暴風注意!! 久住中岳


- GPS
- 06:00
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,071m
- 下り
- 1,069m
コースタイム
天候 | 雪 強風 気温−6℃〜−8℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
売店、食堂、温泉多数。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
池ノ小屋〜法華院温泉間のルートは土砂災害のため通行止め。 白口岳〜鉾立峠間は急斜面のため降雪時は注意。 |
写真
感想
寒波到来。前日の予報から、午前中雪で、昼からは晴れ間が見えそうだということで、「これは行かねば。」と、前日の夜に長者原に入り、車中泊。夜寒さで中目が覚めると、車が揺れるほど風が唸りをあげていた。
翌日、7:30起床。雪はぼちぼちだが風が強い。気温は−6℃ほど。とりあえずわかめご飯にお湯を注ぎ、身支度を済ませ、8:10ごろ出発。
硫黄山の分岐辺りから風が一段と強くなってくる。諏峨守越までは背中から追い風だったので異様に体が軽く、楽に登れたが、峠を越え久住分れの方を向くと、今度はすさまじい向かい風。窪地なので風の通り道になっているようだ。普段より厚手のグローブをしていたにもかかわらず、指先が冷えてジンジンと痛い。「ここまで風が強いのは初めてだな。」と思っていたが、この後、更なる強風に襲われることになる。
久住分れを過ぎ、天狗ヶ城の手前付近まで行くとまた風が強くなってきた。山頂では気を抜くと体が持っていかれそうになる。出来るだけ岩陰に隠れるようにしながら、中岳へ。中岳山頂ではさらに猛烈になり、まともに立てない。踏ん張っていてもよろけるほどの突風が吹き、「さすがにこれは危険だ。」と風裏になる池ノ小屋方面にそそくさと下りた。
さて、ここで久住分れに戻るか、白口岳経由で坊がつる方面に行くか。
同じ道をピストンするのは嫌いだ。
よって自動的に白口岳方面に決定。
風も弱まるだろうと思っていたが、甘かった。白口岳から法華院方面へは頂上直下から急な下りになるのだが、予想以上の横風。ここはマイナールートなうえに、こんな日にはまず人は来ない。しかも一人。バランスを崩すと滑り落ちるような斜面を必死に下る。難所を過ぎると風も弱くなり、無事下山できました。
強風の恐ろしさを体感した山行でした。
本日学んだこと。
・風が強いときは無理をしない。
・状況を考慮してルートを考える。
・バラクラバをかぶると、気付かないうちに大量の鼻水が垂れたとき、すごく気持ち悪い思いをする。
はじめまして(*´∇`*)
先週とは違いすごいことになってますね(;_・)
無事下山できて何よりです(ノ_・,)
また、来週行く予定にしてますので、私も無理せず中止も念頭に置いてのぼろうと思います(*´∇`*)
私のスマホも寒さに弱いので、冬は体に近いところに携帯しています(*^^*)
ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ 九州の雪山!恐ろしい!
無事帰還できてよかったですね。
初めまして。
春に中岳に遠征しました。
冬はどんな感じになるのだろうと覗いたらなんと
まさか冬にこんな雪山になるなんて
また行きたい山だけど、冬は無理そうですね。
暖かくなるのを待とうっと
初めまして。
写真みてびっくり、小吹雪じゃないですか。下山出来て何よりでした。安全第一で頑張ってください。
最後まで晴れ間は出ず、景色も見えず、修行のような山行でした。ドMな方以外お勧めいたしません
今回の寒波が緩むとすごく条件がよさそうなんですが
みなさんは無理せず気をつけて山を楽しんで下さい。
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