めると雷鳴が大きくなる。溶岩円頂丘の岩場の手前で思案・・この岩場で雷雲に包まれたら・・・と撤退を判断。頂上踏んでもどうせガスガスだし。
下り始めてすぐに雨が降り始め、箱石金剛から激しい雷雨となる。笹原を走り樹林帯にしゃがんでブルブル、雷雲をやり過ごす。遥拝石では雨が止んで青空も見える。
「山を下りたら晴れ」って世の中こんなもんさ、って下っていくと二つ目の雷雲が迫り、また大雨。水場付近の笹原は樹木もなくヒヤヒヤだったけどあとは樹林の中で落雷の心配はない。
行者堂では小雨になり、白糸滝で泥に汚れた手袋、ズボン、靴を洗い、お日様に当たりながら香車堂経由で駅まで歩いた。上と下では天気は全然違うものですね。
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