水戸街道3（土浦城下→片倉宿）

2020年10月11日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 28.8km
• 登り: 45m
• 下り: 23m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:30

7:30 土浦城下
16:00 片倉宿

天候

曇り後雨（24/17）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

★行き
JR東日本常磐線土浦駅

★帰り
関東電鉄バス堅倉バス停

写真

10/11 7:26

土浦の御城下、「ほたて食堂」前から水戸街道歩きをスタート！

10/11 7:48

土浦の御城下を出てほどなく眞鍋宿（宿場ではない）。

10/11 7:50

照井の井戸で道中の飲料水を汲みます。

10/11 8:15

松並木。ちょこっとだけど、かつての街道の雰囲気を感じられます。

10/11 8:21

板谷の一里塚。江戸から20里目。両塚が残っています。

10/11 8:42

中貫宿。本陣が現存（しかも現住）しています。

10/11 9:21

下稲吉の一里塚。半分削られちゃってますが、かろうじて残ってます。

10/11 9:30

稲吉宿。ここも本陣が現存（現住）してます。

10/11 9:32

隣には旧旅籠も現存。素晴らしい！

10/11 10:28

千代田の一里塚。インターチェンジの中にあります。

10/11 11:07

恋瀬橋を渡り、旧道の痕跡を歩きます。

10/11 11:24

府中（石岡）の御城下に入りました。安政元年創業の府中酒造（府中誉）の酒蔵を見に寄り道。

10/11 11:33

府中（石岡）の御城下。昭和初期の素晴らしい看板建築が多数見られます。

10/11 11:42

路地にもいい建築が。

10/11 11:51

府中藩（石岡藩）の陣屋門。

10/11 11:55

陣屋跡。今は石岡小学校になっています。

10/11 12:01

常陸国総社宮にお詣り。非常に古く格式のある神社です。

10/11 12:03

本殿は天和3年（1683）に再建されたもの。

10/11 12:05

帰りは旧参道から。

10/11 12:16

お昼は創業130年という蕎麦屋「東京庵」さんで。

石岡の一里塚。ここも両塚が残っています。

10/11 14:28

竹原宿。本陣も脇本陣も無い小さな宿場だったそうです。写真の「いのうえ食品マート」（閉店）のあたりが、3軒あった問屋のひとつだったとか。

10/11 15:53

片倉宿。本陣加藤家の門は、幕末に天狗党によって焼かれたものの、焼け残った柱を使って平成4年に復旧したもの。

10/11 15:57

片倉宿。宿場が直角に曲がる角に建つ旅籠、その名も「かと屋」。かと屋は、すぐ近くの別の建物で今も旅館を営んでいます。

10/11 16:01

ここで打ち止めにし、堅倉（現在はこう綴る）バス停から石岡駅に向かいます。バスを待つ間に、貴布禰神社にお詣り。

撮影機器：

SHV47 SHARP

感想

musashinokoyu

　一昨年の4月以来、実に2年半もほったらかしにしていた水戸街道を、土浦の御城下から片倉宿まで歩いてきました。ちなみにほったらかしにしていたのは、水戸城の復元（大手門や二の丸角櫓など）が終わるのを待っていたからです。

　帰りのバスの都合で28キロと普段と比べると距離は短いものの、スタート地点である土浦と府中（石岡）と2つの城下町、4つの現存する一里塚、2軒の現存する本陣など、とても見どころが多く、内容の濃いルートでした。

　旅の様子は写真をご覧ください（サボり）。

　宿場は本陣以外にも立派な門や塀を構えたお屋敷が多く見ごたえがありました。
　なにより、昭和初期の看板建築が多く残る石岡の町並みが印象に残りました。

　江戸と水戸様の御城下を結び、多くの大名家が参勤交代で通行した街道だけあって、なかなかのものですね。

　次回は水戸街道歩き最終回（第4回）。片倉宿から、水戸の御城下を目指します。