アルゼンチン・パタゴニア地方トレッキング�◆屮侫�ッツロイ山群」
mizuki
コースタイム
2月1日：カラファテ→ペリト・モレノ氷河→カラファテ→チャルテン（ホテル泊）
2月2日：チャルテン→フィッツロイBC（幕営）
2月3日：フィッツロイBC→セロ・トーレBC（幕営）
2月4日：セロ・トーレBC→チャルテン→カラファテ（ホテル泊）
2月5日：カラファテ→✈→ブエノスアイレス（ホテル泊）
2月6日〜8日：ブエノスアイレス→✈→アトランタ→✈→成田
| 過去天気図（気象庁） | 2013年01月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
飛行機
「ラス・トーレス小屋」→エスペランサ→カラファテ→チャルテン |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・アルゼンチン側のフィッツロイ山群には、山小屋は無く、各BCでの幕営となる。 自分で幕営用具一式を持参してのトレッキングも可。 チャルテンにあるエージェントが各BCに設営している常設テントを予約することも可。また、ガイドや各種アクティビティーの手配も行っている。 ・トレイルは整備され、迷うことはない。 |
写真
途中で見た「グアナコ」
母親に子供が甘えていました。
人間より羊や牛の方が多いというアルゼンチン。主食は肉。途中寄った牧場では、アサード（バーベーキュー）の羊肉が焼かれていました。もちろん、私たちの昼食用です。
この旅、初めてのまとまった野菜サラダ！羊のアサードは茶色い木の皿で食べます。柔くて美味しかったけれど、毎日が肉、今晩も・・・！
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羊のアサードは茶色い木の皿で食べます。柔くて美味しかったけれど、毎日が肉、今晩も・・・！
街の名前にもなっている「カラファテ」ブルーベリーに似た実。甘くて美味しいけれど、3〜4cmもある刺がびっしり！ 採取が大変！
ジャムとお酒をお土産に買ってきました。
ブルーベリーに似た実。甘くて美味しいけれど、3〜4cmもある刺がびっしり！ 採取が大変！
ジャムとお酒をお土産に買ってきました。
ここから一番遠いのは日本。なんたって、地球の裏側ですものね！
【2月2日】今日からフィッツロイ山群のトレッキング開始。
良いお天気です。明日は天気が崩れるので、今日の内に、ロス・トレス湖を往復して、フィッツロイBCに入ります。
今日からフィッツロイ山群のトレッキング開始。
良いお天気です。明日は天気が崩れるので、今日の内に、ロス・トレス湖を往復して、フィッツロイBCに入ります。
中央：フィッツロイ左：ポワンスノ
右の低い山：メルモーズ
その右の低い山：ギヨメ針峰（HNK登攀隊が、フィッツロイの代わりに登った山）
ファン氏は全部登ったそうです！
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左：ポワンスノ
右の低い山：メルモーズ
その右の低い山：ギヨメ針峰（HNK登攀隊が、フィッツロイの代わりに登った山）
ファン氏は全部登ったそうです！
こちらは、ロス・トレス湖
【2月3日】天気予報通り、朝から雨。セロ・トーレBCに向かう途中、強風になり、時々耐風姿勢を取ってしのぎました。強風に巻き上げられる水煙です。
天気予報通り、朝から雨。セロ・トーレBCに向かう途中、強風になり、時々耐風姿勢を取ってしのぎました。強風に巻き上げられる水煙です。
夕方、散歩に往復しました。
ホテルからブエノス・アイレスの街。ヨーロッパの雰囲気です。
【2月7日〜8日】乗り継ぎのアトランタの空港には、コンコースにキング牧師の記念パネルが設置されています。
まだ、人種差別が激しかった頃、街には公然とこんな看板が。
乗り継ぎのアトランタの空港には、コンコースにキング牧師の記念パネルが設置されています。
まだ、人種差別が激しかった頃、街には公然とこんな看板が。
感想
・旅の後半は、国境を越えてアルゼンチン・パタゴニアへ。
・クライマー憧れの、フィッツロイやセロ・トーレの大岸壁に出会う旅。
・NHK「グレート・サミッツ」の「フィッツロイ編」を2回も見た。NHK登攀隊は昨年2月にアタックしたが、強風で断念。予備日のたった1日の天候安定日を使って、替わりに、隣の2579mのギヨメ針峰に登った。
・何という、幸運！ その時のガイドのファン氏が、今回のトレッキングガイド！ フィッツロイやセロ・トーレも登っている一流のクライマー。登攀ルートや壁の様子を教えてもらった。聞いているだけでわくわくする。
・こちらには山小屋は無く、BCでのテント泊。チャルテンのエージェントがテントを常設しており、テントキーパー兼コックが、食事の準備をしてくれる。
【2月1日】
・カラファテから専用車で、フィッツロイ・トレッキングの基地となるチャルテンの町へ向かう。
・途中、「ペリト・モレノ氷河」に立ち寄る。クルーズ船で海から、そして陸からも見物。
・パタゴニア地方の巨大な氷河はアルゼンチン側に発達しており、流れ出す速度が速く、崩壊の様子がよくみられるという。
・テレビで見たあの光景が、眼前に展開していた。舌端部の崩壊音が轟き、氷隗が湖に落ちていく大自然のショーを満喫。
・チャルテンの町は、こじんまりとしていた。フィッツロイの大岸壁をやるクライマーの為に開拓されたような町。前衛の山々の向こうから、強大な岸壁が顔をのぞかせている。
・近くには数ピッチをやれる練習用の岸壁もあり、クライマー7達はそこで練習してビッグ・ウオールに挑戦するのだそうな。
【2月2日】
・この朝、ガイドのファン氏を紹介される。歩きながら、フィッツロイかセロ・トーレのどちらかを登った事があるかと聞いたところ、どちらにも登ったという。そこで、NHKの話をしたら、その時のガイドは自分だというではないか！ まさかの幸運に感謝！
・明日は天気が良くないので、この日のうちにロス・トレス湖を往復して、フィッツロイBC幕営に予定変更。
・フィッツロイはロス・トレス湖から直にせりあがっていた！
・ファンに取りつきまでの経路や、ルートの様子を聞く。想像するだけでわくわくしてくる。NHK隊が悪天候で登れなかったので、登攀の様子が見られなかったのを、改めて残念におもう。
・フィッツロイBCでは、枯れ木のベンチに腰を掛け、野外の食事を楽しんだ。
【2月3日】
・天気予報通り、朝から風が強く、時折雨。
・湖畔に差し掛かるころ、立って居られないほどの強風。湖の水が強風で巻き上げられ、水煙となって飛ぶ様は、すごい！
・セロ・トーレBCは、食堂やキッチンテントが常設できる幕営地。早く到着したが、セロ・トーレは厚い雲の中。
・暇なので、トーレ湖まで散歩。
・夕刻、雲が取れて、その先鋭的な姿がくっきりと見える。また、湖畔まで散歩し、美しい景色を堪能する。
【2月4日】
・良いお天気。BCから、真っ赤に染まったセロ・トーレをカメラに収める。
・今日は、トーレ湖に登ったあと、チャルテンへ戻り、さらにカラファテへ。
・ファン氏に。フィッツロイとセロ・トーレのどちらの登攀が好きか聞いたところ、セロ・トーレだという返事。一本の棒のように天に向かって伸びる岸壁を見ていると、登れない自分にもその魅力が感じられた。
・ファン氏とはチャルテンでお別れ。
【2月5日】
・カラファテの空港から首都ブエノス・アイレスへは、午後の飛行機。午前の時間を利用して、ホテルから15分ほどの野鳥保護区へ出かける。
・カラファテの実から作ったジャムとお酒をお土産に購入。
・夕刻、ブエノス・アイレス着。
・この旅2回目のまとまったグリーンサラダにありつく。
【2月6日〜8日】
・帰国便は夕刻発なので、ブエノス・アイレスの半日観光ツアーに参加。
・私は、海外に出かける前に、訪問先の歴史や経済についてざっと勉強はするが、実地見学にあまり興味を持てない。建物などの施設見学は飽きてしまう。
・帰路、乗り継ぎのアトランタ空港のコンコースで、「キング牧師」の業績の展示パネルを見たのが、印象に残った。
・ブエノス・アイレスからアトランタまで飛行機で10時間。さらに成田まで13時間30分。行きも帰りも、なんと時間がかかる事か・・・。再訪したくても、この移動時間にいつまで耐えられるか・・・・。
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