小谷城攻城
滋賀県
nack0251
その他1人 - GPS
- 04:25
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 639m
- 下り
- 624m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:00
| 過去天気図（気象庁） | 2020年10月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
安全標識は区間にもよるがだいたい100mおきに立っていて大手道入り口から始まる。大手道→大嶽城址→山崎丸の場合�△�ら㉓まで（なぜか�，呂覆ぁ�）、清水谷ルートは大嶽城址清水谷分岐から林道までの場合㉔から㉘までナンバリングされている。
1
国人領主磯野員昌の屋敷。織田勢に攻められたとき佐和山城を守るが降参し、のち信長に仕える。
初代亮政の時代六角氏に攻められたとき援軍朝倉教景の家臣間柄備中守が守った。
小谷城主要部入り口
林道が終わるすぐのところにある番所跡からいよいよハイライト
by slow pine
初代亮政の代に敵方に内通した家臣の首をはねてさらしたとのこと
大広間の前に設けられた門。鉄を打ち付けた扉があったか。
石垣は高さ4m。大広間跡では石組みの井戸跡、蔵跡などが確認されている。
小谷城最大の曲輪。礎石の跡が残る。
この屋敷は本丸に最も近い家臣の屋敷で長政もここで自刃したとのこと。
大堀切の北側にある。三段からなる郭で虎口を左右に設けて攻めにくくしている。
京極氏の屋敷跡。大広間に次ぐ広さ。秀吉にここを攻められ南北が分断された。
長政の父久政が引退した後ここに居住。
秀吉に攻められて自刃した。
久政が軍務や政務を司っていた江北各所の六つの寺院を集めたという。
月所丸は越前に通じていた「越前忍道」と呼ばれる山をつなぐ間道の途中に築かれていた砦。北からの攻撃に備えたもの。
迷路状に設けられた土塁など朝倉氏の最新の技術で作られた
感想
小谷城攻城
今回先日購入したサイクルコンピューターのナビ機能の使い勝手を確かめにヤマレコからルートを取り込んで、試しに歩いてみた。
一般的な登山ルートは�＼郷綯�沿の道を家臣の屋敷跡を経ながら登るルートと谷の東側（右側）の尾根を伝うルート、それに谷の西側の尾根を登るルートの3ルート。
東側の尾根伝いのルートは舗装された林道が山腹まで通っていて本丸まで歩いて10分くらいのところまで近づける。
鈴鹿の自宅を6:30ころ出て下道を通って小谷城址ガイド館に9時頃着。係の方はまだいなかったが、中には入れてパンフレットをもらう。地図を見ると少し上にもまだ駐車場があるようなのでそちらに向かうが、少し上どころか中腹以上まで上がってしまい、これでは登山にならないともう一度ガイド館に戻る。途中猿の群れに遭遇した。熊出没の看板もそこかしこに。
ガイド館から歩いてまず出丸攻城。追手道の旧道も通じているようだが、通行止めになっており。先ほどの舗装された林道をしばらく上がっていくと出丸への山道分岐に出合う。出丸への山道への取り付きはけっこう大がかりな仕掛けになっている。
出丸というだけあって本丸などの並ぶ主尾根からぽつんと離れたところにあるので、ここを守る部隊はずいぶん心細かったのでは。削平地の広さも100人も立てこもればいっぱいというくらい。
出丸を落とした後、車に戻って数百メートルくらい西側にある小谷城戦国歴史資料館に向かう。
資料館に車を停めて山に入る。清水谷を登って行きたかったのだが、林道を進むルートのようだが、なんとなく一般登山者が通れるような雰囲気でなく、一般ルートと思われる追手道から山に入る。
出丸からの道とどこかでつながっていたのかもしれない。そのまま歩いてきてもよかったのか。
間柄峠に続く望笙峠は見逃した。
金吾丸は枝道から行く。そのまま行っても林道終点で主尾根ルートと合流できたと後で知ったが、知らずに戻る。
林道が終わるすぐのところにある番所跡からいよいよハイライト。
山全体が要塞化。これだけの規模の山城は初めて。中世五大山城の一つらしい。三重の山城で近いのは釆女城か？
番所跡から遺構が目白押し。尾根沿いのいたるところが削平地となっており棚田状に曲輪が重なる。尾根の左右の斜面にも帯曲輪が設けられている。
曲輪一つずつ輪郭を歩いてゆっくり登る。
浅井長政が自刃した赤尾屋敷跡は惜しくも派生ルートだったので割愛したが、本丸から見下ろせた。
本丸と中丸との間にある大堀切は圧巻。写真ではその様子を伝えられないのが残念。
曲輪群最頂部の山王丸には本丸を上回る高さ5メートルの大石垣が残る。
山王丸、六坊跡を過ぎると尾根ルートは大きく西に曲がる。その辺りがそのまま西方向の頂上に向かうメインルートと南西方向の清水谷に下るルート、それに北東方向につづく尾根の途中にある月所丸（げっしょまる）に向かうルートと三方向に枝分かれしている。
だいたいの登山者は頂上の大嶽（おおづく）城跡をピストンして清水谷に降りていくようだが、月所丸にピストンで立ち寄った後、谷の西側の尾根伝いに福寿丸と山崎丸に立ち寄りながら降りてくることにする。
月所丸に行く途中クマタカの初列風切羽を拾う。うれしい。
月所丸は越前に通じていた「越前忍道」と呼ばれる山をつなぐ間道の途中に築かれていた砦。
大嶽（おおづく）城は初代亮政築城。小谷城落城の際は朝倉氏の援軍が守備していたとのこと。城跡からの下りは西側の尾根伝いのルートを取って福寿丸、山崎丸に立ち寄る。
福寿丸も山崎丸もそれぞれ三重県の田舎の山城に匹敵する規模。
ピークをつないでアップダウンのあるコースかと思ったが、すべて下りで通す。
2時間くらいでと思っていたが倍以上かかる。
途中筒状の容器に入れたフルグラを行動食として食べながら歩く。
サイクルコンピューターは山歩きでもけっこう使えることがわかった。
ルート途中の各所で伊吹山、琵琶湖方面の展望が開ける。
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